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転生世界の野望(仮)  作者: even
第6章 北方反攻作戦
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北方反攻作戦開始

ミリア達は、鉄道で前線補給の町に移動していた。

前線補給の町バイアルスは、ヴィーレ村からざっと400km離れていて南に200kmのところに首都がある。

バイアルスはもともと国の北ルートの貿易拠点でウォードッグ(犬人)とドラグニール(竜人)が大半を占めていたが北から逃げてきた人(多種族)で溢れかえっていた。


「こんなに人が・・・」

「北の前線崩れ始めてるみたいだよ」

「もうここまで来てるのか 総員出撃準!!」


突撃砲兵隊達「了解!」


鉄道の客車から兵が降り貨物から物資を下ろしていく、牽引車の燃料は蒸気機関の混合燃料の液体を使い補給ができるようにしていた。


どんどん車両を並べていく、その光景を見たドラグニールの一人は見たことがない小型の乗り物に驚いていた。

それに合わせて、魔法を使い力を上げた隊員が主力の150mm榴弾砲を貨物台から下ろしていき、車両に接続していく。

30分ほどで物資を下ろし終わり、補給班の荷台にどんどん積んでいく。この時、榴弾砲の接続完了した。


車両を横一列に並び装甲の施された車両群の雄々しい風景を見て


「壮大だな~」

「鉄の重厚な感じたまらないね」

「え?」

「え?」

「と・・・取り敢えず準備完了したみたいだから」


ミリアは、突撃砲兵隊を集合させこれからの事を話す


「これより、バイアルスの北西に進み北の最前線に支援砲撃を始める、予定位置は各砲長に配った地図に印してあり砲撃座標も決めてある。各員配置に就いた後出発する」


突撃砲兵隊達「了解!」


突撃砲兵隊は一斉にエンジンは唸り始動した。


ドラグニールの一人「不思議な人達だな、馬より重そうなのに速く動く乗り物に乗るし」


と不思議そうに見てるドラグニールが居たが突撃砲兵隊は構わず移動を開始するのであった。


町を出てしばらくすると遠目に煙が見え始め、進むと銃声と発砲音が聞こえ始める。


「ここで停止!ヤーク偵察お願い」

「了解!」


ヤークは隊を離れ偵察に向かう、なだらかな丘を2つ越え平野に出たところトレドニア軍とミニア軍が乱戦していた。奥の林の中には、前装式の砲が砲撃していた。さらに、騎兵がミニア軍の背後から攻撃しようとしていた。

ヤークはこのことに気付き突撃砲兵隊に戻り、早くしないと味方の部隊が壊滅してしまう事を伝えた。


「よし!地図で見る限り射程内だから通信魔法で伝達しながら間接射撃を実施する」


ミリアは各砲から1名ずつ選出し通信経由を確保し射撃態勢に入る。


装甲を施している牽引車も投入する。担当する人員は補給班から出した。これの指示も通信魔法で伝達する予定である。


「上最大 砲撃用意! てーーーーぃ!」


150mm榴弾砲8門の斉射から戦闘が始まったのである。


戦場の空を砲弾が甲高い風切り音を発しながら飛び去り次々と林に突き刺さり爆発する。

戦場は突然の出来事で一瞬止まったようになったが直ぐに動いた。


ミニア軍「何だ今の!援軍か!?」


トレドニア軍「はっ!?ミニア軍に砲装備した部隊あったか?だとしたら背後が危ない!」


両軍ともに混乱し始めていた。


「修正 1~3番砲 下2 4~8番砲下5 装填でき次第各砲は砲撃せよ 以後発砲タイミングは砲長に任せる!」


次弾装填している間に牽引車は味方のミニア軍を後ろから見える位置まで進んでいた。


「牽引車視認!もう少し防御火力発揮できるよ!」


ヤークの通信でミリアは少し安堵していた。味方が崩壊しないで済んだからだ。


「よし!各牽引車は味方の盾になり混乱回復と敵の撃退に乗り出せ!!いくら装甲があるからと言って突出しないように!歩兵の支援を受けれる位置を維持!」


最大速度で接近する車両に驚いていたミニア軍だったが、直ぐに増援だと分かり士気が上がっていた。しかしミニア軍は乱戦に持ち込まれた事で数が半分になっていた。


牽引車の座席からミリアⅡ式で射撃を開始、味方にくっついてる敵兵を倒していく。


その間にも砲陣地では、対騎兵と対砲兵射撃が続いて、乱戦しているところの上を通過してトレドニアの砲兵を粉砕していった。


ミニア軍「わが軍にこんな戦力があったのか!!」


トレドニア軍「く・・・騎兵もやられたか!かくして置いたのか仇なった・・!」


戦闘開始2時間で両軍とも撤退を開始したのである。


「戦闘準備用具収め、戦闘終了だ」


この合図で、突撃砲兵隊は集合ミリアは味方の指揮官に挨拶しに行く。


「貴方の隊は大丈夫か?突撃砲兵隊は、進撃を続行し北の町を解放しに行く。」


ミニア軍指揮官「すまなかった!貴方の隊が来なかったら全滅していたところだった、しかし、あの砲撃は見たこと無い、アレは何だったのか?」


「秘密だ、ではまた会おう!」


こうして、突撃砲兵隊の快進撃が始まったのである。

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