表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

おじゃまします

遅くなりました…

リアルが少し忙しくなってしまい…


短めですが更新です。


最後まで読んで頂ければ幸いです。

それではお楽しみください。

 僕の貞操が危ぶまれたその日の夜、六道さんからのメールがあった。



「こんばんは。夜遅くに失礼します。

 お姉ちゃんに九重君のこと話したら、是非来て欲しいって。

 九重君の都合が良ければ、明日とか、どうかな?

 分かり次第、連絡待ってます。」



 僕の家は親がいないという環境から門限や外出を禁じられるということも無いので、基本的には僕も姉さんも自分で自分の予定を組んでいる。

 なのでメールを読み終わってから即答で了承の返信をさせていただいた。




 ――――――――――――――――――――――――


 今朝は珍しく、僕は姉さんと登校していた。



「ふぁ〜ぁ…

 姉さんって登校こんな早かったっけ…?」


「会長職に就いてからだな。

 誰もいない学校というのは、いつもと違う雰囲気で楽しいぞ?」



 心無しか、なんだか気分がいい様子の姉さん。



「あ、そうそう、

 転校生の六道さん、知ってるんでしょ?」


「知ってるが、どうかしたのか?」


「彼女のお姉さんと顔見知りでさ、今日お家にお邪魔することになったんだ、

 まぁ何時になるかわからないからお暇したあと晩御飯は一人で…って姉さん?聞いてる?」



 確実に、顔色が優れない様子の姉さん。



「…今日夜いないの?」


「や、そんな遅くならないから、安心して」


「わかった。じゃあ私も付いて行こう」


「へ?」


「だから、私も付いて行けば晩御飯の心配もないし、私が一人になることもないし、静に悪い虫がつかないしで一石三鳥じゃないか!」


「いや、あのねぇ…」



 その後どうにか姉さんを落ち着かせ、午後の許しを得ることができた。



 その放課後。

 僕と六道さんは、一緒に下校していた。

 途中会った同級生には「登校に続いて下校もかよ!」と言われたが、朝のは実の姉な上に、誰にも会わなかったのに一体どこから知ったのだろうか…


 それはさておき、


「六道さんの家って僕の家と同じ方面なんだね」


「そうなの?…ってそうか、お姉ちゃんと会ったのよね、どこで会ったの?」


「この辺りだよ、図書館に行く途中に会ったんだ」


「その節は本当にありがとう。

 ほら、この道渡ってすぐのとこなの

 ……この家よ」


「おお…

 …あれ、二人暮らし?」


「ううん、お母さんと三人で暮らしてるわ。

 九重君は?」


「僕は二人暮らしだけど…

 なんというか、広いね。一軒家なんだ」


「とりあえず、入って。

 …ただいま、お姉ちゃん。いる?」



「おかえり忍〜、あれ…ん?誰か友達の子でも連れてきたの?」



 天使がいた。


 前髪に隠れて、その両目は窺い知ることができないが、その雰囲気と口元の表情から楽しそうな雰囲気が伝わってくる。

 服装は白を基調ときたワンピースで、胸元と裾のフリルが可愛らしい。



「九重君だよ、お姉ちゃん。

 九重君、二度目になるのかな、お姉ちゃんです…って、九重君?」


「あぁ、はい、二度目になる九重です。

 お邪魔してます」


 見惚れてた…なんて言えない。


「ゆっくりしていってね〜」


「お姉ちゃんもここにいたら?」


「え、邪魔にならない?」


 ええ、是非とも。



「なら、混ぜてもらおうかな」


 そう言うと、忍さんに支えられながら、僕のとなりに腰掛けた。

 …え?



 そして、男一人と女子一人と天使によるお宅訪問の時間が幕を開けた。

いかがでしたか。

様々なご感想お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