殺さない理由ってマジすか?
俺とクニオスは、
共闘してアビスと戦うのだったが。
アビスは、
狂気に満ちた笑みでこう話した。
「あたしはね!須之王様に特別な力を貰ったんだよ!!こんなあたしに勝てるわけ……」
『ドカッッ!!!』
クニオスは、
アビスが話してる途中に殴ったのだった。
そして、
殴り飛ばされたアビスはキレながら。
「あ、あんたね!人が喋ってる途中でしょうが!!」
そう話すアビスに、
クニオスは真顔で答えた。
「知らねぇよ……戦闘中に喋るバカどこにいるんだよ、早く起きてかかってこいよ……」
クニオスくん……
流石に喋らせてあげようよ。
せっかくの出番で喋らせないって、
流石に可哀想だよ……
そう思ってたら、
アビスが不気味に笑みを浮かべながら喋った。
「わかった……少し手加減しようと思ったけど、最初から本気で行くわ!!」
そう言って、
クニオスに殴りかかってきた。
そしてアビスとクニオスが、
殴り合いをしている時。
クニオスが、
少し焦りながら聞いてきた。
「健人!お前の力『無限身体能力強化』なんだろ?無限に体力は増えて、その分無限に身体能力が強化されるって事だろ?」
俺は、困惑しながらも答えた。
「そうだけど……なんで?」
そう言うと、
クニオスは、笑みを浮かべながら話した。
「だったら、戦闘中でも体力は増えるはずだ、増えた分身体能力が、強化されるはず!!」
なるほどな……
戦いながらも強化できるって事か、
無敵チート能力じゃねぇかよ……
俺が、不敵な笑みを浮かべながら思ってると。
クニオスが、余裕そんな顔しながら言った。
「わかったようだな……来い!健人、2人でこの女潰すぞ!!」
俺は、にやりと笑みを浮かべ答えた。
「おう!!のぼせてた頭治ったし、本気で行くわ」
そう言って、
クニオスとアビスの戦闘に混じった。
そしてアビスの背後に回り。
「やっほ〜アビスちゃん!」
そう余裕そうに言って、
アビスを蹴り飛ばした。
『ドカッッ!!!』
アビスは、
旅館の壁に飛ばされていた。
アビスが、
少し息を切らしながら起き上がろうとした時。
「く、クソが……強化されたあたしがやられる訳ないのに……」
俺はアビスが、起き上がった瞬間。
『ドンッ!!!!』
俺は殴ったのだった。
『バキィッッ!!!』
俺の拳が、アビスの顔面にめり込んだ。
『……あ、あたしの……顔が……』
そしてアビスは、
鼻血を出しながら殺気を放ってる目で、
キレながら話した。
「絶対に許さない!!殺してやる……跡形もなく殺してやる!!」
そう話すアビスに、
クニオスが近づき追撃しようとした時。
「待て!俺がやる……」
そう言いながら、
クニオスの腕を掴んだ。
クニオスは、
俺の顔を見て、笑みを浮かべながら答えた。
「わかった!見せてくれよ、身体能力の力」
俺は、
不敵な笑みを浮かべながら喋った。
「おうよ!試してみるよ」
そう話してた時、
アビスが殴りかかってきた。
俺はアビスの拳を、
避けて手を掴み、お腹に蹴りを入れた。
『ズカッッ!!!』
俺は、
蹴り飛ばされたアビスに近づき、
追撃で何発も殴り続けた。
『ドカッッ!! バキッッ!! ズドォンッ!!! ドゴォォォン!!!!!』
『ドサッ!!!』
アビスは力尽きて、地面に倒れた。
確かに……全然疲れないな、
この能力最強過ぎじゃん!!
そう思ってたら、
アビスが血を流しながら話した。
『……はぁ……はぁ……やっぱり、勝てないか……強くなったと思ったのに……』
そう言うアビスは、
涙を流しながら空を見上げていた。
アビスを見ながら、
クニオスが真剣な顔で話す。
「須之王の力は強大だが、3年間特別な力を持ちながら、修行した健人には敵うわけない……それも須之王は知ってたはずだ、お前は捨て駒にされてたんだよ!!」
え……言い過ぎじゃない?!
煽られた挙句ボコボコにされて、
捨て駒呼ばわれって……
めっちゃ可哀想やんアビス!!
そう思ってたら、
アビスが泣きながら答えた。
「知ってたよ……あたしはあの人に、愛されてないって……認めたくなかっただけ、誰かに愛されてるって思いたかっただけなの……」
それを聞いたクニオスは、
俺の方を見て、真剣な表情で言った。
「健人、お前がこいつをどうするか決めろ!」
アビスは、戦意を消失して、怯える目で懇願した。
「お願い……殺して……地獄に戻るぐらいだったら死にたい……」
そう言ったアビスに、
俺は近寄り、意地悪な満面の笑みで答えた。
「無理だよ!ばーか!!死にたいなら殺してあげませーん、舐めてるやつ殺すの楽しいけど、死にたいやつ殺しても、全然楽しくないもん!!」
そう言ったら、
アビスは唖然とした顔で固まっていた。
クニオスは、
微笑みながら聞いてきた。
「いいのか?本当に、また襲って来るかもよ?」
俺は、薄ら笑みをしながら話した。
「まぁ……その時はその時っしょ!しかもアビス胸デカイし!ケツもでかいし!殺すのは勿体ない!」
「クニオス!アビスの事、どっかにワープできない?地獄以外のどっかに……」
クニオスは、笑いながら答えた。
「本当に面白いやつだな、健人は!わかった!少し遠い所にワープさせればいいか?」
「うん!頼むな!!」
そう言って、
ワープさせる前にアビスに話しかけた。
「なぁ!もし寂しかったら、いつでも来いよ!戦いならしてやるからよ!」
そう言ったあと、
クニオスがワープさせたのだった。
あ〜終わった、
これで一安心……って、
旅館破壊しすぎちゃった……
次回へ続く!!
【次回予告】お読みいただき、ありがとうございました!
須之王から特別な力を授かり、狂気の笑みを浮かべる最凶の女・アビス!
しかし、その御託を完全に無視して殴り飛ばすクニオスと、戦うほどにリアルタイムで限界突破していく健人の『無限身体能力強化』の前に、アビスは完全に血祭りにあげられてしまう――!
「殺して」と涙を流して懇願するアビスに対し、これ以上ないほどの満面のニヤニヤ顔で煽り散らかした健人!
最凶の女を完全に唖然とさせ、ワープで彼方へと追放して、この激闘もついに完全決着!
次回、第61話『最後の修行内容』をお楽しみに!
『作者からのお願い』
「アビスが喋ってる途中に殴るクニオス最高!」「健人のリアルタイム強化がチートすぎる!」「泣きつくアビスへの健人の煽りが最高にウザい!」と思ってくださったら、ぜひページ下部にある【ブックマーク登録】や、【星マーク ☆☆☆☆☆】をぽちっと五つ星★★★★★にして応援していただけると、もの凄く嬉しいです!




