生き残りの神ってマジすか?
なんで、変な事に巻き込まれるんだよ!!
ってか、大月ネロって誰だよ!!
それより、ちょっと待てよ……
俺は、ふと疑問に思い、
天使に、不思議そうに聞いた。
「2000年前の戦いで、生き残りの神が死んだって言ってたけど……アルマ様以外の神が、生きてるのって、おかしくないか?」
そう聞くと、
天使は、困り顔で説明した。
「いや……それなんだけどよ、どうやら2000年前より、先に死んでたらしくてな……」
いや、どっちにしろ変わらないやん!!
「死んだ理由が、生きてた頃に、須之王に飯を作ってあげたら、機嫌が悪かったのか、不味いと言われて殺されたらしい……」
え……すっごい理不尽、
どんだけ、あの男ゴミなんだよ。
「その後、不味い料理を出した事を絶望して、地獄で罪を償っていたのだったが……お前が、タイムリープした時の、時空の歪みで帰ってきたらしい」
どんだけ……被害でかいんだよ!!
ほとんど、俺が生き返ったせいじゃん!!
でも……なんで、その人に俺が、会うんだ??
そう思っていると、
天使が、不敵な笑みを浮かべた顔して言った。
「会う理由はな……ネロ様は、色んな物を生成できるのだ!!だから……お前が欲しいものをお願いしたら、生成してくれるんだよ!!」
俺は、面倒くさそうな顔して答えた。
「えぇーそれだけ?だったら、天使が頼んできてくれよ……俺、めんどいし!」
天使が、呆れた顔して話した。
「お前なぁ……お前のパシリになりたくないし、頼み事なら、本人が来ないとダメらしいからな!!」
俺は、少し不服そうな顔で言った。
「じゃあ、行かなーい!欲しいものないし、もうすぐ母さんと、父さん帰ってくるし!」
そう言うと、
天使が、にやりと笑みを浮かべて口を開いた。
「そっか……残念だな〜ネロ様、めちゃ美人なのに、胸もそこそこデカくて、ケツもでかいんだけどなぁ……」
俺は、その言葉を聞き、
寝転んでいた体を、起き上がらせて。
目を輝かせて、
やる気満々の、顔で答えた。
「さぁ!行きましょう!!ネロ様の元へ!こうしてはいられない、早く連れて行ってくれ!!」
「このバカ……単純すぎだろ、まぁいいや!!」
天使は、そう呟いて、
俺を、手刀で天界に連れて行ったのだった。
♢♢♢
そして、俺は目を覚ますと、
いつもと違う、場所にいたのだった。
何処だ……ここ?
部屋が赤くて、でっかいテーブルもある、
なんか料亭みたいな、雰囲気だな。
驚きながら、思っていると、
奥の扉が開き、そこから綺麗な女性が出てきた。
その女性は、
嬉しそうな笑みで話しかけてきた。
「お!お主が、アルマ神が言っていた、冴島健人か!!僕の名前は『大月ネロ』生成の神だよ!!」
この人が……大月ネロ?!
全然、胸デカくないし!!
ケツも小さいじゃねぇかよ!!
あのクソ天使……嘘つきやがったな!!
「ははは……僕にも、心の声聞こえてるんだけど……聞かなかったことに、しとくね」
悲しそうな笑みで言った、
ネロに、俺は困惑しながら言った。
「あ、あの……なんでも作ってくれるって、本当ですか?」
そう聞くと、
ネロは、笑みを浮かべた顔で答えた。
「うん!!本当だけど……まず、僕の料理を食べてからだね!それじゃ、そこに座って!!」
俺は、指定された席に座ると、
ネロが、テーブルの上にあがり、
目の前で、座り込んだ。
もしかして……僕の料理って、
自分自身のことなのか?!
こんな……俺、まだ中学生なのに。
そう思っていると、
俺の前に、置かれていた皿に。
ネロが、皿に口から何か出したのだった。
『うぇぇぇぇ……』
俺は、それを見ながら固まってしまった。
そしてネロは、口から出し終わったあと。
テーブルから降りて、
満面の笑みで、言ったのだった。
「これが、僕の得意料理『ゲロオーシャンブュー』になります!それでは、ボナペティ」
今なら……須之王の気持ちわかる気がする。
次回へ続く!!
【次回予告!!】
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
「巨乳でケツデカな美人神様がいる」というクソ天使の真っ赤な嘘に釣られ、やる気満々で天界へと行った健人。
しかし、目の前に現れた生成の神『大月ネロは、
胸もケツも大暴落の完全な詐欺案件だった!
さらに、願いを叶える条件として出されたのは、ネロがテーブルの上で口から直接ぶちちまけた謎の得意料理『ゲロオーシャンビュー』!
かつてあの須之王が「不味い」という理由だけでネロを抹殺した本当の恐怖を、今、健人は身を以て知ることになる。
地獄の食事会果たして健人の胃袋と命の運命は!?
次回、第96話『専用の剣』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
「ゲロオーシャンビュー終わってるわ」「須之王が殺した理由が理不尽すぎて草」と思ってくださった方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベ、爆アゲしてほしいです!




