町の大改造計画
新型砲の運用が開始され砲兵達は猛訓練を開始する。
ミリア「装填するときはこうだ! そうその調子だ」
ミリアは左腕の肘で弾頭の頭を挟み右手で押し込むよう指示
ミリア「あなたは砲尾の栓の開閉の操作及びラマーで押し込んで、ヤークは装薬をお願い」
ヤーク「わかった」
一通り教え撃つまでのプロセスを叩きこむ。
砲尾を開ける→弾頭装填→押し込む→装薬→押し込む→砲尾を閉める
ミリア「それでは撃ってみましょう。照準は砲身の右側にある円を見てつけます。この円の外側を右に回すと円の中心のが下に下がります。逆に左に回すと上がります。そして、円を覗かず円の上側を見ると距離が小さいですが掘られています。」
カチカチ カチカチ
ミリア「因みにこれは直接照準です。もっと遠いところまで撃ち込みたい場合は、砲身左側のハンドルを回して、分度器で砲身の角度を見て撃ちます。これは間接照準射撃で、山を超えて敵に攻撃するときなどに使います。」
ぐるぐるとハンドルを動かす。
ミリア「それでは1000m先のあの岩を直接照準で狙ってみましょう。」
ミリアは右に名いっぱい回す。
ミリア「角度よし・・・てーーぃ!」
ドーーーーーン!! ドーーーーーン
岩の手前に着弾、ギリギリ加害範囲に収まった。
ミリア「やっばり榴弾砲は精度は悪いな、まぁ爆風はいったからいいか、今度は、ローテーションで撃ってみましょう。」
次々とローテーションで撃っていく。全員が撃ち終わり120発撃ったら目標の岩は消し飛んでいた。
基本教練を1週間学んだあとは、砲長・照準手・補給班長の役職を任命する。
第1砲 砲長エリー 照準手トーシア 以下10名
第2砲 砲長ミーサ 照準手ミネ 以下10名
第3砲 砲長ニュムラミナ 照準手クレラ 以下10名
第4砲 砲長ピゼ 照準手スァリラ 以下10名
第5砲 砲長ラロア 照準手ナバラ 以下10名
第6砲 砲長タピリナ 照準手カシア 以下10名
第7砲 砲長エチロナ 照準手ヒョダ 以下10名
第8砲 砲長ソエナ 照準手レニ 以下10名
補給班長ジス 以下23名
計120名
ミリアは名前を読み上げた。
ミリア「まだ砲は出来上がっていないので砲撃訓練はローテーションでやるように」
エリー「まだ1門しかないから練習もきついですね」
ミリア「そうだな 砲はどうしようもないが銃ならミリア式改とミリアⅡ式2つを支給するつもりだ」
エリー「2丁ですか」
ミリア「このミリア式改は敵の弾薬で補える弾だからミリアⅡ式の弾が切れたときの代用として使う」
ミーサ「そうなんですね」
ミリア「でミリアⅡ式もまだまだ数が足りないから当分はミリア式改で射撃練習することになると思われる」
砲兵たち「了解」
砲撃練習の合間に射撃練習することになったがまだまだ銃器がそろっていなかった。
それと並行して防御設備の設計及び配置も考えなければならなかった。
ミリアは、また、鍛冶屋の奥に行く。
地図を下に上から薄い紙で設計に入る。今建造中の城壁の外側に柵を配置しその上に簡易的な見張り台を設置する。その手前から堀を作り城壁までを坂にする。
その斜面をすべてこの町が生産し生計を立てているコンクリートで固めた上で表面を土で偽装、ところどころ銃眼を配置し射線が通るようした。
これらを星形に配置、そして、頂点を砲陣地にする。
これにより砲相互で援護砲撃が可能になるはずである。
その陣地の地下を弾薬庫にし弾薬庫を町の中央の防御塔を中心に放射状にトロッコを設置し弾薬を補給・共有できるようにした。
この設計を実現するにはやはり時間と労力が必要である。
ミリア「やはり砲兵のみんなの力が必要だな・・・手伝ってもらうとなんか砲兵より工兵?」
こうして突撃砲兵をフル動員しての工事が始まる。




