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転生世界の野望(仮)  作者: even
第6章 北方反攻作戦
55/123

ベスン防衛戦

ベスンは、1日過ぎるごとにどんどん物資が集まっていく。

しばらくは戦闘はなかったが、1か月が過ぎようとしていた朝靄が出ていた日、それは起こったのである。


・・・・バサッ・・・バサッ・・・


ベスン守備兵A「何か聞こえないか?」

ベスン守備兵B「ん?何も聞こえないが?」

ベスン守備兵A「確かに聞こえたんだかなぁ」


ゴァーーー


ベスン守備兵C「こ・・・これはドラゴンだ!警報をならせ!」


カンカンカンッと鐘を鳴らして敵襲を知らせた


ミリア「な・・なんだ!?」


かばっと簡易ベッドから飛び起き窓を見ると上空からドラゴンが攻撃をしようとしているのが見えた。


ミリア「ドラゴンか!!「総員戦闘配置!」」


ミリアは、通信魔法で戦闘配置を伝え自ら銃を取って向かった。しかし、ミリアは忘れていた。下着姿の上にコートを羽織っただけだったことに。


詰め所から柵に向かい、途中で突撃砲兵隊の皆と合流した。


柵に着くと守備兵から現状説明を受け全体の状況把握に努めたが守備兵の顔がやけに赤かった。


ヤーク「気付いてないのかな?楽しいから何も言わないでおこう」


距離が離れてるヤークはつぶやいた。

ミリアは考えていたがその時空中のドラゴンたちが強襲を始めた。


北から攻めてきたドラゴンたちは、火炎で柵を壊しながら次々と守備兵を倒していく。あるものは首を折られ、切り刻まれた。

ミリアはすぐに反撃、ドラゴンの首や胴体に撃ち込むが効果が無かった。


ミリア「くっ・・・鱗硬すぎ!!」


ダメージは無かったが動きを封じることがなんとかできていた。建物や柵に隠れながらどんどん撃ち込んでいく。しばらく、撃ちつづけるとドラゴンが火炎で反撃しようと口を開けたが、弾幕射撃中に口を開けたため口を下から射撃することとなり、上顎から脳幹大脳と貫通した。とたんに倒れ動かなくなった。


ミリア「よし!倒したぞ!!」

守備兵A「1匹倒したのか!!」

ミリア「こ・・・これが後数十匹・・つらい」


北の空にいるドラゴンが一斉に攻撃を仕掛けたらひとたまりも無かった。


ミリア含む4人で先ほど倒したドラゴンを盾に前に出る。体のほとんどをドラゴンの死骸で隠して狙撃体勢に入る。


ミリア「私らでドラゴンを空から引きずり落とす!!落ちたら皆で集中射をお願い!!」


そう言うと一番近いドラゴンに狙撃を開始する。

ターンターンターンとドラゴンの翼に集中狙撃するが1発しか命中しなかった。


ミリア「やはりむずかしい・・・」


精度が高いミリアⅡ型だがそれはマスケット銃に比べてのことである。


ドラゴンはミリアの存在に気付きその方に降下してきた。


ミリア「いくら硬くてもそこは硬くないだろう!」


高度が下がったところを見計らい目を狙撃、ドラゴンは痛みで墜落した。そこへ、突撃砲兵隊と守備兵の集中射撃開始して2匹目を倒したのであった。


苦戦しながらもなんとか2匹を倒すが数が多すぎて戦況は変わらずかなりの不利である。


2匹目を倒した辺りから総攻撃が始まった。


ミリア「くっそ!」


降下して近づいてくるドラゴンを撃墜していくが守備兵が次々と犠牲になっていく。ミリアは銃剣を手にし近距離戦闘を仕掛けようと突撃、ヤークや他の隊員なども習い突撃。

そこで人間には出来ない攻撃を繰り出す。そう、爪である。

獣人の爪は鱗の間に上手く刺さり、足から背中、首へと登る。そこからはドラゴンの解体ショーと化していた。両翼を切断して飛べなくし、両目を潰し、そこから致命傷になる銃剣での突き刺しが加わる。この攻撃で10匹を倒しドラゴンたちを撃退する事が出来たのである。


ミリア「終わったみたいだな」

ヤーク「つ・・疲れた・・そういえばミリア~その格好気付いてる?」

ミリア「は?」


ドラゴンの血で赤く染まってはいたが下着姿だったこともダメージを受けたことも影響して紐状態になっていた。


ミリア「いや~!!早く言ってよ!!!」


ミリアはうずくまってしまった。


ヤーク「普通分かるでしょう、言わなくても。それにしてもミリアはでかいね~」


ミリア「服持ってきてよ!!」


こうして、ドラゴンの襲撃は終わったのであった。

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