覚醒した強さってマジすか?
「やろうぜ……本気の殺し合い!!!!」
俺は瞳孔を開きながら、そう叫んだのだった。
「本気で行くぞ……冴島健人!!」
ムクロはそう言いながら、
俺へと猛スピードで向かい、攻撃をしてきた。
ムクロの攻撃は、目にも止まらぬ速さで、
繰り出してきて、俺は攻撃を受けながらと。
自然治癒をして、負けじと攻撃を繰り出した。
「「うおおおおぉぉぉぉ!!!!」」
俺とムクロの低い唸り声が、無人島全体に、
響き渡る中、激しい戦闘を繰り広げていた。
「お前ら……こいつを殺せ!!!」
ムクロはそう言って、魔人の死者を呼び出し、
魔人達は、俺に攻撃をしてきた。
俺は魔人達に、刺されたり噛まれたりしても、
無視して、ムクロに攻撃を食らわせていた。
ムクロは焦った様子で、少し後退りしながら。
「何故……1歩も引かないんだ、これほどの攻撃を受けているというのに!!」
「言ったはずだぞ……俺の力は、体力が増えれば増えるほど力が増すってな!!」
「お前との戦闘中でも……体力は増え続けているんだよ!だから、お前は一生俺に勝てない!!」
俺はそう言い放ち、攻撃のスピードを早めて、
ムクロが、太刀打ち出来ない程の速さで。
攻撃を、繰り出したのだった。
『バゴッ!!!』
ムクロは力尽き、俺に殴り飛ばされて、
地面へと、激しく叩きつけられた。
俺は呼吸を荒くして、冷徹な瞳で、
血を出して倒れてる、ムクロに近づき話した。
「はぁ……はぁ、これで俺の勝ちだなムクロ。」
「……ブフォッ!まだ負けてはいない、負けるはずがない!俺は須之王様に力を貰ったんだ」
「俺がたとえ死んでも……お前だけは、今ここで殺す!!そうだろ……『崇徳』!!」
「お前、何言って……」
俺が話そうとした時、天候が大雨になり、
ムクロの背後に、黒くて円になってる煙の中から。
髪がボサボサで、爪が伸びきってて、
目が血走ってる男が、出てきた。
俺はその男を見ながら、少し後退りして言った。
「この男……魔人ではない!!魔人とは別の、力を持っている。」
「この男はな『崇徳』鬼でもあり、神でもある夜叉俺の能力で、呼び起こしたんだよ。」
この崇徳ってやつ、カムイよりも強い気を、
持ってやがる!!勝てるのか……?俺に。
そう思っていると、崇徳が俺に向かって歩き、
何も無い空間から、刀を出した後。
光の速さで、俺に襲いかかってきた。
『ビュシャッ!!!』
俺は避ける事が出来ずに、切り刻まれて、
なんの抵抗も出来ずに、何度も切られた。
「うわぁぁぁ……!!!」
俺は切り刻まれながらも、必死に自然治癒で、
何度も治して、攻撃されてを繰り返していた。
何も見えねぇ……自然治癒に集中しても、
攻撃が速すぎて、治癒が間に合わない!!
このままだと、殺されてしまう……
俺がそう思い、死を覚悟した時、
脳内で、誰かに話しかけられた。
『健人!!聞こえるか?』
その声は……大月ネロ様!?
なんで、俺の脳内でその声聞こえるんだ?
『今は、そんな事はどうでもいい!!健人の場所に神の嘆きを落とすから、それで戦ってくれ!!』
神の嘆きって……あの最強の剣か!!
でも、強すぎて使えないんじゃ?
『大丈夫……今の健人だったら、使いこなせると思うから!それで、崇徳を倒せ!!』
了解した……任せてくれよ!!
そう脳内で話した後、空から勢いよく、
青光りに輝く、神の嘆きが降ってきた。
俺は攻撃を受けながら、降ってきた神の嘆きを、
片手で掴み、崇徳に振りかざした。
『パキンッ!!!』
崇徳の刀と、俺の神の嘆きがぶつかり、
神の嘆きの勢いで、崇徳が後ろへと飛ばされた。
崇徳は体勢を整えて、驚愕しながら言った。
「その武器は……何?」
「やっと喋ってくれたな……崇徳!!この剣は神の嘆き!!神から作ってもらった武器だよ!」
「やはり……神の匂いがした!!」
「嬉しそうだな……戦ってみるか?崇徳!」
「うん……戦う!我、すごく楽しみ!!!」
俺と崇徳はそう喋ったあと、猛スピードで、
お互いに向かって走り、剣を振りかざした。
崇徳の刀と、俺の神の嘆きの剣が、
何度もぶつかり、六眼では見えない速さで。
死闘を、繰り広げていたのだった。
やっぱり……神の嘆きは、振れば振るほど、
俺の力が、すげぇ消耗するな!!
