健人の思いってマジすか?
俺は、海辺に座り込んだ後、
1人で、家に帰ったのだった。
そして、家に着き、
部屋の中で、考え事をしていた。
まじで、何もしたくねぇ……
何もかもが、嫌になってきたな。
このまま、ニート生活も悪くないかも、
俺……元ニートなりに、頑張ったよな。
俺は、地面に寝転がりながら、そう考えていた時。
家の、受話器が鳴り、
俺は、ダルそうな顔して取りに行った。
うわ……誰からだろう、
金次とかって、それはないか!
はいはい、どちら様でしょうか!
そう思いながら、
受話器を取って、面倒くさそうに話した。
「はい、こちら冴島家の冴島でーす!」
「健人!!どうしよう……助けて!!」
ん……?その声は、かおりか?!
かおりが、焦った声で電話してきたのだった。
俺は、困惑してかおりに聞いた。
「なぁ……お前、学校だろ?なんで電話できてるんだよ?」
かおりは、震えた声で話したのだった。
「そんな事……どうでもいいから!学校の倉庫辺りで、ななこが、魔人に攫われちゃったの!!」
俺はその言葉を聞いて、
受話器を、落としたのだった。
俺は、無言で外に出て、
学校へと、向かったのだった。
♢♢♢
俺が、学校へ向かってる最中。
「おーい!!健人!」
空から、呼ばれて、
上を見上げると、そのには。
天使が、降ってきていたのだった。
天使が、地上に着地した時、
俺は、天使の肩を掴み。
険しい顔で、天使に話したのだった。
「なぁ!天使……ななこが、ななこが攫われてしまった!!どこに、行ったか知らないか!!」
そう話すと、
天使は、不敵な笑みをして答えた。
「そう言うと思ったぜ!ななこを、攫ったのはケインっていう男だ!!お前も、昔戦った事があるやつだ!」
「そいつは今、誰もいない孤島でななこを、殺そうとしている!!そこまで、ワープして行くか?」
俺は、切羽詰まった表情で言った。
「頼む!!今すぐ、連れて行ってくれ!」
天使は、真剣な顔で話した。
「わかった……だが、今のケインは前よりも遥かに強くなっている!!絶対に、油断するなよ!」
「あぁ……わかってる!!」
真剣な眼差しで、答えたのだった。
そして、天使が転移門を出して、
俺は、その孤島に行ったのだった。
♢♢♢
そして孤島に着き、周りを見渡していると。
ななこが、手足を鎖で縛られていて、
地面に、倒れ込んでいたのだった。
俺は、猛スピードで駆け寄り、
ななこに、不安そうな表情で話しかけた。
「ななこ!!大丈夫……か?」
そう話しかけたら、
ななこは、涙を流しながら、弱まった声で伝えた。
「健人……来てくれたんだ、よかった。」
俺は、安心した表情で答えた。
「当たり前だろ……どこに居たって、助けてやるよ!帰ろ!」
そう言った瞬間。
後ろから、殺気を感じて、
ななこを担ぎ、少し離れに避難した時。
『バサァァァァンッ!!』
ものすごい速さで、斬撃が飛んできて、
地面が、割れたのだった。
俺は、血走った眼差しで話した。
「お前か……ななこを、攫ったゴミクズは!!」
「遅っかたな、危うくその女、殺すところだったぞ?冴島健人……」
ケインは、引き締まった顔で答えた。
俺が、戦闘態勢に入ろうとした時、
ケインが、少し笑みを見せながら言った。
「今ここで、俺と戦うのはいいのだが、その女についてる鎖は、俺の命と連動している!」
俺は、困惑した表情で聞いた。
「連動……?だったら、お前を殺せばいい話だろ!!他に、何があるんだよ?」
ケインは、不気味な笑みを浮かべて言った。
「逆だな……!俺の、命が消えたらその鎖は、ものすごい力で締め付け、その女も殺す!!」
この男……こんなに笑うんだな!
いつも、真顔だと思っていたのに。
ってか、殺さなきゃいい話なんだよな……!!
