邪神須之王ってマジすか?
少しして、俺は目を覚ましたのだった。
あれ……何してたっけ?
あ、かおりとカラオケ来てたんだった!!
そう思い周りを見渡すと、
ソファに寝転がり、俺の顔を見ながら、
にやけ顔のかおりが、いたのだった。
かおりが、笑みを浮かべて言った。
「おはよう!!よく寝られた?」
俺は、呆れ顔で答えた。
「あぁ……おかげさまで、ぐっすり眠れましたよ!今何時だ?ってもうこんな時間!?」
かおりは、どこか寂しそうな目で言った。
「うん……早いね、夕方になるの!!ただ散歩して、カラオケ入っただけだったね!」
俺は、申し訳なさそうな顔で話した。
「本当にすまん!!俺が寝てる間に、夕方になってしまっていた」
そう言うと、
少し焦った様子で、かおりが答えた。
「違うよ!!健人は悪くないから!私が変なこと、したから……」
俺は、少し落ち込んでいるかおりを見て、
不敵な笑みを顔に浮かべて言った。
「じゃあ……また2人っきりで、遊びに行こうな!!その時は、俺が行く場所選んでやるよ!」
かおりは、少し俯いたまま呟いた。
「そういうとこだぞ……女たらし……」
「え?何か言ったか?」
かおりは、満面の笑みを浮かべながら答えた。
「いや、なんでもない!!帰ろっか!」
こうして俺達は、カラオケを部屋を出たのだった。
「これで、1200円もするのかよ!!」
♢♢♢
そして、かおりを家まで送って行った時だった。
かおりは、微笑んだ顔で言った。
「ありがと!家まで送ってくれて」
俺は、笑みを浮かべて答えた。
「全然大丈夫だ!!もう外暗いし、俺そろそろ行くわ!」
かおりは、少し寂しそうな目で話した。
「そうだね……もう帰らないとだね!またね!!」
「おう!!またな!」
俺は、優しそうな顔で言って、
家に帰るのだった。
そして帰る途中、どこからか話しかけられた。
「君が……冴島健人くんかい?」
俺は、そう言われて、
振り返ると、そこにはスーツ姿の男が立っていた。
この男……魔人だ!!
雰囲気で分かる、
魔人は、クニオスとアビスが、
ある程度防いでると聞いたが、
やっぱり、こっちにも来たか!!
そう思いながら、
俺は、戦闘態勢に入った。
俺を見ながら、
スーツ姿の男が、不気味な笑みで言った。
「いきなりで申し訳ない、私の名前は『レイヴン』今は……君の敵では無い、よろしくね!」
敵では無いって……
クニオスと似た感じなのか??
それでも、絶対に油断しちゃいけない!!
このレイヴンって男……他の魔人と何かが違う。
そう思っていると、
レイヴンが、一瞬で俺の隣に来た。
そして……薄ら笑みを浮かべて話した。
「クニオス君とは、ちょっと違うかな!それと、私は須之王様の執事なので、他の魔人と一緒にはしないでくださいますか?」
この男……俺の心の声が、
分かるのか……天使と同じタイプなのか?
そんな事考えちゃダメだ……
とにかく逃げなきゃ!!
俺は、身体能力で逃げようとした時。
レイヴンが、俺の耳元で囁いた。
「だーめ……逃がさないよ」
『シュンっ!!』
そう言って、
俺の背中を触り、どこかへ連れて行かれた。
♢♢♢
俺は、暗くてよく分からない場所についた。
そして俺は、困惑した顔で。
どこなんだここは……
真っ暗だし、若干血の匂いがする。
どこに連れて来られたんだ……
そう思っていたら、
奥の暗闇から、誰かが話しかけてきたのだった。
俺は、怯えた顔をして聞いた。
「あ、あの……誰ですか?顔が暗くてあんまり、分からないんですけど……」
そう言うと、
その男は、笑いながら言った。
「すまない……お前の顔をじっくり見ていたんだ!」
そう話しながら、
暗闇から出てきて、俺が顔を見た時。
この人……なんか、
アルマ様に、似ているような……?
気のせいかな??
その男が、不気味な笑みを浮かべて答えた。
「いや!正解だよ、俺はアルマの弟『須之王』地獄へようこそ……冴島健人!!」
次回へ続く!!
【次回予告!!】
最後まで、ご覧いただきありがとうございました!
前半の甘酸っぱいデートから一転、後半はとんでもない大ピンチに巻き込まれてしまった健人。邪神、須之王とその執事レイヴンに連れ去られてしまうとは……!
血の匂いが漂う暗闇の中、前世35歳のおっさんの知識と今の力で、健人はこの絶望的な状況を切り抜けることができるのか!?
次回、第83話『初めての敗北』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
「かおりの、可愛さやばい」「須之王と、直接対面やばい!!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベ、爆アゲしてほしいです!




