いつもの4人ってマジすか?
空港の、専用飛行機の待機場所にて、
金次が寂しそうな表情で、女性の執事に話した。
「明日の昼、健人たちが帰るから、それまでに飛行機を京都に、到着させておいてくれ!」
「いいんでしょうか?黙って、1人でお帰りになっても……?」
女性執事は、不安そうな表情で聞くと、
金次は、横にあった椅子に座り。
切ない笑みを浮かべて、女性執事に答えた。
「仕方ないだろ……俺直接別れ言うの、できない人間だからさ!!」
「分かりました……健人様達には、旅館にいる執事達に、伝えるように言っておきます!それでは、出発時間まで、ゆっくりとお休み下さい!!」
そう言って、女性執事は、
金次に頭を下げて、行ったのだった。
金次は、1人で椅子に座りながら、
神妙な面持ちで、メモを書いていた。
『本当にごめん。健人、ななこ、かおり!
俺は、みんなに直接別れを言うのは辛いから、
このメモに書いて、別れを言う。
みんなとは、保育園からの知り合いで、
その時は、抗争とか言って喧嘩してたけど。
こんなに、仲良くなるとは思わなかった。
俺はこれから、海外へ行こうと思ってる、
日本に居たら、みんなと会いたくなって。
会えなくなるのが、辛くて苦しいから、
海外に行って、新しい人生を歩もうと思う。
黙って、行ってしまうのは、
本当にごめんなさい、金次より。」
『ポタッ』
金次は、震えながら手紙を書き終えると、
手で目を覆いながら、歯を食いしばり。
涙を流していた時だった。
『パンッ!!』
金次は、後ろから頭を叩かれて、
驚愕した表情で、後ろを振り向くと。
「なに、馬鹿みたいな面してんだよ!!」
そう言いながら、健人が立っていたのだった。
金次は、俺に対して、
困惑した表情で、聞いてきた。
「なんで……お前が、ここにいるんだよ?旅館は?ななことかおりは?」
俺は、金次が座ってる席の、
前の椅子に座り、呆れた表情で答えた。
「お前な……俺、身体能力持ちだぜ?大五感の力で、お前の匂い嗅いですぐ来れるわ!!」
金次は俺の顔を見て、ドン引きした顔して言った。
「流石に……気持ち悪いよ、お前俺以外にそんな事するなよな?」
「まぁ……しないように努力するよ!!あと、俺とななことかおり、付き合ったぞ!!」
俺は嬉しそうな笑みで、そう伝えると、
金次は、満面の笑みを浮かべ話した。
「良かった〜お前の事だから、言葉詰まったり号泣したりしてないかなって……そうか、本当に良かったよ!言葉詰まらないで!!!」
俺は、目を泳がせながら、
引きつった笑みを浮かべて、言った。
「はは……!!俺が言葉詰まるわけねぇだろ元35歳だぞ?舐めるなよ!!ははは……はぁ。」
こいつ……ずっと見ていた、訳ではないよな?
俺は言葉詰まって、大号泣したからな。
こいつにバレたら、絶対煽られるから、
言うのは……やめとくか!!
そう思っていた時、金次が寂しそうな笑みで、
俺の顔を見ながら、口を開いた。
「ごめんな……健人!俺、仕事に集中するために、海外に行こうと思ってる!だから、みんなとはここで別れることにする!!」
そう話す金次に、俺は真剣な表情で聞いた。
「その……仕事って何するんだ?バカな、お前にもできるのか?」
金次は楽しげな表情で、説明した。
「バカってな……半分当たってるけど、その仕事は魔人の発生源が、最近増えてきてて」
「魔人による被害も増えてきてるから、魔人から襲われてるって、知らせる装置を作った!!それで、その情報を、近くの警察や自衛隊に教えるってこと!!」
「俺がその装置の、リーダーになって部下たちを支えるって訳!だから、バカには無理だな!!」
その言葉を聞き、俺は目を輝かせながら、
立ち上がり、金次に話した。
「じゃあさ!それ、俺にも手伝わせてくれよ!!俺に、その情報を教えてくれたら行くから!」
金次が不安そうな表情で、下を俯きながら答えた。
「いや、ダメだ……お前は高校があるし、それに仲間の魔人達も、まだ本調子じゃないんだろ?」
俺は真顔で、金次を見つめながら言った。
「俺、高校行かないけど?みんなが居るかな、行くけど……お前居ないんだったら、行かない。」
「え……?学歴とか、就職とかに響くだろ!!高校は行った方がいいだろ!!」
金次が、焦った表情でそう言うと、
俺は呆れた表情をして、頭をかき。
金次の顔に近づいて、話した。
「お前な……?俺みたいな、バカが高校行けるわけねぇだろ!それに、仕事に困ったらお前に雇ってもらうし!!」
「でも……健人に、迷惑かけるのは……」
金次は思い詰め顔して、話そうとした時、
横から、ななことかおりがやってきて。
不敵な笑みを浮かべながら、話しかけてきた。
「じゃあ、あたしも行かなーい!健人や金次が、居なかったらつまんないし!ね?かおり!」
「まぁ私たちも、職に困ったら金次に雇ってもらうし!」
俺は、二人の顔を見たあと、
泣きそうな表情を浮かべる、金次に。
優しい笑みを浮かべて、話した。
「わかっただろ?俺達も、お前が居ないとダメなんだよ!その事業に関わらなくても、会えなくなるのは嫌だしな!!」
金次は机に肘を置き、両手で顔を抑えながら、
涙を流して、俺達に震えた声で答えた。
「ありがと……あと、ごめんなさい迷惑かけてしまって。」
俺たち3人は、泣いている金次を見ながら、
微笑んだ表情を、浮かべていたのだった。
ななことかおりが、金次の肩を掴み、
意地悪な笑みを浮かべ、金次に言った。
「安心しろよ!こんなに泣いたのは、今日で2人目だからな!そうだよね?健人くん!!」
「そうそう……言葉も詰まらせて、大号泣したのにそれを聞かれても、『俺が言葉詰まるわけねぇだろ』言ってた人居たよね、健人くん……?」
俺は、ドン引きした表情で聞いた。
「お前ら、どこまで知ってるんだよ……?」
「「一部始終見てたよ?健人♡」」
2人は煽り顔で、俺を見ながら答えたのだった。
楽しく話す、4人の姿を見た、
女性執事が、嬉しそうな笑みで言った。
「金次様……良かったですね!いいご友人を、お持ちになられて!!」
次回へ続く!!
次回の予告だよん!!エピソードタイトル変えました!!ごめんね?
金次は空港で、みんなに別れを言わずに海外に行こうとしていた時、身体能力の力で大五感の嗅覚で金次の匂いを嗅ぎ、空港へ到着した健人。
その後健人は金次の事業を聞いて、自分もやると言い出して、高校に行く事を辞めたのだった。
それに続きななことかおりも、2人が居ないなら行かないと言い出して、4人の友情に大号泣する金次なのであった。
これからの、4人の友情はどうなっていくのか!!
次回、第128話『健人の戦闘服』お楽しみに!!
大波乱の京都旅行でしたが、皆さん面白かったでしょうか?4人の友情がめっちゃいいと思ってくださった人達!そして、そうでも無かった人達!!
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次回は……?なんと戦闘服を用意された?みたいな?
お楽しみにね!!ばいばーい!




