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転生世界の野望(仮)  作者: even
第5章 大規模戦闘への道のり
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牽引車組立完了す

ミリア「あとはエンジン・・・」


ヤーク「本当に動くの?」


ヌル「すまんね精巧な部品が多すぎ遅くなってる」


ミリアはエンジン以外の部品を組み立て、エンジン部品が出来上がるまで装甲車両はお預け、工場の倉庫には小型の装甲車両が置かれた。


数日後ミリアたちは突撃砲兵隊を訓練場に集めた。


ミリア「怪我が直って早々悪いが集まってもらった。集めた理由なのだが私が考案した牽引する装備を皆に知ってもらうためだ」


そういうとミリアはヌルの工場へ向かい倉庫に置いた牽引車を隊に見せた。


「へぇ・・・・これが・・・動くんです?」

「まだ部品が足りないから動かないけどね」

「ふぅ~ん」

「これが牽引車か四角いな・・・馬以上に動けるのかねぇ」

「まだ組立段階だからわからない」

「そうか・・・」

「まぁこれが完成したら榴弾砲の展開も変わってくるから習熟訓練する」


突撃砲兵隊「了解」


とりあえず突撃砲兵を兵舎に戻しミリアは牽引車を見て回った。


「あとは・・エンジン・・・これができたら・・・次は自走砲・・・はたして開発できるかな・・」


そうつぶやくミリアであったがヴィーレ市の回りの状況がまた悪くなり始めていた。

ヴィーレ市と北西の隣町オシティアは緊急で国から守備隊の増援があったが街道の防御やほかの町の増強が芳しくなかった。時間が経つにつれトレドニアの南東に対する兵力が回復してまた、攻撃しようとしてるのではないかという話が持ち上がる。トレドニア自体はヴィーレ市攻略をあきらめておらず今度はヴィーレ市の北東方面に兵力を集めようと考えて近くの町に少しずつ兵力を集めていた。ヴィーレ市より北東に300km離れたところにミニア国北端の町がある。トレドニアはこちらにも攻略に取り掛かりミニア国のヴィーレ市周辺以外は戦闘を開始したのであった。


1週間後


ミリアはヌルの工場でエンジンの残りのパーツができたとの連絡を受けエンジンを組み上げ牽引車に取り付けた。


「エンジンができた・・・よし始動!」


エンジンを手動で始動を始めた。エンジンにクランクを差し思いっきり時計回り回す。燃料が燃焼室に送られてエンジンが黒い煙を上げながら始動した。

最初は黒い煙混じりで回転数が上がらなかったが次第にエンジンが温まり回転数が少し上がり安定、排煙の黒いものが薄くなり2ストロークエンジンのドコドコ音がして正常に動いていることが分かった。


「エンジンは正常にかかったな・・・よし・・・操作してみよう」


ミリアは運転席に乗り牽引車の走行試験を行うが履帯と重量による道の損傷を防ぐために農道を使うことにした。


ミリアは2本あるバーを前に少しずつ傾け起動輪を回し始めて車体が少しずつ前進していく。

そして本来ならばギアを変える人が必要ではあるがそこはしっぽを使うことで補った。

エンジンのアンダーパワーは低速時のエンジン音の余裕さからありそうである。


「これから農道で試験走行してみる」

「気を付けていけな それにしてもこんな鉄の塊を鉄道以外で動くの見るの初めてだな」

「かった」


こうして農道での走行試験が始まった。

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