そう思いながら、
不敵な笑みを、浮かべていると。
ななこが、悲しそうな笑みで話した。
「健人……あたしは、もういいよ!その男、絶対殺してよね!!あたし、健人の役に立ちたいから!」
俺は、真顔でななこに言った。
「お前……何言ってんだ?ヒーローアニメの、ヒロインみたいなこと、言うなよ。」
「俺は……お前を殺させない!役に立ちたいならな!生きて、生きまくれよ!!」
そう笑みを浮かべて、ななこに言い放ち、
ケインに向かって、突撃したのだった。
『バゴンッッ!!』
「ぐわぁ……ぁぁ!!」
俺は、ケインの腹部に、
強烈な、蹴りを入れたのだった。
ケインは、血を吐きながら、俺に話した。
「……ゲホッ、お前……自分で何やってるか、分からないのか?俺を殺したら、その女は死ぬんだよ!!」
俺は、意地悪な笑みを浮かべて答えた。
「そんなの知ってるよ!ばーか!!殺さなきゃ、いいんだろ?じゃあ……死ぬ寸前まで、楽しもうぜ!!クソ雑魚がよぉ!!」
『バンッ!!ボゴッ!!!バキッ!!』
「……ぶはっ!!」
俺は、そう言い放ちながら、
何発も、ケインに蹴りと、殴りを、
交互に食らわせたのだった。
そして、ケインは、
ボロボロになりながら、瀕死の顔で俺に話した。
「お前……俺を、倒しても……その鎖は……解けないだろ!!お前の……負けだよ!」
俺は、ななこの所へ駆け寄り。
「よいしょっと!」
『パキンッ!』
一瞬で、鎖を壊したのだった。
それを見た、ケインは目を大きく開けて、
心の中で、思ったのだった。
えーーと、聞いてた話と違います、
この鎖……神でも、壊せないって須之王様が。
これ……終わったよね?絶対、死んだよね。
俺は、鎖を壊して、ケインに近づき。
何も言わずに、強烈なパンチを食らわせた。
『バゴッッ!!』
ケインは、死んで塵になったのだった。
俺は、塵になり、
風に飛ばされる、ケインを見て思った。
塵になる、ケインを眺め、心病む。
健人、心の俳句。
そうして……俺は、
ケインを倒して、ななこの所へ行った。
ななこは、嬉しそうな笑みで言った。
「健人!やったな!すげぇ強かった!!」
俺は、そんなななこを見て、
涙が溢れ出してしまった。
ななこは、泣いてる俺を見て、
心配そうに、聞いてきた。
「健人?!どうしたの……?何か、あったの?」
俺は、鼻水を垂れ流し、
泣きながら、ななこに話した。
「ごべん……ななこ!!」
ななこは、驚いた表情で答えた。
「えぇーー?!なに急に、謝るんだよ!」
「おで……恋愛全然分かってなくて、まともな恋愛したことなくて……あの時、キスしようとしてしまったけど、好きとか分からなくて」
「ななこの事、親友として見てるのか、恋愛対象として見てるのかも、分からなくて……変に、ななこの事扱ってしまって……ごめん。」
そう話すと、
ななこは、少し黙り。
俺を見ながら、
涙を少し流し、笑みを浮かべて話した。
「なにそれ!泣きながら言うとか、超ダサいんだけど……!でも、教えてくれてありがとう!!健人は気にしなくて、いいよ!!」
「へぇ……?」
俺が、情けない声で返事をすると、
ななこは、満面の笑みで答えた。
「あたしは、絶対!健人を好きって思わせるから!!それまでは、親友のままでいいよ!!」
俺は、さらに大号泣しながら言った。
「ななこ……ごべん、ほんどうに、ごべん!!」
ななこは、優しい笑みで話した。
「わかったから!もう泣かないで?」
そう話していると、
天使と金次と、かおりがやって来たのだった。
天使は、呆れた顔で呟いた。
「あーあ、元35歳が情けない!!」
俺は、金次を見て、
またまた、大号泣して話しかけた。
「金次……!!ごべんなざい!!友達……やべないで!!」
そう言うと、
金次も、泣きながら抱きついて言った。
「俺も……ごめん!!嫌なこと、言ってしまってごめん!!友達、辞めるわけないだろ!!!!」
俺と、金次は号泣しながら、
抱き合っていたのだった。
♢♢♢
そして……少し時間が経って、
帰る時間になり、転移門に行こうとした時。
かおりが、俺たちの前に立ち、
笑みを浮かべて、話したのだった。
「ごめん!実は……私も健人のこと、好き!!」
俺は、その言葉を聞いて固まってしまった。
え……?えぇーーー?!?!
次回へ続く!!
【作者からの報告&次回予告!!】
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
かおりからの緊急電話でななこの危機を知り、天使の手によって決戦の孤島へと飛んだ健人!魔人ケインを圧倒的なチート力で粉砕し、ななこの救出に成功する。
戦いの後、涙と鼻水を流しながら「恋愛が分からない」と本音をぶつけた健人に、ななこは「絶対に好きって思わせる!」と満面の笑みで答えるのだった。
金次とも涙の和解を果たし、すべてが丸く収まった……そう思った瞬間、もう一人のヒロインかおりから、まさかの愛の告白が炸裂した!?
次回、第102話『猛アプローチの2人』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
「健人ダサいけどいい!!」「モテモテなのずるい!!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベ、爆アゲしてほしいです!




