同棲ってマジすか?
中学校を卒業して、1ヶ月が経った頃。
1人の少女が、魔人数体から追われて、
薄暗い森へと、逃げ込んだ時だった。
少女は、ボロボロになった状態で、
座り込み、目の前に魔人達が立った。
「死にたくない……お願い。」
『ブュアァァ!!』
「誰か……助けて。」
魔人が、少女に向かって攻撃をしようとした時、
その場にいた魔人達が、一瞬で木っ端微塵になり。
少女は涙を流しながら、目の前に立ってる、
フードを被った、健人に問いかけた。
「あなたは……魔人狩りの?」
「あぁ……魔人狩りをしている者だ、すまなかった少し遅れてしまった。」
「よかった……助けがきて。」
少女は力尽きて、その場で倒れ込み、
俺はその子を、抱きかかえて病院へ連れて行った。
♢♢♢♢♢
俺は少女を、病院へ連れて行った後、
カムイが居る森に、瞬足で向かった。
そして森へと到着すると、椅子に座っている、
『カムイ』『アビス』『クニオス』が居て。
3人の所へ行き、呆れながら話しかけた。
「お前ら……なに優雅に椅子に座ってるんだよ!!緊急アラート、鳴ってただろ?」
「鳴ってたのは知ってるけど、健人くんが倒しに行くかなって思って、我慢した!!」
「そうだぞ……決して俺達が、面倒くさくて行かなかった訳ではない!」
「ってか便利だよね、この『腕輪型の装置』どこで魔人から襲われてるか、すぐに分かるし。」
このバカ3人組、絶対サボってたな、
まぁ別に、いいけどさ……
ムクロとの戦闘の後、劇的に魔人の数は減ったし、
襲われる被害も、1人で抑えられてるから。
俺はそう思いながら、椅子に座り、
疲れ果てて、休憩した時。
カムイが俺を見つめ、微笑みながら口を開いた。
「それで……?健人くんは、いつもの3人組とはどうなのよ!」
「いつもの3人組って……金次達のことか!どうもこうも、最近は忙しくて会えてないな。」
「そっか、会った方がいいと思うなぁ……僕はね!須之王が、いつ来るか分からないし」
「いつ来てもいいように、守ってやらないといけないって思うんだ!!」
確かにな……魔人が減ったって事は、
須之王が、何かしら動いているって事だよな。
あいつらまで……失うのは嫌だし。
「わかった!魔人狩りが終わったら、あいつらの所に行こうと思うよ。」
「いやいや……行くとかじゃなくて、いっその事同棲しちゃいなよ!!」
「あ、そっか!同棲って手があったのかって、何言ってんの!?!?」
「まだ、中学校卒業したばっかりだぞ!?いきなり同棲って……早すぎるだろ!!」
「そうだよね……早すぎるよね、大人が着いてないと危ないから、僕たちも住むよ!!」
「あ、それなら安心……ってなるかボケ!!」
「健人くん……一緒に住んどいた方がいいと思うよ、じゃなきゃすぐに守れないし。」
「それは俺も同感だな!須之王は、すぐそこまで来ていると思う、俺たちが居れば」
「健人の親友や、彼女2人を守れるって思う!お前が魔人狩りに行っててもな!!」
「そうね……あの須之王の事だし、あたし達が居ない隙を狙って、殺しに来ると思う!」
そうだよな……つべこべ言ってる暇なんて、
ある訳ないよな、今は緊急事態だし。
あいつらを、絶対に守らないと。
「わかった……一緒に住もう!!」
「了解した!家は決めてあるから、明日その家に行って住む準備しよっか!!」
「いや行動早すぎでしょ……絶対決めてたよね?ってかお前、ななことかおりに手出すなよ?」
「それは……どうかな?」
「絶対……神の嘆きで殺すわ!」
こうして、健人と愉快な仲間たちが、
一緒に、同棲する事になったのだった。
♢♢♢♢♢
そして翌日のお昼、俺の部屋の中にて。
『ななこ』『かおり』『金次』『シャドウ』の、
俺含めて、4人と1匹で座りながら話していた時。
俺は昨日話の事を、険しい顔して説明していた。
「って事が昨日ありまして……皆さんどうですか?住むってなれば、家から出る事になるし。」
「「賛成します!!!」」
「え……?賛成するの!?家出るんだよ、家族とも全然会えなくなると思うし。」
「あたしは、健人と一緒に居れればそれだけで十分だよ!!」
「私もななこと、同じ意見でーす!最近健人と会えなかったし、寂しかったから!」
「2人とも〜」
「俺も賛成派だな、健人が寂しそうだから仕方なく住んでやるよ!仕方なくね!!」
「金次……お前はツンデレなのか、デレデレなのかキャラをはっきりさせろよ。」
「ワン……ワンワンッ!!(我もお供しますぞ!)」
「シャドウ……お前はなんて言ってるか、全然分からねぇから日本語で頼む。」
「まぁ……いいや、とりあえずありがとなみんな!家の情報を、カムイから貰ったし」
「そこに行ってみるか!!」
「「うん!!」」
そう話した後、カムイから教えてもらった、
家の住所へと、4人と1匹で向かったのだった。
♢♢♢♢♢
そして教えてもらった、住所へと着いた時。
俺たちの前にあった家は、大きい家だったが、
外見がボロボロで、幽霊が出てきそうな家だった。
その家を見つめ、目を見開きながら、
俺たちは話した。
「健人……私たちが住む家って、ここであってるのよね?」
「うん……住所が一致してるから、ここだと思うけど。」
「すごい……魔女の幽霊とか出そうで、ワクワクするお家だね。」
「今からでも……入れる保険ってあるのかな?」
「と、とりあえず……入るか!」
俺たちはそう言って、家の中へと入ったのだった。
次回へ続く!!
皆さん!!遅れてしまいすまない!体調激悪で、少し休んでいた、今も悪いが投稿するぜ!!
今回から第4章の『黄泉の国編』に突入しました!!
これから、健人の大冒険が始まります!!
もしよろしければ、『ブックマーク』『評価』の程、
よろしくお願いします!!それじゃまたね!




