不気味な協力者ってマジすか?
「魔人なのに……敵じゃないって、」
俺が、少し怯えた声で呟いた時。
不気味な男は、
少し笑みを浮かべながら話す。
「魔人か……世間ではそう呼ばれてるらしいな、俺の名前は『クニオス』地獄から来たものだ!」
俺は、
動揺しながら聞いた。
「な、なんで地獄から来たのに……襲わないんですか?魔人は俺の事を狙ってるのに」
俺がそう言うと。
クニオスが、
真剣な眼差しで、俺を見ながら話した。
「少し話せば長くなるんだが……お前を襲ってる理由は、」
俺は、
クニオスの話を遮って、
真顔で話した。
「あ、長くなるのは嫌なんで、端的に話してください!あ、あと難しい話は無しで!」
俺がそう言うと、
クニオスは困惑しながら答えた。
「あ、あぁ分かった!短めに分かりやすく話すよ……お前を襲ってる理由は1つだ!」
「邪神『須之王』が『アルマ神』を苦しめるために、お前を襲ってる!」
俺は、
心当たりがない顔で呟く。
「アルマ神??誰だその人……?須之王は聞いたことあるけど」
クニオスが、
不思議そうな顔をして話す。
「知らないのか?お前の事を、時を戻して復活させただろ?」
神様そんな名前だったんだ……
何も知らなかったんですけど?!
てか教えて貰ってないんですけど!!
俺はそう思っていたが。
その話を聞いて、
困惑しながら聞いた。
「じゃ、じゃあなんで俺を襲わないんだよ!須之王の手下じゃないのか?」
そう言うと、
クニオスはしかめた顔で答える。
「あんな奴の手下……?」
あ……やべ、
地雷踏んじゃったかも。
顔少し怒ってるし、
すっごいダメな事聞いた気がする。
そう思ってたら、
クニオスがため息を吐きながら話す。
「……はぁ、俺はあいつが嫌いだ!!生理的に受け付けん!特にあのムカつく顔なのに強いのがな!」
いや極端すぎでしょ、理由!!
なに生理的に無理って、
もっと深い訳とかじゃないんだ。
俺が、
目を見開きながら驚愕してたら。
クニオスが、
自信満々に話す。
「だが!!あんなクソ強い奴でも、お前と組めばボコボコに出来ると思ってな!お前と組んだら、あのイケメンの顔をぐちゃぐちゃに出来るぜ」
俺はそれを聞いて、
ドン引きしていた。
なんか強キャラ感で出てきて、
全然強キャラっぽくないんだが?
もっと物静かで、
ツンデレ系最強キャラと思ってたのに……
そう思っていると、
クニオスが笑を浮かべながら聞いてきた。
「どうする?組むか?お前が決めていいぞ!!」
俺は少し、
呆れた顔で答えた。
「まぁ……いいですけど、強そうだし」
それを聞いた、
クニオスが目を輝かせながら話す。
「ほんとか?よっしゃ!!あの犬のフン以下のやつをボコせるぜ!!」
だめだこいつ……
全然強そうに思えなくなってきた、
生理的に無理なだけで、
須之王の事嫌いになりすぎでしょ。
そう思いながら、
ものすごく困惑してる健人だった。
♢♢♢
そして地獄にて…………
須之王が、
幹部達と会議をしていた時。
1人の部下が、
会議に乱入して焦りながら話す。
「須之王様!!大変です!!」
それを聞いた須之王が、
面倒くさそうな顔をしながら話す。
「なに〜今、会議中なんだけど?」
1人の部下が、
恐怖に満ちた顔で伝える。
「クニオス様が……冴島健人と手を組んだと言う情報が!!」
その言葉を聞いた須之王が、
伝えに来た部下の頭を吹き飛ばした。
そして怒りに満ちた顔で、
怒りを抑えながら話した。
「クニオスの野郎……裏切りやがったな……」
次回へ続く!!
【次回予告】お読みいただき、ありがとうございました!
まさかの新キャラ、クニオス登場。圧倒的な強キャラオーラを放ちながら現れた彼ですが……
邪神『須之王』を嫌いな理由がまさかの動機が「生理的に無理」という、
ものすごく個人的かつ薄っぺらい理由でした
健人の冷ややかな視線が突き刺さります。しかし地獄側では、須之王がブチギレて大変なことに……。
健人とクニオスのデコボココンビは、これから一体どうなってしまうのでしょうか?
次回、第53話『アルマと再会』お楽しみに!
『作者からのお願い』
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