恐怖のお化け屋敷ってマジすか?
俺は家庭科室のドア前で、
ずっと、緊張していたのだった。
また……変な事起きるんじゃ、
何も起きなかった事がないから、
そう思ってるだけだ……
切り替えていかないと、
あいつら3人にも迷惑かけてしまう。
そう思い、
気分を切りかえて、家庭科室のドアを開けると。
「よし!みんな料理するか……って、え?」
俺が元気よく、家庭科室に入ると、
3人が、全身ボロボロで、
顔が真っ黒になって、
アフロヘアーになっていたのだった。
俺が困惑しながら聞いた。
「なんで……そんなボロボロなの?」
かおりが、薄ら笑みを浮かべながら話した。
「いや〜なんか……料理って難しいね……」
ななこは、少し怯えながら答えた。
「もう……料理なんてやりたくない……いつか料理してたら、人死ぬよ……お母さんにも辞めるように言おう……」
金次は、
真顔の無言で立ち尽くしていたのだった。
こいつら……
何があったんだよ、この短期間で!!
料理下手って話ではないぞ……
そう思い、俺は呆れながら話した。
「何してんだよ……火とかは、俺が使うから役割分担しよう!」
「「役割分担?」」
3人がハモって聞いてきた。
俺は、不敵な笑みを浮かべながら答えた。
「あぁ……まず!ジャガイモ、人参係かおり!!」
「は、はい!!」
「そして!玉ねぎ、肉係ななこ!!」
「任せろ!!」
「よし金次!!残ってるやつ全部やれ!」
「おう……ってふざけんなよ!!」
こうして、
俺たちはカレーを作り始めたのであった。
そして……
俺は笑みを浮かべながら話す。
「よし……完成したぞ!!」
「「よっしゃあ!!」」
なんという事でしょう!
皮を剥いてない人参に、何故か青いジャガイモ、
逆に細かく切りすぎた玉ねぎ!
そして緑色の肉!!
これはまるで、
カレー食った後のう〇この〇痢バージョンですね!
そんなカレーを見て、
俺は薄ら笑みを浮かべながら話した。
「ま、まぁ……料理は味だから!」
そう言うと、
ななこが、少し嫌な顔しながら答えた。
「そ、そうだよね……味だよな」
かおりは、引いた顔をしながら言った。
「味……って、見た目で決まる場合あるよね……」
そして金次は、
料理を見て、真顔で固まっていたのだった。
俺たちは覚悟を決めて、
そのカレーを食べたのだった。
「「いただきまーす!」」
4人で食べた瞬間……
一斉に声を上げた。
「「うめぇ〜」」
なんだこれ……
見た目は〇痢だけど、
美味すぎる……特にこの緑色の肉!!
そう思いながら。
「「ご馳走様でした!!」」
綺麗に完食したのだった。
♢♢♢
そして、俺たちはご飯を食べた後、
4人で遊んでいたのだった。
あっという間に時間は夜になり、
体育館に集められたのだった。
坂本先生が、マイクを握り喋った。
「みんな!!学校お化け屋敷始めるぞ!!」
「「「いぇーい!!」」」
みんなが盛り上がってる中、
坂本先生がにやりと口角を上げて、話した。
「このお化け屋敷は、仕込みも何もしていません!何故かって?ここの学校は、仕込みが要らないくてもいいくらい怖いからだよ……」
それを聞いた、
ななこが足を震わせながら呟いた。
「そ、そんなの……嘘に決まってる……」
かおりも、怖がりながら話す。
「そ、そうだよね……嘘だよね……」
金次は、
余裕そうな顔してるが、声が震えながら話した。
「幽霊……なんて、人の……幻覚だから……」
俺は、真顔で答えたのだった。
「でも……確かに、ここの学校出るって噂あったような……」
そう言うと、
3人が俺を見て、殺気を放っていた。
坂本先生が、
不気味な笑みで話した。
「それじゃ……1組ずつお進みくださいませ!」
そう言って、
部屋が真っ暗になったのだった。
その時、体育館全体で大騒ぎになった。
「いや!!!!」
「怖い……誰か!!」
「死んじゃうよーーーーー!!!!!」
いやバリバリ仕込んでますやん!!
こうして、恐怖のお化け屋敷が始まったのだった。
次回へ続く!!
【次回予告】最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
なんということでしょう。3人がアフロヘアーのボロボロ状態で幕を開けた、初めてのカレー作り。完成したのは、見た目こそ〇痢(失礼)のようでありながら、なぜか絶品な「緑色の肉入りカレー」だった!
無事に完食し、いよいよ始まった夜のお泊まり学校メインイベント。坂本先生の「仕込みなし」という不気味な言葉の直後、体育館は真っ暗闇に包まれ、響き渡る阿鼻叫喚の嵐!
「いやバリバリ仕込んでますやん!!」とツッコむ健人だったが、4人が進む闇の奥には、仕込みではない「本物の異常事態」が待ち受けていた……!?
次回、第69話『健人怯えまくる』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
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