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クズニート、時をかける。 〜後悔だらけの人生を書き換えるはずが、時空の歪みで大変な事になってしまった件〜  作者: クズ神そら
第3章 中学校編

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親友との初喧嘩ってマジすか?

俺と金次は、リムジンで海まで移動して。


1時間が経った頃、

運転手が、喋りかけてきた。


「健人様、金次様!海へ到着しました。」


そっか……もう着いたのか。


なんで……海まで、リムジンで来たんだよ!!

普通の車とかで、よかったじゃん。


俺は、呆れた顔をしてリムジンを出た。


そして、広い海を見ながら思った。


すげぇ……綺麗だな、

透き通ってて、潮のいい香り。


この海、女の子と見たら、

もっと綺麗だったろうな。


なんで、よりによってこいつなんだよ。


そう険しい顔で、思った時、

金次が、微笑んで俺を見ながら、話した。


「なぁ……健人?近くまで、見に行こうぜ!」


「あ、あぁ……わかった!」


俺は、困惑した顔で返事をした。


まぁ……金次と、2人っきりってのもいいかもな!

こいつとは、なんでも話せる仲だし!!


そう思いながら、海へ近づいた。


海を、近くで見ていた時、

金次が、真剣な表情で話しかけてきた。


「健人……どう思ってるんだよ?ななこの事」


そうだよな……その件の、話だよな。


どう思ってるって、言われてもな、

いきなり過ぎて、あんまり分かってないし。


でも、金次にだけは嘘つきたくなしい、

正直な気持ち、伝えるか……!!


そう決意して、

金次に、うすら笑みを浮かべて言った。


「まぁ……そうだな!ななことは、親友の仲だから、この関係が壊れそうで、少し怖いから……何も言わないかな!」


その言葉を聞いた、

金次は、鋭い目つきで聞いてきた。


「じゃあ……何も言わないのか?ななこに対して!」


俺は、苦笑いを浮かべた表情で答えた。


「う、うん……今は、何も言わないけど!いつか、決心が着いたら言おうかなって!!」


『バキッッ!!』


『バチャンッ!』


金次は、怒りに満ちた顔で、

俺の事を、殴り飛ばした。


俺は、海辺に座り込み、

驚いた表情で、金次に言った。


「いきなり、何するんだよ!!ズボン、濡れたじゃねぇかよ!!」


金次は、息を荒くして、

目に、涙を浮かばせながら話した。


「……ふざけんなよ、てめぇふざけんじゃねぇぞ!!お前……ななこが、お前に好意持ってる事ぐらい分かってるだろ?それを……お前!!」


『ボコッ!バンッ!ドゴッ!!!』


金次は、そう言いながら、

俺に跨り、何回も殴ってきたのだった。


俺は、金次の腕を掴み、

焦った顔で、金次に伝えた。


「だから……いつかは、言うって!!まだ告白されてないし、ってか告白する前に、ななこの父親が来たし!!」


金次は、悲しそうな目で、

俺を見ながら、話した。


「昨日……電話で、ななこと話した。健人とキスしそうになったって!健人も、キスしようとしてたって言ってて、大喜びしてたよ!!」


「それが……なんだ?ななことは、親友だから何も言えないって……じゃあなんで!キスしようとしたんだよ!!あいつの事……ぬか喜びさせるだけかよ!!」


そう言いながら、

俺の顔に、涙を落としながら言ったのだった。


俺は、少し不貞腐れた顔で答えた。


「違う……ぬか喜びさせるつもりは、なかった!!でも、どうしていいか、分からないんだよ!!前世の俺は、この歳で恋愛なんてした事ないんだよ!」


俺は、そう言い放ち、

跨ってた金次を、退かした。


そして立ち上がり、金次と話した。


金次は、真剣な表情で言った。


「前世で、恋愛したことないのは、わかった!だかな、この何も言わないまま、ななこを放っておくのか?ななこを……喜ばせたまま。」


俺は、少し目を逸らして答えた。


「しょうがないだろ……なんて言えばいいか、分からないし!」


そんな俺を見て、

金次は、睨みながら言った。


「わかった……お前とは、これまでだ!!このクソみたいな関係で、居たくないし!それに、思わせぶりな態度とって、放っておく奴とは居たくない!」


「あとは、身体能力で帰れるだろ?俺は先に、帰る!じゃあな……健人」


そう言い放ち、金次はリムジンへ戻ったのだった。


そして俺は、海辺で1人座り込みながら、

涙を流しながら、思った。


なんだよ……わかんねぇよ、

なんて伝えれば、いいんだよ……


なんで、こんなに苦しまなきゃいけないんだよ。


♢♢♢


学校の、小休憩の時間にて。


ななこは、1人で外に出て、

倉庫裏で、寂しそうな顔で考えていた。


健人……休みなのか、

何かあったのかな……?


もしかして、あたしに会いたくないとか。


そう考えていた時、

目の前に、突如黒い煙が経ち。


1人の男が、出てきたのだった。


ななこは、驚愕しながら言った。


「魔人……?なんで、こんな所に!!」


その男は、真顔で伝えた。


「俺の名は『ケイン』冴島健人が居ないと聞き、あの男の大切な物を、奪いに来た。」


そう言いながら、ななこの腕を掴み、

黒い煙の中に連れて行こうとした。


ななこは、怯えた顔で抵抗した。


「やめて……離せよ!!誰か助けて!お願い……誰か!!助けて……健人!!」


そう叫びながら、

黒い煙の中に、連れて行かれたのだった。



次回へ続く!!

【作者よりお知らせ】前回の第99話にて、「告白された」という発言がありましたが、第98話のラスト父親の乱入で未遂になっていたので、

第99話の本文を告白はまだされていない、という流れに書き直しました。大変失礼いたしました!修正版の流れのまま、今回の第100話へと繋がっております。


【それでは!次回予告!】


最後までお読みいただき、ありがとうございます!!


金次の拳、涙の説教。ななこの父に、邪魔されてななこの告白は未遂に終わったものの、「お前もキスしようとしてたんだろ!」という金次の直球の怒りに、健人は何も言えなくなっていた。


大親友から背を向けられ、海辺に一人取り残されて涙を流す健人。だが、その裏で現実世界の学校には、

黒い煙と共に謎の魔人『ケイン』が襲来していた!



次回、第101話『健人の思い』

お楽しみに!!


『作者からのお願い!!』


「金次の涙が熱すぎる!!」「恋愛って難しいな!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベ、爆アゲしてほしいです!

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