最後の修行内容ってマジすか?
その後クニオスは帰り、
騒ぎにしないように天使が来て、
旅館の壁を直したのだった。
そして、
俺は天使との話し合いで。
天使が、
不敵な笑みを浮かべながら話した。
「よく聞け、健人!お前に、最後の修行の内容を伝えよう!!」
俺は、呆れ顔で答えた。
「なんだ……急に、もう疲れたから休みたいのに……」
そう言うと、
天使はドヤ顔しながら言った。
「まぁ待てよ!お前の実力を見て、思った!!お前には最後の修行『身体能力自由操作』をやってもらいたい!!」
「身体能力自由操作?!何それ……」
俺が驚きながら聞くと、
天使が少し真剣に答えた。
「お前はまだ、身体能力を操作できてない!上手く使いこなすには、瞬時にどこを強化するかを考えなきゃ、いけないんだ!!」
確かに……
俺はパンチ、キック、高く飛ぶとかしか、
考えてなかったなぁ……
こいつの言ってる事一理あるな……
そう思ってたら、
天使が偉そうな顔で呟いた。
「そうだろう〜一理あるよな!!我天才だからな」
そうだった、
こいつ人の心読めるんだった……
俺は不思議に思い、
天使に聞いた。
「でも、どうやってやるの?その自由操作の修行」
そう言うと、
天使が意地悪そうな笑みを浮かべながら答えた。
「それはな……お前には『レックス・ギガント』に行ってもらう!!」
「レックス・ギガント?!すげぇ強そうな名前だな……どこなんだよそこ!!」
俺が驚きながら聞き返すと、
天使が笑みを浮かべながら話した。
「そこにはな、とてつもなく強いモンスターがいる世界だ!!ちなみに、神が作った世界だから邪神の連中も入っては来れない!!」
ちょっと待て!!
強いモンスターって事は、
死ぬこともあるんじゃないか?!
絶対嫌なんだけど……
俺が絶望していた時、
天使が微笑みながら言った。
「大丈夫!!もし危なかったら、我も助けるし時間になったら現世に戻るから!!お前の学生生活は守ってやるよ!」
いや守りきれてないんだよ!!
小学生の思い出全然ないんですけど?!
最悪だ……また変な所で修行するのかよ。
そう思ってたら、
天使が微笑みながら言った。
「健人!お前の身体能力自由操作を鍛え上げたら、どんな敵でも友達や家族、全員守れるから!」
俺はそれを聞いて、
覚悟を決めたのだった。
「わかった!俺やるよ!!」
「あ、ほんと?お前が乗りやすい性格で良かったよ!じゃ、そういう事でまた明日な!!」
そう言い放ち、
帰って行ったのだった。
あのクソ天使……
絶対ボコボコにしてやるからな!!
そうして、俺は疲れ果て旅館に戻り、
気絶するように寝たのだった。
次回へ続く!!
【次回予告】お読みいただき、ありがとうございました!
クニオスが帰り、騒ぎを収めるために旅館の壁を直した天使。そんなクソ天使から健人に言い渡された最後の修行――それは、瞬時に身体のどこを強化するかを考える『身体能力自由操作』だった!
さらに修行の舞台として告げられたのは、神が作ったとてつもなく強いモンスターがいる世界『レックス・ギガント』!死と隣り合わせの超過酷な修行を前に、家族や友達を守るため、健人はついに覚悟を決める……!
次回、第62話『レックス・ギガント』をお楽しみに!
『作者からのお願い』
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