だけど……ここで油断したら死ぬ、
今のままでも、体力が消耗もして死ぬ。
ここで、決めるしかないな!!
俺はそう思って、振る速度を上げた時、
崇徳は何も出来なくなり、俺に一撃を食らった。
崇徳の隙が出来た瞬間、俺は勢いよく、
何度も、切りつけたのだった。
崇徳はその場で、地面に倒れ込み、
俺はその瞬間、剣を止め切るのをやめた。
崇徳は、空を見つめながら、
優しい瞳をしながら、消えていったのだった。
その一部始終を、倒れながら見ていた、
ムクロが涙を流して、口を開いた。
「冴島健人……お前の勝ちだ!俺の負けだ、好きに殺してくれ!」
俺はムクロに近づき、剣を突きつけ、
鋭い目つきで、ムクロに聞いた。
「お前は……死んでもいいのか?須之王に、慕っているのに抵抗しないのか?」
「あぁ……もう慕うのは辞めたからな、分かってたんだよ!須之王様は、俺に死んで欲しいって!」
「でも心のどこかで、俺の事を大切に思って助けてくれると信じていた……そんな事ないのに。」
「死んで欲しいって……お前程の、強さがあればそんな事思わないだろ?」
「いや……須之王様は俺たちが死んで、俺たち四天王や他の強い魔人に、あげた力を取り戻して」
「現世に行きたいんだよ、その力を取り戻すための最後の一人が、俺なんだ!!」
「えぇ……すげぇ理不尽!あげたのに、また取り返すのかよ、だったらあげなきゃ良かったのに!!」
「はは……それは言えてるな!多分、遊んでたんだと思う!俺たちで。」
「さっき言った、もう慕ってないって言葉は本当なのか?」
「あぁ……大切に思ってないってちゃんと認識してからは、もう慕ってないよ。」
「あとは……罪滅ぼしの為に、冴島健人!お前がおれを殺してくれ!!頼む。」
俺はその言葉を聞き、ムクロの目を見ながら、
ニヤリと口角を上げて、答えた。
「わかった……お前は殺さない!!」
「お前何言ってんだよ、俺の事を殺して今まで殺した人達の仇を……」
「知らん、そんなことは!!罪滅ぼしがしたいんだろ?だったら、生きて償え!!」
「それとお前が死んだら、須之王が力取り戻すんだろ?それだったら、尚更生きろよ!!」
「生きて……俺たちと戦おうぜ!いつかは、須之王が来てしまう!その前に、協力してくれ頼む!!」
ムクロは少し黙り、俺を見つめながら、
優しい笑みで言った。
「わかった……協力するよ、協力して罪滅ぼしをさせてもらう!!ありがとな冴島健……」
『ブシャンッ!!』
そう話していた時、ムクロの頭が吹き飛び、
ムクロの体が、塵になっていったのだった。
俺はムクロの血が、顔についたまま、
目を見開きながら、呟いた。
「なんだよこれ……なんでムクロが死んだんだ?」
「健人くん……お疲れ様、強くなったね!!」
後ろから、カムイがやって来て、
俺の真横に立ち、そう言ってきた。
「カムイ……お前が殺ったのか?」
「いや違うね!ムクロは殺したのは、恐らく須之王の仕業だよ!!」
「もしムクロが、健人くんに鞍替えった時のために呪いを、かけておいたんでしょ!!」
「じゃあ……須之王は」
「うん、現世に来れる力を取り戻しただろうね、まぁでも!まだ来ないと思うよ!!」
「俺どうすれば、須之王が来たら……」
『バタッ!!』
俺は焦った様子で、そう言いながら、
力尽きて、そのまま気を失ってしまった。
カムイは、俺を抱きかかえて、
俺の顔を見ながら、微笑みながら言った。
「大丈夫だよ……君は1人じゃないから!!覚醒おめでとう、健人くん!!」
「今日はおやすみなさい!!」
次回へ続く!!
次回予告です!!
ムクロとの戦いで、覚醒しまくった健人!!ムクロをボコったと思っていたら、『崇徳』という夜叉の死者を登場させたムクロ。
崇徳との戦いで、押されていた健人だったが、大月ネロのおかげで『神の嘆き』をゲットした健人は、崇徳をボコボコにしたのだった。
そして最後にムクロとの話で、須之王を慕ってないと言ったムクロを、一緒に戦おうと言った健人!!ですが、ムクロが協力すると言った瞬間、呪いで死んでしまったムクロ。
今後動き出す須之王に、健人はどうやって行くのか!
次回、第135話『海辺でのキス』お楽しみに!!
えぇ皆さん!!『評価』『ブックマーク』お願いします!!ついにね須之王が動き出すかもってか、次回キスって何!?お楽しみにね!!




