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転生世界の野望(仮)  作者: even
第4章 次なる段階
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着剣せよ!

トレドニア南東方面軍は、ミリアの突撃砲兵隊の退路遮断を回避していた。


突撃砲兵隊は、300m程度で戦闘をしなければならない状況になった。後退するにも牽引榴弾砲が邪魔をして後退速度が遅くなる。これを回避するには放棄するしかないが敵に奪われるから出来ない。消去法で戦うしか選択がないのだった。


「至近距離戦になりそうだ・・・総員近距離戦に備え!!牽引砲は最低人数で後退せよ!!」


この指示により、122人の内16人は戦闘から除外され106人となった。


高台に偵察に行った隊員から、敵はこちらの方向に対し厚い戦列を組んでゆっくり向かってきていると報告を受けた。


このあたりの地形は高低差がある林で砲撃には適さない物である。


「よし・・分散して木に隠れて狙撃せよ」


トレドニア南東方面軍はゆっくりと進んでゆく、突撃砲兵隊まで200mの所まで近づいたところで狙撃が開始され、

ターーン! どさっ! ターーン! と次々と倒れていくが、150m・・100mと近づいて、遂には、突撃が開始された。


突撃ーーーーーぃ!!!


トレドニア南東方面軍は、一斉に声を張り上げる。


「着剣!!格闘戦よーーーーーい!!突撃!!!!」


この真正面の戦闘は、数が攻撃力になる物であったが、それは人間同士の話である。主人公含め、獣人種族は元の獣の遺伝子を受け継いでいる物で動体視力・反射神経では人間の比ではない。


格闘戦では、突撃砲兵隊は優勢だが、次々と送られてくる敵に押されてきていた。


「せいや!!」


ミリアは、敵兵の攻撃を横に回避し首を切り払い飛ばした。


「2・3人で固まって対応しろ!!でや!!!」

「く・・休憩すらできない・・せや!!」


ターーン!

ヤークは銃剣で突き刺しながら発砲していた。


敵味方入り乱れて乱戦になっていたが重症者は出ていない。アドレナリンが大量に分泌されていたのか30分ほどして榴弾砲から煙幕弾が撃ち込まれて初めて周りを見て双方が後退し、攻撃がやんだのであった。


突撃砲兵隊の半数は負傷し戦闘できなくなっていた。

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