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転生世界の野望(仮)  作者: even
第6章 北方反攻作戦
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北方戦線異状あり

北の町セイケアンを奪還した突撃砲兵隊は、そのまま北上してトレドニアを東西に分割せんと進撃を開始する


ここでこの世界の地理を書き記す


セイケアンと前線補給の町との間には山があるがそこから北は平坦な土地が広がっていて500km北上すると東西に海岸がつながっていてそこが北端になっている。北の海には島があり、諸島を形成ドラゴンやドラグニール(竜人)などの集落が国を構成している。


西の海にも諸島があり、そこは魚人達が国を作っていた。


大陸の東端と西端の距離は4000km程度であり東端と西端を海路で行くと5000km近く広大な海が広がっている。現実世界で言うパンゲア大陸である。


ミニア国はその大陸の中央北に位置する小国であり北と西は列強勢力がにらみを利かせている。


トレドニアは、本来大陸の北東部の国であったが西南戦争で領土を獲得して大陸の北半分にまで拡大している。

西南戦争のもう一つの戦勝国である神聖プロネアも本来大陸の南西部の国で中規模の国で戦争後は西半分を領土にしていた。


大陸でトレドニアとミニア国が戦争を開始した時、北の諸島の住人が大陸に空襲しようとしていた。


空襲の理由に、トレドニアの先住民の虐殺にある。


それでは地上に戻る


突撃砲兵隊は、隊列を維持しながら順調に進ンでいく、セイケアンから北は、町の数が少なく、さらに進むとどんどんと気温か下がって寒冷地になり、それに伴い周りは広葉樹から針葉樹に変化した。


周りの風景に薄い氷が張り始めた頃、突撃砲兵隊は先行してミリア軍と距離が70kmほど離れていた。


これまでセイケアン奪回時の戦いと同じ規模の戦闘に遭遇せず、偵察隊との小規模な戦闘しか起きず、そのため、ミリアは何かあるのではと思い始めたのであった。


ミリア「何か静かすぎやしないか?」

ヤーク「確かに静かだけと」

第1砲長エリー「隊長、敵が居ないのは良いことでは?」

ミリア「戦闘にならない事は良いんだか・・・何かね~」


さーっと冷たい風が顔に当たりひげを白くさせていく。


ヤーク「心配性ね~ミリアは」

エリー「隊長は心配性と無理難題を出す人だから・・」

ミリア「こらー!無理難題とは何だ!!」

エリー「ごっめーん隊長、ところで隊長あの彼とは付き合ってるの?」

ミリア「彼?」

エリー「またまた~とぼけちゃって~泣いて抱きついたの皆知ってるですよ?」

ミリア「い、今は行軍してるんだぞ?もっと緊張感をだな・・・」

エリー「隊長が初めて女の子に見えたのに固いな~」

ミリア「私は軍人だぞ?」

ヤーク「その辺にしない?周りの人はミリアの言葉に嘘見え見えだから吹き出しそうになってるの分からない?」

ミリア「え・・・」

牽引車のエンジン音に笑い声が入っていた。

ミリア「皆で私をからかうとか・・・」

ヤーク「バレバレだよ」

ガールズトークが飛ぶ行軍である。


トレドニア軍は西南戦争で活躍した騎兵隊を集め延び延びになったミニア軍の補給路ごと強襲しようと動いていたのだった。


突撃砲兵隊は気づかない


戦場は降っており視界が悪く風が強くなってきた。視界が悪い中後方に居たミニア軍の戦列歩兵の1つの部隊がトレドニア軍の騎兵隊の強襲に遭遇、反撃する時間が無く壊滅、数がどんどん減っていく。視界が悪い中上空からドラゴンの鳴き声が聞こえ始め続いて翼の音も聞こえてきた。


ミリア「何今の!」

ヤーク「分からない」


しばらくすると、かすかに姿が見えそれはドラゴンとドラグニールの軍勢であることが分かった。


ミリア「対空戦闘よーい!!」

突撃砲兵達は片膝と牽引車の縁を使って対空射撃姿勢をとる

姿勢の変化を見てドラクニール達は70km後方で戦闘をしている戦列歩兵と騎兵隊に攻撃を移して、突撃砲兵隊をスルーした。

この動きでミリアは後方で何か起こっていると確信した。


ミリア「これから戻り戦列歩兵の支援する!」

突撃砲兵達「了解!!」


少し前まではガールズトーク炸裂していたがやはり軍人でものすごい速度で戦闘態勢に入る。


距離が離れすぎていたため戦列歩兵の所まで2時間ほどかけながら合流できたが負傷兵で埋め尽くされていた。


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