学生服選ぶってマジすか?
小学校を卒業して次の日……
俺は母さんと、制服を選びに来ていたのだった。
母さんが、楽しそうな顔をして言った。
「健人!これいいんじゃない?かっこいいし、私もこれを着ていたお父さんに、惚れちゃったから!」
俺は母さんの所へ行き、
母さんが選んだ制服を見て、
驚きのあまり固まってしまった。
俺は、震えながら聞いた。
「母さん……これの事では無いよね……?」
母さんは、真顔で答えた。
「これだけど……どうして?」
母さんが選んだのは、
金色の龍がついてる短ランと、
赤文字で『S○X』と、
書かれてあるボンタンを選んだのだった。
どんなセンスしてんだよ!?
てか短ランとか着てる人、
この時代では全滅してるだろ!!
あと『S○X』って単語好きすぎるだろ、
ランドセル選んでた時も、
似たようなの持ってきたよな!!
俺はドン引きした顔で言った。
「母さん……俺、普通の学ランがいい……」
母さんはその言葉を聞き、
不貞腐れた顔で答えた。
「えぇ……いいと思ったのに……これも普通なのに!!」
どこが普通なんだよ!!
母さんの世代だから、
短ランとボンタンはまだ分かるとして、
『S○X』は普通じゃないだろ!!
この人……天然通り越して馬鹿だよ。
そう思っていた時、
ななことかおりがやって来たのだった。
2人は俺を見て、
嬉しそうな顔で飛びかかってきた。
「「健人ーー!!」」
「うわぁぁぁ!!」
俺は2人に飛びかかれて、地面に倒れてしまった。
かおりが、にこにこした顔で言った。
「会いたかった!寂しかったんだからね!!」
ななこも、楽しそうな笑みを浮かべて話した。
「ねぇ健人!!あたし達、中学生になるから髪型変えたんだけど、可愛い??」
え……どうした、
いつもの2人じゃない!!
かおりは長い髪から短い髪になり、
ななこは長い髪をポニーテールにしていた。
なんか……可愛いなぁ。
ダメだダメだ!
俺は元35歳で引きこもりクズニートだぞ!!
中学生に可愛いなんて言ったら……
犯罪になってしまう!!
俺はそう思い、
強ばった顔で答えた。
「1日ぶりだね、2人とも……」
そんな俺を見て、
ななことかおりが、残念そうな顔で話した。
「なーんだ、いい作戦かと思ったのに……健人には、効果なしか」
「かおり……すごく恥ずかしいんだけど……」
俺は困惑した顔で聞いた。
「え……なんの事?」
ななことかおりが、意地悪な笑みで答えた。
「「なんでもなーい!」」
その一部始終を見ていた、
母さんが、にやけながら。
これ……あるな、
ものすごく……Hだぁ。
そう思っていたのであった。
♢♢♢
そして金次はというと……
1人寂しく違うお店に行っていたのだった。
「健人!!どこにいるんだ!!」
「お客様!店内ではお静かにしていてください!」
「どこに行けば、健人に会えるんだ!!!」
そう叫んでいたのであった。
♢♢♢
そして天界にて……
神と天使とネルが、話していたのだった。
天使が、笑みを浮かべた顔でアルマ様に言った。
「アルマ様……健人を復活させたのって、やっぱり『アレ』が理由だったんですね!」
ネルが、不思議そうな顔で聞いた。
「アレって……なに?」
アルマ様が、
優しい笑みを浮かべながら話した。
「アレはね、健人くんの家系は元々……神の血を引く家系だったんだ!だから生き返らせたて、神の力を引き受けさせたんだ!!」
それを聞いた、
ネルは、少し困惑しながら聞き返した。
「そうなんですね……でも、健人くんじゃなくて、別の人でも良かったんじゃないですか?」
アルマ様は、
不敵な笑みを浮かべた顔で答えた。
「まぁ、そうなんだけどね!でも1番健人くんが、神の血が濃かったから、復活させたし……」
「それに、元々健人くんの先祖に神の力付与させる予定だったけど、ド忘れしちゃったから、ついでに付与しちゃった!」
その言葉を聞いた2人は。
(やっぱりこの人、すごい適当だな……)
そう思ったのであった。
次回へ続く!!
【次回予告!】
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
小学校を卒業し、いよいよ第3章・中学生編がスタートしました!
お母さんの相変わらずぶっ飛んだ制服センスや、ななことかおりの可愛いイメチェンアピールなど、新生活前から大騒ぎの健人です。
そして天界では、アルマ様の衝撃的な事実が発覚しました。健人のこれからの運命はどうなってしまうのでしょうか……!
次回、第76話『波乱の中学校生活』お楽しみに!!
ついに中学校の入学式を迎えます! 健人を待ち受ける新たな出会いと、タイトル通りの波乱の展開をお楽しみに!
『作者からのお願い!!』
「ななことかおり可愛い」「アルマ様適当すぎでしょ!」と思ってくださった方は、ぜひ下にある【ブックマーク登録】や【評価の★★★★★】をポチッと押して応援していただけると、執筆の大きな励みになります!




