最悪で最高の体育祭ってマジすか?
俺は、体育祭の日絶望していたのだった。
何故かと言うと……
借金返済の為に、俺の写真集を売る、鬼山校長。
そして、それを買う、
オカマ達と腐女子とショタコン女たち!!
という、最悪な場面を見ていたからであった。
俺は、絶望した顔で赤組に戻ったのだった。
まじで……最悪だ、
こんなクズ校長の頼み聞かなきゃよかった。
でも、これを成功したら『20歳のグラビア写真集』を、ゲット出来る……!!やるしかない!!
前依頼達成した時は、『80歳の水着グラビア』
を、なぜか貰ったが……今回は違う!!
なぜか、やる気しか湧いてこないぜ!!
俺は、絶望していた顔から、
変態パワーで、やる気に満ちた顔になった。
そして、体育祭の合図がなり、
ついに始まったのだった。
みんなが入場し終わったあと、
第1種目の、発表がされた。
『それでは……第1種目は、1年生による50メートル競走です!!』
そう放送されて、
俺が、1番目に走ることになった。
いや……これ身体能力使っちゃ、
ダメだよなぁ……戦闘用だし。
考えなくても、身体能力、
出せるようになったから、気をつけないと。
そう思っていた時、
ななことかおりと、金次が。
鋭い目つきで、俺を見て、
何か、手でレクチャーしてきた。
俺は不思議の思いながら、見ていると。
なんだその動き、もしかして……
『の、う、りょ、く、つ、か、え』
こいつら……身体能力使えって言ってるのか?!
この学校の人間、どんだけクズなんだよ!!
でも使わなかったら、あとが怖いからなぁ……
そう思い、仕方なく、
身体能力、で無双することにした。
そして、1レース目がスタートした。
『バンッ!!』
合図がなり、
俺は、軽めに身体能力を使ったのだった。
軽めに……穏やかに行くぞ!!
ってかこれ……もしかして、
身体能力の、力制御できるんじゃないか!?
そう思っていたが、
気を緩んだ瞬間、爆速で走ってゴールしてまった。
『ビューーーンッ!!』
あ……やべ、本気出しちゃった。
これ、みんなにバレるよな?!
どうしよう……俺の、正体がバレたら。
俺が、怯えた顔をしていると、
全員から、歓声が上がった。
「「よくやった!!健人!!」」
「おめぇ……すげぇよ!!」
「陸上部入ってくれよ!!」
「さすが……健人様!」
よかった……全員バカで!!
でも……身体能力の力、操作できるんじゃないか?
須之王とか、強い相手との戦いで使えそうだな!!
そして、俺たち赤組は、
次々と、優勝を勝ち取っていた時だった。
俺は、休憩中に、
蹲っていた、女の子に出会った。
俺はその子に駆け寄り、不安そうな顔で聞いた。
「あの……大丈夫?君、名前は?具合……悪い?」
そう聞くと、その女の子は顔を見上げ、
俺の目を見ながら、泣いて答えた。
「私……『ゆか』具合悪くない……お母さんが来てなくて、ずっと配達の、仕事してて誰にも、応援されないから……」
うわぁ……シリアスじゃん!!
今この時まで、めっちゃふざけてたんだけど。
でもな……なんか可哀想だし、助けてやるか!!
