金次と2人旅ってマジすか?
その後……俺は、家に帰ってきて。
自分の部屋の、ベッドで混乱していた。
ななこが、俺の事を好き……?
やばい、どうしよう……変な感情湧いてきた。
これは……夢だ!!現実じゃ、ないんだ!!
早く覚めろ、早く目覚めてくれ!!俺!
ゴミクズニートが、モテるわけないだろ、
どれだけイケメンになっても、クズはクズだ!!
「ぅぅう……わぁ……」
そう思いながら、唸っていた時。
父さんが、部屋の外から俺を呼んだ。
「おーい……健人!!」
「今!夢見てるから!!喋り、かけないで!!」
俺が、布団にくるまりながら言うと、
父さんが、困惑しながら話した。
「夢見てる……?とりあえず、来てくれ!!金次くんから、電話が来てるぞ!!」
金次……?
あいつが、電話かけるって珍しいな。
俺は、不思議に思いながらも、
部屋を出て、玄関のそばにある受話器に向かった。
受話器を取り、
俺は、少し困惑した顔で話した。
「もしもし……どうした?いきなり、電話なんて」
そう話すと、
金次は、嬉しそうな声で答えた。
「お前……ななこと、色々あったらしいな!!全部、ななこから聞いたぜ?」
俺は、ため息を吐き、
冷めた声で、話した。
「……はぁ、本当に早いよな、情報掴むの!それで?それが、どうしたんだよ……」
「お前は、どう思ってるんだよ!ななこのこと……好きなのか?それとも、嫌い?」
そう聞かれ、
俺は、少し不貞腐れた声で答えた。
「まだ……分からねぇ、あいつの事どう思ってるかなんて……好意持たれたこと、今までないし!」
俺は、寂しそうな顔で思った。
正直……何もかも、無かった事にしたいなぁ、
あいつとは、幼稚園からの友達だし!
恋愛で、友情壊したくないしな。
その言葉を聞いた、
金次が、いつもと違う硬い声で言った。
「お前……このまま、全部なかった事にするんじゃ、ないだろうな?」
こいつ……エスパーなのかよ?!
なんで、分かったんだ……?
そう思っていると、
金次が、茶化しながら話した。
「黙ってるって事は……当たったんだな!お前、後悔するぞ〜?ななこ、学校では意外とモテてるし」
俺は、声を上ずらせながら答えた。
「は、はぁ〜?べべ、別に後悔なんてしないし!俺と、ななこは親友だし……」
金次は、声色を変えて、優しい声で話した。
「わかった……健人!明日、学校休んで2人でどこかへ行こう!お前と、話したいから」
そう話す金次に、
俺は、困惑しながら聞いた。
「いや……学校じゃ、ダメなのか?ってか、休んだらダメだろ!!」
金次は、楽しそうな声で言った。
「それじゃ!明日、お前の家まで迎えに来るから!ちゃんと起きとけよ〜」
「ちょ、ちょっと待てよ!!って、切れてるし」
何なんだよ……何話すんだよ!!!
俺は、焦った声で言って、
不安そうな顔で、思ったのだった。
♢♢♢
金次は、電話を切って、
真剣な顔して、1人で呟いた。
「あいつに、わかってもらわないとな……ちゃんとしないと、俺達の関係も終わる気がする。」
♢♢♢
そして、次の日になり、
俺は、絶望した顔で玄関を出たのだった。
外に出て、目の前を見ると……そこには。
「やっほ〜健人!よく、寝られまちたか?」
ゲスな笑みを浮かべてる、
金次が、立っていたのだった。
俺は、呆れた顔で答えた。
「全然……寝れてないが?ってか、どこに行くんだよ!!朝早くに……」
そう聞くと、
金次は、楽しげな顔して言った。
「まぁ!その話は、俺の後ろにある車に乗ってから、話そうかな!!」
俺は、金次が言った車を見て、
驚愕したのだった。
なんで……なんで、
旅行くのに、リムジンで行くんだよ?!
この、成金お坊ちゃまがよ!!!!
♢♢♢
そうして、俺と金次はリムジンに乗った。
俺は、疲れ果てた顔で、金次に聞いた。
「なぁ……本当に、学校休んでよかったのかよ?」
そう聞いた時、
金次は、笑みを浮かべた顔で答えた。
「全然大丈夫だ!!鬼山校長を、買収してちゃんとした、休みにしてもらったからな!気にすんな!」
いや……何してんだよ!!あの校長、
まじで……この街には、正常な人いないのかよ。
俺が、驚いた表情で思っていると、
金次が、嬉しそうな笑みで話した。
「行き先言ってなかったな!!今回の、旅の目的地は〜!海に、行こうと思いまーす!!」
俺は、目的地を聞いて、
真顔で金次に、聞いた。
「なぜ……海なんだ?他に、いい場所あるだろ?」
「だって……お前を、分からせるためには海が、1番いいと思ってな!」
そう言って金次は、
不気味な笑みで答えたのだった。
俺は、天を仰いで、
今にも、塵になりそうな顔で思った。
あぁ……俺、まじで死にそう。
次回へ続く!!
【次回予告!!】
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
ななこへの気持ちに激しく揺れ動く健人の前に現れたのは、すべてを察した大親友の金次!恋と友情に悩む健人を「分からせる」ため、金次が用意したのは……まさかの超豪華リムジンと、買収された校長公認の特別休暇!?
成金お坊ちゃまの規格外すぎる財力に圧倒されながら、二人は波乱の予感しかしない海へと行くのだった。
果たして金次の言う「分からせる」の意味とは? 二人が辿り着いた海の果てで、そして健人を待ち受けるものとは?!
次回、第100話『親友との初喧嘩』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
「金次の財力さすが!!」「喧嘩が気になる!!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベ、爆アゲしてほしいです!




