忘れたみんなってマジすか?
そして、散々先生に怒られた後…チューリップ組のお部屋にて……
「ね、健人?思い出って何するの?」
不思議そうに聞いてきたななこさんに……
「ん?決まってるでしょ、次のイベントのお遊戯会だよ!」
「お遊戯会って…5ヶ月後じゃん!それまでに色んな子が前世の記憶無くなるんじゃない……?」
俺は心配そうな顔をしている、ななこさんに……
「まぁ、それまでには無くなる子は多いと思う…でも、お遊戯会までにも泥遊びだったり…お散歩だったり…色んな事で遊んで、思い出は作れるよ!」
「そっか、そうだよね!」
と言ったはいいものの……
いや結局その遊びを写真に撮らなかったら、意味ないやん!!どうしよう……あ、そうだ!
俺はいい事を思いつき……
「よし、誰もいないな…」
俺は誰もいない職員室に忍び込んだのだった……
「どこにあるんだ?あ、あった…」
健人は低い机に、立ちながら手を伸ばして取ったのだった…
「これだよ、これ…まぁこのカメラ…ちょっと古いけど…撮れるだろ!」
俺は机に置いてあった…少し古いカメラを取ったのだった、てか盗んだのだった……
これでみんなを撮れる…俺はそのカメラを服の中に入れて……持ち帰るのだった…
「よっしゃあ!これでみんなを撮るぞー!」
俺はそこから…先生にバレずにみんなを隠し撮りしていた…
ついでに、超可愛い氷結の女王も撮っていたのだった……
そしてそこから…月日が経ち
お遊戯会まで残り『2ヶ月』となって、これまでにもほとんどの子達が前世の記憶を無くした…
そして俺はいつも通り写真を撮っていたら……
「ね、健人…ちょっといい?」
かおりが深刻そうな顔で…呼んできた…
「どした?今盗撮中なんだよ、なんかあったか?」
「いや!盗撮中って!あんた…そんな趣味が……」
「ちげぇよ!で?なんかあったか?」
かおりは少しだけ微笑みながら……
「少し話そ?2人っきりで……」
「わかった…」
俺は困惑しながら…
2人っきりになれる所に行った…
「で、どうしたんだ?」
かおりは微笑んでいたが…少し悲しそうな顔で……
「私さ…思ったんだけど…前世の記憶が無くなるのは…お母さんから出てきた時だと思うんだよね…」
いや、いきなり何だ?告白かと思って…
もしかして、こいつ俺の事って
少し期待していたのに……
「まぁそうっぽいな…何人も見てきたけど、誕生日の日には記憶はあったけど…少し時間が経ったり…家に帰ってとかあるっぽいし……」
俺はそう言って…かおりを見た瞬間…鳥肌が立った…かおりの顔は今にも泣きそうになっていて…俺はわかってしまった…
「私ね…今日誕生日なんだ…それでね…もうすぐ…」
俺は、苦しそうにかおりが話してる時に…
「わかった…もうわかったから…大丈夫、ありがと言ってくれて…」
俺は苦しそうな顔をするかおりを、見たくなかったから途中で遮ってしまった……するとかおりは…泣きながら……
「私、……怖い…皆私たちの事忘れてるような気がしてて…全て忘れてしまうんじゃないかって、私も忘れて、私が私じゃ無くなるような気がして…」
俺は、泣きまくるかおりに安心させようとした……
「大丈夫…もし忘れてしまっても…思い出させる…俺はその為に写真を撮っていたんだから…」
「でも私臆病な性格だから…忘れてしまったら…皆と仲良くできないかも…独りぼっちになるかも……」
俺は微笑みながら……
「だったら…俺が1人にさせない…俺は絶対忘れないからな……」
「忘れないの…?」
「あぁ!何故かは言えんが…絶対忘れない…神と天使とマミーに誓って!」
かおりが少し笑いながら…
「なにそれ…なんでマミーだけ英語なのよ…」
よかった…少しでも笑ってくれて…そして、俺たちは2人で少し話…お部屋に帰ったのだった…さくら組のお部屋に入る前にかおりが……
「ねぇ、信じてもいいのよね?忘れないって言葉と1人にしないって…」
俺は笑いながら……
「あぁ!信じろ!俺がお前に嘘ついた事あったか?」
「嘘はないけど…無視はあったよね?」
「お前…その記憶力だったら…忘れないんじゃね?まじで…」
俺はさくら組にかおりを返して、帰ってる時に……
「なぁ健人…少し話せるか?」
バラ組の成田金次から話しかけられた……
「も、もしかしてお前も!」
「いや、俺は誕生日まだだよ!」
「じゃあ何だよ、話って…」
「とりあえず、来てくれ」
俺は成田金次について行き……
また2人っきりになる所に行った、
もしかしてお前が俺の事を……
やばい、気持ち悪くなってきた
地面に座った成田金次が…
「よし、お前も座れよって何だよその顔は…」
「いや、ほんと大丈夫…気にしないで…」
「すごい、青ざめてて吐きそうな顔で…気にしないでって言われてもな…大丈夫ならいいけど…」
俺も座り…少しして、金次に話しかけた……
「で?話って?」
「盗み聞きするつもりはなかったんだが…お前とさくら組のかおりが話してるのを聞いてさ……」
「それがどうしたんだよ…」
金次が照れくさそうに……
「お前さ…大丈夫かなって…」
「え、」
「いや…お前も辛いはずなのに…みんなの為に写真撮ったり…かおりを慰めたりさ…大丈夫かなって」
金次…こいつもこいつなりに、俺のこと心配してくれてたんだな、顔は少しブスだけど…すげぇ良い奴だな…ブスだけど…そう思ってた俺の顔を見て金次が……
「なんかすげぇ、クソみたいなこと思われてる気がするんだけど?」
俺は少し笑顔を見せながら…
「大丈夫だよ!俺は無敵だからな!」
俺の顔を見て…安心した顔をした金次が……
「そっか…わかった、それだけ聞きたかった!よし帰るか!」
「おう!…ありがとな」
「…おう!」
次回へ続く!
最後まで見て頂き本当にありがとうございます!
先生に怒られたあと…俺たちはお遊戯会までに思い出を作ることになった…そして2ヶ月の時が経った頃…かおりに呼ばれ2人っきりで話をした…そしてかおりはその日が誕生日で、忘れたくないと泣くかおりを慰め…その後金次とも2人っきりで話をして、健人を心配する金次に大丈夫だと告げた健人だったが、本当に大丈夫なのか…今後健人たちはどうなってしまうのか
次回『お遊戯会』お楽しみに!シリアス多いから最後に少し微笑まを追加しました!
そしてX始めましたれ !https://x.com/kuzukami__sor?s=11 これです!もしよろしければ!
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