俺は、顔に笑みを浮かべて言った。
「ねぇ!ゆかちゃんのお母さんって、どこで働いてるか分かる?」
ゆかは、涙を流しながら伝えた。
「ここから……少し離れた所で、仕事してる。多分まだそこで、荷物積んでると思う……」
俺は、その言葉を聞き、
ゆかの場所から、離れて。
オカマと腐女子とショタコン共を呼び、
全員に、説明したのだった。
「そういう事だから……お母さんが来るまで、あの子の応援しててくれないか?」
そう言うと、
みんなが、笑みを浮かべて話した。
「しょうがないわね……私が一肌脱ぐしか、ないようね!!!」
「いいよ!!子供のためだったら、喜んでするわねへへへ……子供の男の子から、頼まれちゃった」
「わかったよ……ちなみに、いつ男同士のキス見せてくれるの??待ってるんだけど……」
「ねぇよ……そんなもん、まぁいいや!あとは頼むな!!」
そう言い放ち、
俺は身体能力を使い、
ゆかの、お母さんの所へ行ったのだった。
♢♢♢
そして、ゆかのお母さんが働いてる、
配達の、仕事場所についた。
俺は、その場で大声で叫んだ。
「ゆかちゃんの、お母さん!!!!いませんかーー!!いたら、返事しろ!!!」
そう言うと、
1人の女性が、困惑した顔で駆け寄ってきて、
話しかけて、きたのだった。
「あ、あの……?うちのゆかが、何かあったんですか?」
俺は、真剣な表現で答えた。
「今……ゆかちゃん、体育祭で頑張っていますよ!!行ってあげてください!!」
そう言うと、
ゆかのお母さんが、悲しそうな顔で話した。
「行ってやりたいけど……私が、仕事しなかったら家が、破綻しちゃうから……ごめんね!ゆかの事、よろしくね!」
俺は、笑みを浮かべながら、
ゆかの、お母さんに伝えた。
「じゃあ……その仕事、俺がやりますよ!!それだったら、体育祭行けますよね!!」
そう話したら、
ゆかの、お母さんが寂しそうな笑みで口を開いた。
「できないでしょ……?気持ちだけ、受け取っておくね!ありがとう……」
「で、でも……俺が運んだ方が早いし、それに……ゆかちゃんが……寂しそうなんで」
俺だったら……前世で体育祭出たし、
今回出なくても、全然大丈夫……
そう思っていた時、
後ろから、話しかけられたのだった。
「諦めろ!!健人……お前が仕事するんじゃなくて俺が代わりに、してやりますよ!」
そう言われて、
振り返ると、そのには鬼山校長がいたのだった。
俺は、驚愕した顔で言った。
「え……なんで?鬼山校長先生が、いるんだよ!!販売してたんじゃ……」
鬼山校長は、不敵な笑みで答えた。
「生徒が、困ってるのを見過ごすのは、一教員としてできない!!」
鬼山校長……!!生徒で金儲けしてたのに、
すっごい、都合いいこと言ってるけど。
「それにな……健人!!お前にとっても、大事な体育祭だ!これは、絶対参加だからな!!」
この人……根は、いい人なんだな……
なんか、見直したわ!!
そう思っていると、
鬼山校長が、ゆかのお母さんに駆け寄り、
真剣な眼差しで、話した。
「ゆかさんのお母さん!!行ってやってください!ずっと、待ってますよ!一生に一度の、思い出なんですから!!」
そう言いながら、
目線は、ゆかのお母さんの胸を直視しながら、
言っていたのだった。
やっぱり、この人……クズだな!
根っこから、腐ってるわ。
そう思っていると、
ゆかのお母さんが、涙を流し、
笑みを浮かべて、言ったのだった。
「先生……ありがとうございます!!私、行ってきます!!」
そう言って、学校へ向かったのだった。
俺も、すぐに学校に行き、残された鬼山校長は、
笑みを浮かべて、仕事場に向かった。
職員が、鬼山校長を見て、困惑しながら言った。
「あんた……誰?!」
「俺は、最高の仕事人ですよ!!」
鬼山校長は、カッコつけながら、
そう言ったのだった。
次回へ続く!!
【次回予告】マジで遅れてすみません!!寝ていました……最後までお読みいただき、ありがとうございます!
体育祭当日、校長のせいで絶望する健人!しかし、『20歳のグラビア写真集』への変態パワーで奇跡の覚醒!?
50メートル走で爆速ゴールを決め、周囲の勘違いから一躍ヒーローに!そんな中、健人は母親が仕事で来られず泣いている少女・ゆかちゃんと出会う。
放っておけない健人は、オカマや腐女子たちに応援を託し、自身は驚異の身体能力で母親の職場へ直行!代わりに働こうとしたその時、
なぜか鬼山校長が登場!?母親の胸に下心を燃やす校長が、まさかの身代わりを申し出る!
次回、第90話『最高の終わり』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
「鬼山校長最高!」「健人頑張れ!!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベ、爆アゲしてほしいです!




