話し合いってマジすか?
俺とアルマさんは、
天界の白い部屋で、
ポツンと置いてあったテーブルの前に、
座り話し合いをしたのだった。
アルマさんは、
真剣な表情で話し始めた。
「健人くん、須之王の事は知ってるよね?」
「まぁ……双子と邪神としか」
「須之王は僕の双子で、邪神で街を壊し人を大勢殺した後、神達も殺した男なんだけど……」
いや怖すぎだろ!!
そんな奴に俺狙われてるの?!
普通に逃げたいんだが……
俺がそう思ってた時、
アルマさんが、悔しそうな顔で話した。
「2000年以上前に、生き残りの神達と全員で地獄と言われてた洞窟に封印したが、その封印が解けてしまって、出てきてしまったんだ……」
その封印が解けてしまって、
俺と金次を襲ったあの変態BBAや、
子供アニメに出てきそうな、
イカ野郎が出てきたのか。
ん……?でも待てよ。
俺は、
ある事に疑問に思いながら聞いた。
「でも、須之王は出てきてないですよね?それって何かあるんですか?」
アルマさんが、
真剣な眼差しで答えた。
「それはね、須之王を封印した時に僕の力を入れた、小さな石像を現世に置いて、来れないようにしたんだ」
俺は少し、
安心した表情で呟いた。
「だったら、少し安心ですね!来れないんだったら雑魚敵しか居ないし……」
アルマさんは、
顔を曇らせながら話す。
「今は須之王は、地獄に居たせいで力をほとんど失ってるけど、力が元に戻ったら余裕で来れちゃうね」
何そのチート野郎……
神達でやっと封印したのに、
どうやって対処するんだよ!!
俺は絶望してた時。
俺を見ながらアルマさんが、
少し笑みを浮かべながら話した。
「まぁ……でも大丈夫!君にはもっと特別な力があるから!!」
え、特別な力!!
もしかして、俺TUEEEE系ですか?
なんだよ!最初に言ってくれたらいいのに、
どんなチート能力持ってるのかな。
俺はワクワクしながら、
アルマさんに聞いたのだった。
「その!特別な力って、すごい強いやつとかですか?手からでっかい炎出したりとか?」
アルマさんは、
俺を見て、真顔で答えた。
「いや?全然違うけど、その特別な力はね……」
俺は、
ワクワクしながら、答えるのを待っていた。
アルマさんが、
笑みを浮かべながら話した。
「『無限身体能力強化』の力です!!」
え……何それ、
なんか弱そうなんですけど?
てか身体能力って体力めっちゃ使うんだよな?
もしかして……
そう思ってた時、
アルマさんが、何故か自慢げに答えた。
「体力を無限に増やして、無限に身体能力を増やす力を持っているのだ!!」
最悪だ……!!
少しでもこの人に、
期待した俺が馬鹿だった……
そう思い、
落ち込んでいた時。
アルマさんが、
優しい目をしながら話した。
「君には、生きて欲しいから頑張ってよ!みんなを守って、前世の後悔だらけの人生塗り替えしておいで!」
まぁ……そうだな!
生き返して貰っただけ、
ありがたいと思わなくちゃ。
そう思ってたら、
アルマさんが微笑みながら言った。
「それじゃ!時間だから、現世に帰ろっか?」
俺は、
顔に、笑みを浮かべて答えた。
「うん!俺頑張るわ!!まぁ前世と違って、ファンタジー過ぎるけど……頑張って生きるよ」
その言葉を聞いた、
アルマさんが安心した顔で話す。
「ありがと!あ、あと今後の事なんだけど……」
♢♢♢
そして俺は光と共に、
俺は現世に帰ってきたのだった……
いや最後また聞き逃したし!!
ちゃんと言ってから送ってくれよ!!
そう不安に思う健人だった。
次回へ続く!!
【次回予告】お読みいただき、ありがとうございました!
天界の白い部屋で、ついに明かされた世界の真実……!
須之王の凶悪すぎる過去に戦慄しつつも、
健人に授けられたチート能力『無限身体能力強化』の存在が判明しました。
いい話風にまとまるかと思いきや、やっぱり一番大事な「今後のこと」を伝えないまま強制送還するアルマ神。
次回、第55話『ななことデート』お楽しみに!
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