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転生世界の野望(仮)  作者: even
穏やかな日々
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塹壕戦の理論と実習

次の日太陽が昇り少し気温が上昇したとき、突撃砲兵隊は同じ所に集合した。

「集まったね?それでは昨日の続きを始めます。奥が敵側で手前が味方側と想定して呼称します。まず、塹壕の深いところ排水用の溝を掘る。これは、塹壕内の衛生状態を良くする為の物です。では、奥から手前にかけて緩い下り坂にし一番手前は2cm位の溝を掘りましょう。」


しばらく手を動かし成型


「次に掘り出した土を奥に敷き詰め、二段で作り合計50cmくらいにしていきます。これは、攻撃しやすくするためです。また、奥の掘り下げ位置から50cm位の所を軽く盛り上げるといいでしょう」


また手を動かす


「これでメインの塹壕は完成です。まあ皆塹壕に入って銃を構えてみてね。」

「ミリアちゃん!この塹壕は私が教えてた物より銃と頭以外隠れるね!」

「まだまだ終わらないよ?ヤーク」


スコップを手に取り、また掘り出す。


「次に待避壕を作ります。これは、私が開発した榴弾砲と同じ系統の砲弾から待避する事が目的の物です。数人で約3×3×2mの穴を掘りましょう。掘り終わったら四つの面に角材を縦に1.5m位になるまで叩き壁を作ります。出来たらその上に角材を敷き詰めます。それが終わったら上に掘った土をかぶせて塹壕の掘り下げ開始点と同じになるようにする。」


マンパワーを使い一気に待避壕を作り上げた。


「土をかぶせる事で破片を無効化し尚且つ何も無いように錯覚させれます。そして、塹壕の真ん中に奥に向かってでっばりを作り観測所にします。」


塹壕を上から見ると上(敵側)にむかって一カ所でっぱり、すぐ後方は本塹壕となっていた。土で見えないがすぐ後方には待避壕がある。


「次に、大型になると、塹壕が2線、3線と続くようになります。塹壕は横だけのものだと突破された時取り戻すのが困難な事が多くなります。それを回避するのは、本塹壕を斜めに設置して、のこぎりの刃みたいな形状にしたり、後方から増援を向かいやすくする縦方向の塹壕を追加したりします。私の予想ですが、我が部隊の自走砲によって塹壕戦が本格的になると思われる。よってこれらを熟知しないと簡単に突破されてしまうでしょう」


塹壕の説明が一通り終了し塹壕からの射撃訓練を始めるのだった。


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