ヴィーレ村に視察団襲来!
それから数日が経ち、トレドニア南東方面軍エロイス大将がヴィーレ村へ休戦協定に定めた視察をしに、副官と護衛20名が訪れていた。
「150mmの新型砲は地下の弾薬庫に隠そう!弾薬で見れないように」
「分かった部隊に伝えるね」
ヤークは、総員に隠蔽工作を指示した。
同時にミリアは、士官服を着込む。
「ほう・・柵と城壁か・・この中間の坂はなんだ?」
「単なる掘りだが?」
「猫人で掘りを作るとは驚いたがそれにしては妙だな」
「人間よ・・おっ!ちょうど娘の部隊が集まったようだ」
「ほう、女子に部隊任せてるのかちゃんと戦えるのか?人間舐めてるな、はっはっはっ」
「娘の部隊を甘く見ないでいただきたい!あなたの部隊を敗走させた部隊は知っておろう?その部隊の長が我が娘のミリアだ!」
「はっはっはそれは、嘘だな」
「嘘かどうか確かめるんだな人間」
二人は互いに煽り合っていた。
ミリアの突撃砲兵隊が整列完了する。
「かかげーーーーつつ!! 直れ!!」
ザッ!
ヤーク「休め!」
ザッ!
「突撃砲兵隊集まりました!」
サッ!
「いつ見てもミリアの部隊はそろってるな」
「ほう・・規律は高いか・・我々と同じくらいか・・しかし目の毒だな」
「は?我々を舐めてると痛い目を見ますぞ」
「にしてもあの連射の利く砲はどこだ?」
「はて?そんな砲はもってないが?」
「そんなはずはない!実際見たわけではないが砲声は聞こえているんでね」
「聞き間違えでは?」
「怪しいな・・(あとでスパイ送り込むか)」
「そろそろ時間だ、お帰り頂こう」
「くっ・・まあいい、では帰還する」
エロイス大将と副官と護衛は村から出て行った。
「なんだ?あの人間!変な目で見てきたんだけど!」
「人間って気持ち悪いね!!」
愚痴りながらだが視察は無事終わったのであった。




