総員戦闘配置!
突撃砲兵たちはヴィーレ村から北東へ出撃していった。
32頭ほどの列が門を通過する
守備兵「我らの天使よ・・・この村を救ってくれ・・・神のご加護を!」
ミリアたちの種族は人間より身体能力が高いため、行軍速度は1.5倍にもなる。そのため軽装な場合、移動速度は15km/hにもなる。
突撃砲兵部隊はこの時装備1式を補給馬車に詰め込んだため軽装であり、歩兵でも補給馬車について行けるのであった。
ミリア「皆!我らの武器はこの速度だ!速度で翻弄すれば我が部隊の被害は極小なるだろう!」
砲兵たち「了解!」
移動速度重視で軽装であるため途中襲撃されると反撃できない。ミリアは、なるべき早く町の近くに陣を築きたいと思い、全力移動したのである。
3時間ほど走り続けてようやく隣町が見えるところに着いた、まだ周りは暗闇を覆っている。
ミリア「ハァハァ・・・みんな・・・・疲れているところ悪いが・・・少し戻って草が長いところに陣を建てよう!ジス!皆に砂糖水配給!」
砲兵たちはのろのろと陣作成に動く。少しの間正確な砲撃をするため軽く砲を設置する周辺だけ整地する。
手空きの物は土嚢を量産、砲周辺と観測所周辺に集中配置
補給班は各砲に弾薬・食糧を配給して回る。
その後、砲要員以外はたこつぼを掘り要所要所に弾薬を配置。補給班の一部は200m先の道手前に少し大きめの穴を掘り上には偽装の木製の板に草などを張り付けた物を設置。近距離の通信手段は人間には聞き取れない声で伝達するようにしている。
ミリア「よし・・・・暗い時に陣設置で来た・・・・あとはタイミングか・・・総員!いつでも戦闘できる状態で待機!補給班は町に戻り弾薬をもってきて!」
突撃砲兵はまだ夜が明ける前に戦闘準備を完了した。
隣町オシティア内にてトレドニア南東方面軍エイロス大将が指揮を執っていた。
エイロス「よし!敵さんはごく少数の軍しか持たない!正面から殴り込むぞ!まぁわが軍の数がかなり多いから朝からでも大丈夫だろう」
副官「はっ!」
少しずつあたりが明るくなる
ミリア「ふぁぁ・・・・・眠い・・・・」
ヤーク「確かに走り続けたあとだし眠くなるね」
ザ・ザ・ザとトレドニア南東方面軍が動き出す。その音を観測所にいる補給班の一人が大群が移動する音を察知、通報する。
ミリア「聴いたか!総員戦闘配置!」
号令とともに各員が配置につく




