1人は寂しいってマジすか?
俺は、ゆい先生に抱きつかれながら、
少し、安心したのだった。
なんか……前の、ゆい先生とは違うな、
昔は、氷結の女王ってあだ名まで、
付けられてたからな!!
そう思っていると、
ゆい先生が、涙を拭き、
笑みを、浮かべた顔で話した。
「健人くん!!私……君のおかげで、少し園児に向き合えるように、なったよ!!まぁ、君は覚えてないだろうけど……」
覚えてるし……
俺の、おかげじゃないですよ!!
俺が、1歳の頃……ゆい先生の悩みを聞いて、
確か頭を、撫でたんだっけ……?
悩みを、聞いただけだから、
そこから前に進んだのは、ゆい先生だし。
俺は微笑みながら、ゆい先生を見て、
思わず、声に出してしまった。
「よく頑張りました……」
そう言うと、
ゆい先生は、頬を赤らめて、
軽く、頷いのだった。
俺……なんか、言っちゃった??
もしかして……俺、変な事言っちゃった?!
嫌われちゃったかな……??
ゆい先生、ずっと下向いてるし!!
どうすればいいんだよ!!!
そう思っていたら、
ゆい先生が、時間を見ながら、
慌てた様子で、俺に話した。
「あ、もうこんな時間?!ごめんね……健人くん、お仕事あるから、もう行くね!!」
俺は、少し笑みを浮かべて言った。
「はい!!たまに、顔出しに来ますね!」
そう言うと、
ゆい先生は、俺のほっぺたを掴み、
少し頬を膨らませ、話した。
「たまに……?いっぱい来てよ!最低でも、1週間に1回!!分かった?」
俺は、掴まれながら言った。
「わかりましゅた……ちゃんと、いきましゅ!」
その言葉を聞いて、
ゆい先生は、満面の笑みで答えた。
「よし!待ってるからね、健人くん!!」
そう言って、
保育園の、中に入って行ったのだった。
♢♢♢
俺は、保育園から離れて、
家へと帰ってきたのだった。
俺は、リビングのソファに、
座りながら、寂しそうな顔して思った。
1人っきりって、こんなに寂しいんだ……
前世の、ニート時代はこんな事なかったのに。
やっぱり、みんな居ないと寂しいな……
そう思っていた時だった。
『ガチャッ!』
玄関のドアが開いき、
誰かが、帰ってきたのだった。
母さんと、父さんもう帰ってきた?!
思ったより、早かったな〜
俺は、嬉しそうな顔して、
玄関へ向かい、笑みを浮かべて言った。
「おかえり!!帰ってくるの、早かったね……ってなんでお前が、ここに来てるんだよ!!」
玄関を見ると、天使が立っていたのだった。
天使は、俺を見るなり、
ブチ切れながら、話した。
「なんで……お前がここに来てるんだよ……って?てめぇな、あんだけ落ち込んでいたのに、何こっちに、連絡よこさないんだよ!!」
あぁ……そうだった、
須之王との、戦闘の後から、
全然、会ってなかったんだった。
てか、全然みんなの事忘れていたわ、
これ言ったら、怒られるから黙っとこ。
天使は、顔に血管が浮き上がりながら、答えた。
「お前の心の声、全部聞こえてるって、昔から言ってるだろうがよ……殺すぞ!」
俺は、冷や汗をかきながら、
笑みを浮かべて、言った。
「まぁ……とりあえず、あがってよ!!お茶用意するから……」
そして、天使を家にあがらせて、
俺の部屋で、2人で話すのだった。
俺は、気まずそうな顔で話した。
「あの……そろそろ、機嫌直してくれませんかね?連絡しなかったのは、どう連絡するか、分からなくてですね……」
俺がそう言うと、
天使は、不貞腐れた顔で答えた。
「別に……我は気にしてないし!ちょっとぐらい、我たちの事を、思ってもいいじゃん、とも思ってないし……」
あぁ……思って欲しかったんだな、
悪い事、しちゃったなぁ……
天使たちには、お世話になったのに。
そう思い、反省していると、
天使は、少し笑みを見せながら言った。
「もういいよ……それより、我はお前に大事な話をしに来たんだよ!」
「大事な話……?なんだよ、大事な話って!」
俺は、不思議そうな顔で聞くと、
天使が、真剣な表情で答えた。
「それはな……天界に『大月ネロ』という、神がやってきた!!その神に、会って欲しい!!」
え……?えぇーーーー!!?!!
また神様に、会うのかよ!!!!
次回へ続く!!
【次回予告!!】
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
かつて「氷結の女王」と恐れられたゆい先生の心を、1歳の健人が救い、感謝するゆい先生に、健人は思わず口にした「よく頑張りました……」の一言で、スタイル抜群なゆい先生のハートを完全にノックアウトし、
まさかの「週1で会いに来る事」を義務付けられてしまう!その後帰宅するも、誰もいない静かな部屋でみんなの温もりを思い知る健人。
そんな寂しさをぶち破るように玄関に現れたのは、連絡を無視され続けて大激怒の「ツンデレ天使」だった!
心の声を見透かされながらも、なんとか天使の機嫌を取った健人。しかし、安堵したのも束の間、天使の口から告げられたのは、天界に現れた新たな神『大月ネロ』と会うことに?!
次回、第95話『生き残りの神』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
「健人の年上キラーやばい!!」「新キャラの神様『大月ネロ』が気になる!!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベ、爆アゲしてほしいです!




