修行 その三十一 神子 祝福するから集まってー!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
バンザ〜イ!お店の人員増強されました!
ただし、みんな新人さんだから色々教えないと戦力にならない!しかも今、繁忙期だし!もう少しだけ早く増強して欲しかったなぁ!(^o^;)
これからも楽しんでいただけると幸いです。
人族 孤児 lv2 ♀
名前 ザザ
HP 10
MP 9
STR 6
VIT 7
AGI 7
MGI 9
スキル
逃走 隠密
称号
神子の友 神子の祝福 孤児 貴族の庶子 悪食
神子って、メルルのことだよね?
ザザちゃんがメルルのお友達なのは当然として(えっへん!)、祝福もあげてたんだ!
メルルも、ママやパパみたいに祝福をあげられるのね。初めて知ったの!
『神子の祝福 愛護神と月神の子である神子から与えられた祝福。親愛、友愛を感じている者の幸福を願う気持ちの現れであり、ささやかな幸運と健康を祈る。運気と病気耐性が少し上昇する』
メルルの祝福はちょっぴり運が良くなって、病気に強くなるのね。パパやママの祝福や加護よりもずっと弱いけれど、メルルがまだ子供だからしょうがないのかなぁ。
でもでも、弱い祝福ならザザちゃんだけじゃなくて、他のお姉ちゃんやお兄ちゃんたちにあげてもいいかな? リルカお姉ちゃんにもあげたいし。
そうだ! リルお姉ちゃんやランお姉ちゃん、オデットお姉ちゃんたちにあげてもいいよね!
パパやママにはあげられるのかなぁ? 今度聞いてみよっと!
また抱きついてほっぺをスリスリしてるザザちゃんの頭を撫でながら、オデットお姉ちゃんに一応確認しておくの。
メルルはいい子だから、いきなりみんなを祝福したりしないのよ?
「オデットお姉ちゃん。ここにいるお姉ちゃんやお兄ちゃんたちも祝福してもいーい?」
小首を傾げて聞いてみると、オデットお姉ちゃんは一回だけ目をぱちくりと閉じて開けたけど、すぐにニッコリして許してくれたの。
「まあ! メルル様からの祝福なら、きっとみんな喜んでくれることでしょう。ご随意になさいませ」
やったあ! それじゃあ、みんな祝福するね!
一緒に座ってるお姉ちゃんたちは、オデットお姉ちゃんの言葉違いがよく分からなかったみたいだけど。
「(……ねぇ、ゴズイイってなに?)」「(あたしに聞かないでよ!)」「???」
ザザちゃんも分からなかったみたいでキョトンとしてるけど、目を合わせたらまたニッコリ笑ってスリスリしてきたの。頬ずりが大好きなのね!
ザザちゃんを促して、手を繋いで立ち上がるの。
それから……いたずらっ子を本気で追いかけてるリルカお姉ちゃんを呼ばないと。
リルカお姉ちゃんは男の子の首に腕を回して捕まえたみたい。
メルル、これ知ってるの。たしか『へっどろっく』っていうんだよね!
時々、ママがパパにしてるし。なんていうか、見てるととっても痛そうだけど、戯れてるだけなのかな、パパも少しだけ嬉しそうなのよね。ママが大好きだからかな?
ママの方は呆れているんだけどね!
う〜んと。ということは、この男の子はリルカお姉ちゃんのことが大好きなのかなぁ?
やっぱり痛そうだけど、ほんの少しだけ嬉しそうだし。
「はぁはぁ……メルル様、お呼びですか?」
うん!
みんなー! メルルが祝福するから集まってー!
ザザちゃんのステータスは後で修正するかもしれません。
進化前のリル(素の角うさぎ)やレイのステータスを参考にしましたが、野生のうさぎと四歳児の体力差はどんなもんでしょうね。




