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転生世界の野望(仮)  作者: even
第6章 北方反攻作戦
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ユピル平原の戦い~二日目~

突撃砲兵隊とミニア軍の連合とトレドニア軍の中央が激しくぶつかり合う。

人間とミリア達の獣人では、身体能力に差がある。人間達は攻撃・防御魔法が使えるが獣人は自らの体を強化する魔法しかできなかった。白兵戦では、獣人の方が力と俊敏性で上回る。だか、ミリアがその常識を破っていたのだ。


遠・中距離は科学力でカバーし、近・至近距離では本来の力で押し切るものである。


中央の塹壕北側は突撃砲兵隊の独壇場であったが多かれ少なかれ負傷者が増えていた。ミニア軍では南のトレドニア砲兵からの砲撃と塹壕からの反撃で被害が増えていた。


30分が過ぎると大方中央の塹壕を制圧、トレドニアの残兵は東と南の砲陣地に煙幕を張りながら後退。


この地点での被害は、牽引車1両が被弾で変形した装甲で行動不能、突撃砲兵隊員では32人ほど重軽傷を負っていた。ミニア軍では、500人前後死亡または重症を負っていた。対しトレドニア軍では、1000人前後死亡または重症を負っていた。


負傷兵を後方に輸送するため牽引車の半数はそれに裂かれ突破力がどんどん下がっていく。こうして2日目の午前の地点で両軍ともに攻撃力が半減しにらみ合いになってしまった。


両軍ともに塹壕に篭り榴弾砲でもカルヴァリン砲でもさほどダメージにならなくなった。

両軍との間は200mほど離れ、北の制圧した塹壕にはミニア軍が負傷兵を輸送している牽引車のピストン輸送で兵力を注入していく。中央の塹壕では北からの脅威がなくなり東と南からの敵に注意すれば比較的に安定していた。


北と中央のミニア軍は塹壕を延長してつなぐ計画を立てる。


突撃砲兵隊は中央の塹壕で偶発的に起きる銃撃戦で敵の突撃を防ぐ役割を持つようになっていった。

ミリアは粉砕した敵部隊の装備を集め予備の武器として中央の塹壕の退避壕に保管するように指示。


昼頃になると手空きの兵は武器の手入れをするようになる。手入れを終わらせ、見張り員以外は休憩に入った。


突撃砲兵隊の牽引車は交代で運転を続ける。3時間が過ぎ、少し輸送が落ちつくと今度は、動けなくなった牽引車を牽引して負傷兵を収容しているところの近くまで引っ張った。


トレドニアでは、東に新たに塹壕を構築する動きが見え、南では露出している砲陣地を土嚢で防御力向上を図っていた。


突撃砲兵隊の榴弾砲は北の塹壕に陣を構えていたが弾薬不足により砲撃を中止せざる終えなかった。

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