オシティア占領戦
ミリアの突撃砲兵隊の戦闘できる人数は30人まで減ってしまっていた。
ミリア「戦闘するにも数が足りなすぎる・・ましてや指揮官クラスが軒並み負傷してる・・約2個分隊か・・」
突撃砲兵隊を再編しながら、負傷してる右腕の傷口を熱湯消毒した布で固定
ミリア「この腕じゃ撃つだけで精一杯・・しかし、ここで引くわけもいかない」
その頃、ヴィーレ市では
ヤーク「うう・・ミリアが・・残った・・早く・・」
ヤークはヴィーレ市に着くなりそう言って気絶してしまった。
エーリッヒ「く・・・ミリアよ・・生きて帰ってくるれ」
また、場面はオシティアに戻る。
ちょうど、軽騎兵の突撃が終わり軽騎兵がミリアの所に戻ってきていた。
バソン「無事だったか、ヴィーレの女銃士よ」
ミリア「まあ何とか、しかしこのざまで戦力にならないどうした物か・・」
バソン「ほう・・・」
ぼろぼろになっているにもかかわらず、戦闘に戻る姿勢は、狂気なのか勇敢なのか・・そんなことを思っているバソンであった
バソン「ならば一緒に行くか?」
ミリア「え?」
バソン「戦力が足りないんだろ?」
ミリア「え?え?どういうこと?」
バソン「二人乗りしてみないか?軽騎兵どもにもヴィーレの銃士のせて」
ミリア「あ・・あぁ分かった」
こうしてバソン率いる軽騎兵隊に突撃砲兵隊の残りが乗ることになり、竜騎兵もどきが出来上がった。しかし!
軽騎兵「くっそ!!なんで俺じゃないんだ!!あぁ女の子が!!」
そう愚痴る騎兵も居たそうな
弾薬箱をバッグに入れてミリアⅡ式をかついで軽騎兵の後ろに乗る。
ミリア「突撃砲兵隊はいつでも射撃出来るように準備するように!」
バソン「ほう・・変わった銃だな」
ミリア「私が設計した銃だ」
バソン「ほう、オリジナルか、作戦はどうする?」
ミリア「敵の射程外から右回りで狙撃する」
バソン「分かった」
軽騎兵隊と突撃砲兵隊の連合部隊が動き出す。
しばらくすると遠くにトレドニア南東方面軍が行軍中であった。
ミリア「私が言った距離を忘れないでね」
バソン「分かった、これから攻撃を開始する」
敵との距離を100~150mでキープし、そこで、突撃砲兵隊が攻撃する。
まずは、敵の右後方から銃撃を与えそのまま右前方に離脱
次に、正面から銃撃を与え左へ離脱
その後に、左後方から銃撃を与え右後方へ離脱
これらを繰り返し敵の本隊の戦力は半分になった。開戦からトレドニア南東方面軍の被害は1万7000以上に上り、士気も規律もズタズタになった南東方面軍は、兵士の脱走が相次ぐようになった。
トレドニア南東方面軍のエロイス大将は、統合本部に招集されオシティアから撤退した。
ミリア「な・・・何とか勝った!」
ミリアはバソンに抱きつく
バソン「おいおい・・・部下からの殺意が来るから抱きつくのやめてくれ」
ミリア「緊張と疲れが来てるからそのままで・・・」
バソン「おいおい・・・」
軽騎兵「隊長だけずるい!!」
軽騎兵「そうだそうだ!!」
バソン「ははは・・」
バソンは苦笑いした。




