小学4年生ってマジすか?
そして俺と金次は、
病院を退院して、
普段通りの生活に戻るのだった。
学校に行き、
修行も夜に行いながら、
を永遠に繰り返していた。
最初は地獄以上だった天使との修行も、
3年も経てばすっかり生活の一部になっていた。
そして年月が経ち、
『3年後の4月』に俺は、
小学4年生になったのだった。
学校にて……
修行に慣れた俺だが、
まだ学校に行きながら、
修行もする事に慣れていなかった。
俺は朝の学校の廊下で、
眠くて目を擦ってた時。
金次が、
俺を見て喜びながら近寄ってきた。
「健人!なに眠そうな顔してるんだよ!」
俺は話しかけてきた金次に、
眠そうに話す。
「眠い……寝たいのに、夜修行あるから寝れん……」
そんな俺を見て、
金次が、羨ましがりながら呟く。
「いいな〜俺も修行とか言ってみたいな〜それも天使なんだろ?いいよな〜女の子に教えて貰って」
そう言った金次に、
驚愕しながら話した。
「お、女の子……?子供の『子』の字で言ってるのか?」
金次が、
不思議そうに答えた。
「うん……そうだけど?」
俺は、
驚きながら言った。
「あんなのが……女の子なわけないだろ!!」
それを聞いた金次が、
俺に聞いてきた。
「じゃあなんて言うんだよ!あの人顔幼いから女の子って言ってたけど、違うのか?」
そんな金次を、
俺は嘲笑いながら話す。
「あのな〜女の子って言われる年齢じゃないぞ?天使だから幼いだけで、本当だったらババアだよ!」
そう話す俺の背後を見て、
怯えながら言う。
「け、健人……後ろ……」
俺は話すのに夢中で、
聞こえていなかった。
「あ〜でも!古いって漢字使って、女の古だったら分かるけどな!!」
俺は夢中で話し続けていて、
金次が冷や汗をかきながら、
全力でダッシュして行ったのだった。
俺はそんな金次を見て、
不思議に思いながら呟く。
「なんで急に走るんだ、あいつ?トイレか?」
そう呟いた時、
後ろから肩を触られて、
俺の耳元で女性の声で囁きながら話す。
「け……ん……と……くん♡」
俺はその声を聞いて、
固まってしまった。
そしてゆっくりと、
怯えながら振り向くと。
そこには、
居るはずのない、天使が居たのだった。
俺は天使を見て、
卑屈な笑みを浮かべながら言った。
「うっそぴょーん!美人で若い天使様〜会いたかったですよ〜」
そう言ったら、
天使が真顔で答える。
「いや……無理っしょ!それは」
俺もそれを聞き、
真顔で答えた。
「あ、ですよね……」
そして下校の時……
ななこが、
俺の顔を見て話す。
「え……どうした……その顔?」
俺の顔は、
目が隠れるぐらい、
パンパンに腫れていたのだった。
そう言ったななこに、
俺は苦しそうに言った。
「……なにも!!! な、なかった……!!!!」
……そう言い放った健人は、まるで偉大な海賊の右腕かのようだった。
そして、
4人で帰っていた時。
金次が、
不思議そうに話す。
「あ、そういえばさ…あれから『魔人』の姿見ないよな!」
魔人とは、
須之王が現世に行かせたあいつらの事。
そう話す金次に、
かおりが悲しそうに話す。
「健人と金次が襲われた以来来てないね……もう来ないで欲しい……また健人に何かあったら……」
ななこも、
少し辛そうに呟く。
「金次は大丈夫だけど、健人に何かあったら……」
それを聞いた、
金次が、キレながら答える。
「いや、大丈夫ってなんだよ!死にかけたんですけど?」
そう話していたら、
他愛もない会話をしている時、
近くの公園で、子供の泣き声が聞こえた。
「誰か……助けて!!」
俺達は声の方に、
近づくと、そこには。
子供を脅している、
白い物体が居た。
俺達が到着すると、
そこには……『イカ』の魔人が居た。
「「「なんで……イカ?」」」
俺達は、
ハモリながら言ったのだった。
次回へ続く!
【次回予告】最後まで見て頂きありがとうございます!
3年の時を経て、無事に小学4年生になった健人。しかし、天使を「女の古」と罵った代償は、偉大な海賊の右腕ばりの大負傷だった!
そんな中、公園から聞こえる子供の悲鳴。駆けつけた健人たちの前に現れたのは、まさかの『イカの魔人』!?
次回、第47話『イカ臭い』お楽しみに!
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