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転生世界の野望(仮)  作者: even
第6章 北方反攻作戦
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ベスン攻略作戦

突撃砲兵隊は、ミニア軍本隊と合流できたが負傷兵が多く出ていた。


北方戦線は初期の段階では、補給できる場所が近く医療品もある程簡単に補給を受けることができたが戦線拡大により、より遠くまで補給せねばならなく必然的に進軍速度は遅くなってしまった。


ミリア「何があった!」

ミニア軍兵士「せ・・戦闘中に空から・・・」

ミリア「空?私が見たドラゴンか?」

ミニア軍兵士「たぶんそうだ・・・」

ミリア「う~ん・・厳しいな・・・」

ミニア軍兵士「す・・まない・・」

兵士は失血が理由で気絶してしまった。


ミリア「く・・・これから空も警戒対象にしないといけないか・・」

ヤーク「休憩する時間も無いよ!!」

ミリア「ち・・・仕方ない町を早急に確保しないと進軍の橋頭保ができないな」

ヤーク「え?」

ミリア「すまない・・・皆!私に命を預けてほしい!我々突撃砲兵隊はここより東に100kmほど行ったところにあるといわれる町を攻略する。流血は必至だ!敵の数を計る時間は無い!なぜなら我々は補給線が伸びて補給が受けづらいからだ!戦力もこの通り正規軍はぼろぼろで負傷兵が多数を占めている!動けるのは我々だけだ!気合を入れて速攻を仕掛け町を攻略する!我々に栄光あれ!」

突撃砲兵達「うぉおおおお!!!」

ミニア軍兵士「く・・・彼女ら士気高いな・・・神よ・・・彼女らを頼む」


雪が積もる中辺り一面に突撃砲兵の咆哮が轟いていた。


ミリア「大至急物資満載し行軍準備せよ!」

各砲長「了解!」


慌ただしく総員が動き回る、残ってる物資をかき集め医療品を配布する。そう、深い傷を負ったら応急処置も不能にな。突撃砲兵隊にとってはかなりきつい決断であるが開いたスペースに弾薬と食料を多く詰むためのものである。


ヤーク「準備完了したよ」

ミリア「よし・・・行軍開始!」


ミリアを先頭に一列になり行軍を開始する。


一面銀世界の草原に2本の溝を作りながら進軍するが気温が下がり-が二桁になろうとしていた。雪はさらさらしていて風で辺りを白くする。しかし、砲兵隊の牽引車はエンジンにより温めらられ雪が付くと瞬時に水になった。


いつしか草原を通過して山道を進軍する。右手には雪山が動物の侵入を拒もうとしているかのようにそびえ左手には凍った細い川があった。1つ・・・また1つと丘を越え平地に出るとそこには目的の町ベスンを発見する。松明が町の外に等間隔に設置してあり、あたりを照らす。奥の方では蒸気機関車の音がする。城壁はないが柵で強固に何重にも張り巡らされ相当な人数で守っているのだとミリアは思っていた。


ミリア「よし・・・気づかれないように砲撃準備!」


気づかれないように慎重に砲撃準備を進める。


辺りは銀世界、榴弾砲自体も例外では無く表面は氷で覆われ、壊しながら準備、手空きの者は食事と休憩をとり戦闘に備えた。

日が暮れるのを待っていたが天候がどんどん悪くなった。

辺りが少しずつ暗くなり始めた頃には吹雪に近い状態で視界がかなり悪い、その距離50m。


ミニア「よし!指示したとおりに砲撃を開始せよ!弾薬は全て使う勢いて使え!!   てーーーーぃ!!」


各砲は指示通り砲撃を開始する。突然の砲撃により柵の周辺の兵士は阿鼻叫喚し瞬く間に混乱が生じた・・両軍ともに視界不良で敵の種類、数が全く分からない状態である。


突撃砲兵隊の榴弾砲はまず柵を破壊するために仰角を2門ずつずらして速射、着弾する音が続く。その時、頭上を砲弾が通り過ぎた。


ミリア「敵にも砲兵が居るもよう!」


単純な撃ち合いでは3倍以上の装填速度を持つ150mm榴弾砲が圧倒的に有利である。数発撃ちおわる頃には周りに廃薬莢が転がり熱で雪が溶け湯気を出していた。

圧倒的な榴弾砲の火力により柵は火災と破壊で虫食い状態なっていく。火災の光で町は巨大な松明と化し降雪でも町を確認できるようになった。


ミリア「弾薬尽きたら着剣せよ!」


200発以上携行してきたはずなのに10分程度で弾薬を使い切り弾薬専用の実装せねばとミリアは思っていた。

全員の着剣を確認し牽引車を盾にベスンの攻略に移行した。

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