最高の終わりってマジすか?
そして俺と、ゆかのお母さんは、
学校へ到着したのだった。
俺は、焦りながら話した。
「やっべぇ……もう、休憩時間過ぎてるじゃん!!すみません!ゆかちゃんの、お母さん!俺、時間なんで行きますね!!」
そう言って、
赤組の所へ、急いで戻った。
俺が、赤組の所に到着した時、
ななこが、怒りながら話しかけてきた。
「おい!!どこ行ってたんだよ!どれだけ、色んな所、探し回ったんだからな!!」
俺は、申し訳なさそうな表情で伝えた。
「マジですまん!!色々あって……ってか、ゆかって女の子知らない?」
そう俺が伝えると、
ななこが、少し困惑した顔で言った。
「ゆか……?いたっけ……?そんな人、もしかして赤組の、2年生の人かな!その人なら……今からの1年生と2年生の、合同綱引きに出るよ!!」
俺は、焦った様子で言った。
「お、サンキュー!!じゃっ!俺はその子の所に行くから、またな……ってうわぁ!!」
俺は、ななこに服を掴まれ、地面に倒された。
ななこが、呆れた顔をしながら答えた。
「あのね……今から、綱引きだって言ってるでしょうが!!」
俺は、少し不貞腐れた、顔で言った。
「えぇ……今すぐ、言いたかったのに……あの子に言わないと、いけないんだよ……」
そう言っていた時、
かおりと金次も、合流して来て。
3人に、さっき起きた事を全て話した。
そう話終えると、
ななこが、困り顔で答えた。
「それは……言ってあげたいけど、もう始まるもんな……しかも、その人今どこにいるか」
かおりも、少し寂しそうな表情で言った。
「でも……その子のために、教えてあげたいよね!!そしたら……元気出るかもだし!!」
金次が、困り果てた様子で口を開いた。
「でもな……もうすぐ始まるし、でもその子のために、教えてあげたいし……難しい!!」
そう言っていると、
1年生と、2年生の合同綱引きが始まった。
そして、赤組と青組の、
両者が、綱の位置に着いた時だった。
敵の青組の1人が、
ゆかの名前を呼び、話した。
「おい!ゆか!!お前の母ちゃん来てるぞ!!」
それを聞いた、
ゆかは、嬉しそうな笑みを浮かべていたのだった。
ナイス!モブ野郎!!
お前は、今日から主要キャラだ!!
おめでとう!!モブ卒業だ!
そう思っていると、
青組のモブが、意地悪な笑みを浮かべて言った。
「お前の母ちゃん……めっちゃ汚ぇじゃん!!あんな、服装で来るか?普通!!」
そう言いながら、
青組の全員が、爆笑していたのだった。
ゆかは、その場で泣きそうになっていた。
俺は、そんなゆかを見て、
怒りを抑えながら、無言で座り込んでいた。
そしてアナウンスが鳴り。
『それでは……1年生と2年生の、合同綱引きを開始します!!』
そのアナウンスを聞いた、
かおりと、ななこと金次が、
俺に、話しかけてきた。
「「健人……殺れ」」
そう3人に同時に言われて。
『バンッ!!』
開始の合図がなった瞬間に、
俺は、怒りながら叫んだ。
「死ねや!!このゴミクズ共がよーーー!!!」
身体能力で、青組の全員を投げ飛ばして、
優勝を、勝ち取ったのだった。
俺たちが、自分の場所に帰っている時、
ゆかが、近づいてきて話しかけてきた。
「えーと……冴島健人くんだよね……?」
俺は、少し困惑した様子で聞いた。
「あ……ゆかちゃん、どうしたの?お母さんに会えた?」
そう聞くと、ゆかは満面の笑みで答えた。
「うん!!ありがとう……呼んでくれて!!」
俺は、ゆかの頭を撫でて、
無言で、去っていったのだった。
いや〜〜今の俺、クッソかっこいいじゃん!!
『The大人のイケてる男』みたいで。
これで、ゆかちゃんのお母さんに、
俺のかっこよさが伝わって、
好意持たれたいなぁ……
そして……色々な種目を終えて、
体育祭が、終わったのだった。
どの組が、優勝したか発表する時。
みんなが、運動場に座っていたら、
副校長先生が、壇上に上がり答えた。
「えぇ……順位を発表します!!」
「3位……黄色組!!」
「2位……青組!!」
「そして第1位は……赤組です!!」
そう言われ、みんなが大はしゃいでいた時。
副校長先生が、笑みを浮かべて言った。
「今日頑張った皆さんに、鬼山校長先生から、ご褒美があります!!」
そう言って、ボタンを取りだし、
それを押した時、大きい音が聞こえた。
『ピューーーーンバーンッッ!!』
そして、空を見上げた時、
花火が打ち上がっていたのだった。
それを見た、みんなが歓声をあげていた。
そして俺は、薄ら笑みを浮かべて思った。
この花火の、費用のせいで、
俺は、散々な目にあったんだな……
しかも……昼過ぎだから、全然見ないし。
マジ、きたねぇ花火だな……
そう思いながら、体育祭が終了したのだった。
♢♢♢
そして、鬼山校長はと言うと……
「鬼山くん……君、なかなかやるねぇ……!」
鬼山校長は、満面の笑みで答えた。
「はい!!俺、頑張ります!!」
これで……ゆかさんのお母さんにモテてて、
付き合っちゃったり……なんてな!!
健人と、同じ思考をしていたのであった。
次回へ続く!!
【次回予告!!】
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
ゆかの母親を無事に送り届けるも、待っていたのはゆかを嘲笑う青組のゴミクズども!ななこ達の「殺れ」の合図とともに健人の怒りが大爆発し、身体能力で青組全員をまとめてお星様にしていく!
感動の再会と、見事勝ち取った赤組の優勝。しかし、感動に浸る健人の頭上に打ち上がったのは、「昼間に見るきたねぇ花火」だった……。
次回、第91話『家族サービス』お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
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