修行 その三十四 神子 びっくりしちゃった!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
ようやく少し話が進みそうです。また冗長になっていた気がする……。
これからも楽しんでいただけると嬉しいです。
メルルがみんなに祝福をあげてから、もう一週間くらい?
今日もみんなと一緒に元気に勉強したり、遊んだり、神殿や村……街のお掃除したりと毎日忙しくて、とっても楽しいの!
神殿の神官さんたちも、街の人たちも、もうすっかりメルルに慣れてくれたのかな?
お買い物のお手伝いに行くと、お店の人がお菓子や果物をくれるの。ニッコリ笑顔でお礼を言うと、笑って頭を撫でてくれるし。
この街の人はみんないい人ばっかりね!
ちなみに、神殿のお外を歩くときは、頭に布を巻いてるの。メルルのお耳を隠すために。
神殿の人やもともと街に住んでる人たちは、だいたいメルルのことも、ママの眷属のリルお姉ちゃんたちのことも知ってるけどね?
でも。この村もママが初めて来た頃より、人が増えてずうっと大きくなって。外から商人さんや巡礼の人たちがたくさんくるようになったから、お耳を隠すようにってママとパパから言われたの。
知らない人がメルルのお耳を見たらびっくりしちゃうからって。
メルルのお耳はとっても可愛いって、みんな言ってくれるのに……ちょっとだけ残念ね。
今日も、ザザちゃんにリルカお姉ちゃんとオデットお姉ちゃん、レイお姉ちゃん、ユルンお姉ちゃんと一緒にお買い物。
神殿の神官さんや孤児院の子たちは全部で何十人もいるから、食べ物とかたくさん必要なものはお店の人が届けてくれるんだけどね?
それ以外の細々した日用品とかは、自分たちで買ってくるの。ちょっとした食器とか、布とか。
ザザちゃんに右手を、リルカお姉ちゃんに左の手を。ザザちゃんの右手はオデットお姉ちゃんにつないでもらって、ご機嫌で道を歩くの!
すれ違う街の人たちがみんなニッコリご挨拶してくれるから、メルルたちもニッコリご挨拶。こんにちは!
レイお姉ちゃんとユルンお姉ちゃんは後ろで並んで歩いているけれども……やっぱり何か言い合いをしてるみたい。
前にママが言ってた「ケンカするほど仲がいいのです」ってことなのかな?
お買い物を済ませて大通りを歩いてると、通り過ぎた馬車が止まって扉が開いたの。
中から体を乗り出してきたのは、きちんとした身なりの女の人。お年はリルカお姉ちゃんのママとおんなじくらいかな? もう少し年下?
女の人はリルカお姉ちゃんを見て喜んでるみたい。
「リルカ? あなたリルカよね!? うわぁ〜、久しぶりねっ!」
「ハンナお姉ちゃん!?」
馬車から飛び降りたハンナ(?)さんは、走りよってきてリルカお姉ちゃんに抱きついたから、びっくりしちゃった!
……リルカお姉ちゃんに歳の離れたお姉さんがいたのかな? 知らなかったの!
Q、ハンナお姉ちゃんとはいったい何者でしょうか?
①生き別れの姉。
②小さい頃遊んでもらった近所のお姉ちゃん。
③巫女に取り入ろうとしている詐欺師。




