混浴風呂ってマジすか?
そして俺は、
絶望しながらバスに乗っていたのだった。
暗い顔をする俺を見て、
金次が近寄ってきた。
金次は、
笑みを浮かべながら話しかけた。
「なに暗い顔してるんだよ!!初めての温泉旅行なんだぞ?テンション上げようぜ!」
俺は、呆れた顔をしながら答えた。
「あのな……誰のせいだと思ってるんだよ、しかも親居ないし!!」
それを聞いた、
金次が、満面の笑みで話した。
「大丈夫!!親居なくたって、俺の執事やボディーガード達が居るから!」
ハワイ旅行の時は……
ボディーガード居たけど、
かおりが攫われそうになったけどな!!
(あの時、俺の身体能力なかったら危なかったんだぞ!!)
しかも『健人とラブラブ温泉旅行』って、
なんでいつも、俺巻き込むんだよ!!
そう思ってた時、
温泉旅館に到着したのだった。
♢♢♢
俺たちは、
バスに降りて旅館についた時。
俺たちは、
旅館を見て驚愕したのだった。
俺が、
驚きながら呟いた。
「すげぇ……デカイな!」
ななこが、
圧倒されながら話した。
「千と〇〇の神隠しみたいだな……〇婆婆居るかな……?」
なんで真面目な顔で、
〇婆婆探してるんだよ!!
あと伏字にするなら、
千も伏せとけよ!!
そう思ってたら、
かおりが不思議そうな顔で言った。
「でもここの旅館、私たち以外いないよね?」
た、確かに……
もしかして、危ない場所とか。
そう思い、
金次を見た時。
金次が、
不敵な笑みを浮かべながら話した。
「よくぞ疑問に思ったな!この旅館は、俺が1日貸し切ったのだ!!」
こいつバカなのか?
こんなゴミ企画のために、
こんないい旅館貸し切ったのかよ!!
俺が驚愕してたら、
かおりが安心した顔で話した。
「なんだ〜そんな事だったのね、びっくりした!」
え……そんな事?
ななこも、
少しほっとしながら呟いた。
「よかった……心霊旅館だったらどうしようって思ってた!」
いや心霊より、
怖い事が起きてますけど?!
ただ1泊するために、
旅館貸し切るのが1番怖いだろ!!
そう思いながら、
俺たちは旅館の中に入ったのだった。
入った時、
女将や従業員全員が、
玄関の前に座り話した。
「「「金次様!お連れの皆様!お越しくださいましてありがとうございます!!」」」
え……怖すぎでしょ、
どんだけ金払ったらしてくれるんだよ。
しかも金次のやつ、
すげぇ偉そうな顔してるし……
俺は少し怖がりながらも、
お部屋に案内されたのだった。
そしてお部屋の中で、
かおりとななこはお風呂に行って、
俺と金次だけになった時に。
俺は金次にブチ切れた。
「お前、一緒の部屋なんて聞いてないぞ!!」
金次が、
顔に笑みを浮かべながら答えた。
「そんなの言ってないからな!でも健人くん、中身は35歳だから小学生には発情しないんじゃないんですか??」
俺は、
キレるのを抑えながら話した。
「発情する訳ねぇだろ……元35歳が小学生に戻って女の子と一緒の部屋って気まずいんだよ!!」
金次はそんな俺を見て、
微笑みながら言った。
「まぁそんな怒んなよ!今は小学生なんだし、ドードー落ち着きなさい……」
俺は、
諦めた顔で話した。
「ドードーって俺は動物か!疲れたわ……風呂入って少し寝るわ!」
そう言った時、
金次が、不気味な笑みを浮かべながら話した。
「じゃあ……お風呂行っておいでよ、木の看板に
『健人様専用』って書いてあるから」
そんな事までしてるのかよ……
まぁいいや、疲れを癒しに行くか。
そう思い、
部屋を出てお風呂に向かった。
そして、
お風呂場にて……
♢♢♢
ここかな?
俺は『健人様専用』と書いてある、
お風呂に入った時。
なんで……お風呂に入るのに、
海水パンツ履かなくちゃ行けないんだよ!!
でも中は見えないけど、
案外広そうだから、
ここのお風呂、1人で入れるのラッキーだろ。
そう思い、
着替えて、
お風呂に入ったのだったが……
(ななこ)
「あれ?健人!?なんでここに?」
(かおり)
「ここって『かおり様とななこ様専用』って書いてあったよね……?」
え……?
なんで2人が居るんだよ……
あの不気味な笑み、そういう事だったのかよ、
あのクソ成金野郎!!
次回へ続く!!
【次回予告】お読みいただき、ありがとうございました!
『健人様専用』って書いてあったから喜んで入ったのに、かおりとななことの鉢合わせしてしまった健人、
海水パンツを履かされていた理由がここで繋がるとは、誰が想像したでしょうか……!
中身35歳クズニートの精神を持つ健人、小学生の肉体で迫り来る美少女2人の水着姿に、どう対処するのか……
この過去最大の試練のせいで、健人の頭は湯気よりも熱く沸騰してしまいます!
次回、第58話『健人のぼせる』をお楽しみに!
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