波乱の中学校生活ってマジすか?
そこから数日が経ち、入学式当日。
俺は、家で学校に行く準備をしていた。
父さんが俺の部屋に来て、
何かを企んでる笑みをしながら話した。
「健人……今大丈夫か?」
俺は不思議そうな顔で聞いた。
「あぁ大丈夫だけど……どうした?」
そう言うと、
父さんはにやりと笑みを浮かべて答えた。
「いやな……健人が学校で省かれないようにと思って、これ!!お前にやるよ!」
父さんが、俺に見せたのは……
前に母さんが買おうとしていた、
金色の龍がついてる短ランと、
卑猥な文字が書いてあるボンタンを持ってきた。
父さんが自慢げな笑みで言った。
「結構高かったけど、健人が省かれないように買ってきたぞ!!今どき、そんな普通すぎる学ランは、モテないからな……どうだ?」
「じゃ!行ってきまーす」
俺は父さんを無視して、学校に行くのだった。
父さんは焦りながら話した。
「待ってくれ!!健人!お父さんと、お揃いにしようよ!これの方が、いじめられないぞ!!」
『バタンッ!』
「健人……お揃いが良かったのに……」
寂しそうな顔で呟いたのだった。
そして俺は玄関に行き、学校へ行ったのだった。
♢♢♢
学校の校門にて……
久しぶりだな……
ここも相変わらずだなぁ。
もしかして……ここの連中も。
そう思いながら、学校に入った。
学校の下駄箱で、
俺はななことかおりに会った。
ななこが、笑みを浮かべた顔で近寄ってきた。
「健人ー!おっはよう!!」
「バシッ!」
そう言いながら、俺の背中を叩いた。
「いてて……お前力強すぎだろ!」
かおりが、微笑んだ顔で話した。
「おはよ!健人、今日からよろしくね!」
俺は、穏やかな笑みで答えた。
「おう!よろしくな!!」
そう言うと、
金次が、奥から勢いよく、抱きついてきた。
「うおぅ!!」
「健人!!お前なんで……お店に居なかったんだよ!」
俺は、呆れた顔をして話した。
「そんなの知らねぇよ……卒業ぶりだな!金次!!元気にしてたか?」
金次は、鼻水を出しながら号泣して答えた。
「グスッ……元気なわけないだろ!!もしかしたらお前が、別の学校に行ったんじゃないかって思ってたんだからな!!」
こいつ……成長する程キャラ崩壊してるな、
仲良くなって、素を出したのかな。
ってか……
「お前、鼻水俺の制服につけるなよ!!」
俺はブチ切れながら怒鳴ったら、
金次は、泣きながら言った。
「ごべん……グスッ……」
そう話していたら、
先生から、体育館に呼ばれてたのだった。
「はーい!入学生は体育館に来てください!!」
そう言われて、
体育館に、行ったのだった。
♢♢♢
そして体育館に行き、入学式が始まった。
ってかみんな普通なんだな……
小学校が異常なだけで、
中学校からは平穏な生活があるんだ……な?
そう思っていた時、
グラサンをかけて、タバコを吸ってる、
イケおじが、壇上に上がったのだった。
そのおじさんが、マイクを取り喋った。
「おめぇら……何しけたツラしてんだよ!!」
え……だれこの人、
こんな人居なかった気がしますけど。
イケおじが、タバコを吹き、
グラサンを取って自己紹介したのだった。
「俺様はな……この学校の校長!『鬼山吾郎』よろしくな!お前ら!!」
俺の平穏学校生活の夢は、
一瞬で砕け散ったのだった。
でも……みんなは普通だから、だいじょ……ぶ。
そう思っていた時、
俺以外の、入学生全員が立ち上がり、
校長に頭を下げながら。
「「「よろしくお願いします!!親分!!」」」
そう言ったのだった。
はい……確実に砕け散りました!
もう……帰りたい、ニートしたいよ……
次回へ続く!!
【次回予告】
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
始まった中学校生活……だが、始まる前からお父さんの暴走、そして入学式での校長『鬼山吾郎』の登場で、健人の平穏な夢は見事に粉砕されました。
周りの新入生が全員「親分!!」と叫んだあの瞬間、健人の絶望は計り知れな。
次回、第77話『現実逃避したい健人』
『作者からのお願い!!』
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