専用の剣ってマジすか?
俺は、唖然とした顔で思った。
これ……食わなきゃ、ダメなの……?
絶対、食べちゃダメなやつだよね!?
口から、吐き出したやつだし!!
しかも、虹色にモザイクかかってるし。
これ絶対、ゲロだろ!!
そう思っていると、
ネロは、俺の心を読み真顔で答えた。
「いや……ゲロじゃないっすよ、料理っすね」
いや、名前が『ゲロオーシャンブュー』の時点で、
ゲロ確定でしょ……何言ってんだ?この神。
俺は、顔を渋めながら思った。
ネロは、意地悪な笑みを浮かべて答えた。
「別に……いいけどね!食わなくても、その代わり……お主が欲しい物、手に入らないけどなぁ〜」
クッソ……この、ぺチャパイゲロ女!!
卑怯すぎる、俺が断れないのをいいことに……
食うしかないのか、
この、虹色にモザイクかかってる、
ゲテモノ、ゲロ料理を!!
やるしかない……アレの、ためだ!!
絶望した顔で、俺は覚悟を決め、
『ゲロオーシャンブュー』を食べるのだった。
俺は、横に置いてあった、箸を取り。
震えながら、虹色のモザイクをひと掴みして、
怯えながら、口へ運んだ。
「い、いただきます……」
俺は、1口食べると驚愕しながら、叫んだ。
「う……う、うめぇ!!!!」
なんだこれ、なんで美味いんだ?!
この女の、口から出たんだぞ!!
この女……何者なんだよ。
そう思いながら、
俺は、虹色モザイクを、爆喰いしていた。
そんな俺を見て、
ネロは、微笑みながら言った。
「どう……?美味しいだろ?僕の、得意料理!!」
俺は、嬉しそうな顔で、
食べながら、答えた。
「うん!!うまい……何杯も行けるぜ!!」
そう言うと、
ネロは、興奮した様子で話した。
「本当に?!何杯でも行けるの?!そっか、しょうがないから、僕のもう一つの得意料理『ダッ〇ンフェスティバル』も食わせて、あげるよ!!」
俺は、真顔で答えた。
「いや、大丈夫!名前からして、嫌な予感がするから、辞めとくわ!」
「えぇー!!そんなぁ……美味しいのに!!」
ネロは、残念そうに言ったのだった。
そして俺は、食事を済ませて、
ネロと、話していたのだった。
俺は、困惑しながら聞いた。
「あのさ……その力って、どういうのなの?口から料理吐いたり、ものも作れるって……」
そう聞くと、
ネロは、悲しい目をしながら答えた。
「この力は、体の中で料理や、物を作れたりする!それを、体の穴という穴から、出せるんだ……」
俺は、不思議そうな顔で話した。
「なんで、そんな凄い力持ってるのに、そんな悲しい顔しながら、話すんだ?」
ネロは、寂しそうな笑みで言った。
「いや〜やっぱ、神の中ではこの力弱いし、そのせいで虐められたし、最悪な事しかないんだよね!」
俺はその言葉を聞き、
満面の笑みで、伝えた。
「でもさ!その力、色んな事に役立つし、俺は好きだな!!空腹の時とか、困んなさそうだし!!」
そう伝えると、
ネロは、目を擦り、
俺を見て、自信満々の笑みで話した。
「よっしゃ!!お主のために、最高品質の物を作ってあげるよ!何がいい?」
俺は、嬉しそうな笑みを浮かべて言った。
「作ってほしい物はな……俺専用の、チートレベルの、剣を作って欲しい……いけるか?」
要望を聞いたネロは、
不敵な笑みで、答えた。
「了解だ!!チート……?って分からないけど、とにかく超強い剣を、作ってやるからな!!」
そしてネロは、
体を青く光らせて、体から水の玉を出して唱えた。
「我が身をもちて、彼に恵みを授けたもう。」
そう言って、
口から、青光りに輝く剣を出したのだった。
そして、俺を見て、
微笑みながら、話したかけてきた。
「これが……お主専用の剣『神の嘆き』だ、持ってみるがよい」
そう言いながら、
俺に、剣を渡したのだった。
俺は、神の嘆きを持ちながら、
驚愕した顔で、呟いた。
「これが……俺、専用の剣」
でも……なんか弱そうだな、
百均とかに、売ってありそうだし。
本当に強いのか……?
俺は、疑いながら、
その剣を、思いっきり振ったら。
「シュンッ!!……バキバキッ!」
ん……?バキバキッ??
俺と、ネロが唖然とした顔で剣を見ると、
剣に、ヒビが入ったのだった。
俺は、困惑した顔で言った。
「これ……もしかして、弱い?」
ネロは、焦り顔で話した。
「そんなわけが無い!!もう1回、作る!!」
ネロは、もう一度唱えた。
「我が身をもちて、彼に恵みを授けたもう。」
そして剣を出したネロは、
自信満々な顔して、俺に言った。
「これなら……壊れまい!!お主の最強の、剣だ」
そう言って、
また俺に、剣を渡した。
俺は、真顔でその剣を振った。
『シュンッ!……バキバキバキバキッ!!』
またその剣は、
俺と、ネロの前でヒビが入ったのだった。
「そんな……僕が、作った剣が簡単に、壊れるわけがない!!」
ネロは、そう言って、
ずっと、唱え続けたのだった。
「我が身をもちて、彼に恵みを授けたもう!!」
『バキバキッ!!』
「我が身をもちて、彼に恵みを授けたもう!!!」
『バキバキバキバキバキバキッッ!!』
もう……やめようよ、
実力は、十分伝わったから……もうやめて!
見てるこっちが、辛くなってきた。
そして……50回目にして、
ネロが、絶望した顔で唱えた。
「我が身を……もちて、彼に恵みを……彼にお恵みを!!授けたもう!!」
そう唱えたて、
口から出した時だった。
いつもより、青光りが眩しくて、
周囲の空気が、一気に重くなった。
俺は、その剣を見て、
驚愕した顔で、言った。
「これが……この剣が『神の嘆き』!!」
次回へ続く!!
【次回予告!!】
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
限界を超えて剣を吐き出し続けたネロ。そして50回目の執念が、ついに圧倒的な青い光を放つ本物のチート武器『神の嘆き』を誕生させた!
周囲の空気を一変させるほどの神の光を前に、ついに最強の剣を使える!!……はずが、そこには強すぎる力ゆえの、代償が待っていた!?
次回、第97話
『神の嘆き強すぎて、あんまり使えない』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
「虹色モザイク美味いんかい!!」「神の嘆き、気になる!!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベ、爆アゲしてほしいです!




