アビスとクニオスのピンチってマジすか?
俺は、目にクマが出来て、
一睡も出来ずに、朝を迎えたのだった。
テントの入口が開き、
外から、金次が満面な笑みで話しかけてきた。
「はーい、みなさーん!!朝ですよ、起きてくださーい!朝食の準備が、出来ましたよ!」
大きい声で話す金次に、
ななこが、不機嫌な顔で起きて。
静かに、キレたのだった。
「うるせぇよ……まじで、殺すぞ?」
「はーい、ななこさん!元ヤンが出てきてますよ!!かおりさんも、早く起きて!」
金次は、楽しげな笑みをして言った。
そしてかおりは、眠そうな顔で話した。
「うーん……眠い、もうちょっとだけ寝させて!今夢で、健人といい感じだから……」
それを聞いた金次が、
俺の顔を見て、不安そうな顔で聞いてきた。
「健人……どうした?その顔、目がガンギマってるけど、ちゃんと寝れたか?」
ちゃんと寝れたか……?
寝れるわけ、ねぇだろ!!
ななことかおりの、間に挟まれて、
こいつら、すげぇ寝相悪いし。
それに……寝言で、変な事言われたし。
♢♢♢
夜のテントにて……
ななこが、俺の方を向き寝言で。
「健人……いつか、結婚しような……へへへ」
嬉しそうな笑みで、言ってて。
かおりも、俺の耳元に顔をやり。
「ねぇ……健人〜早く、お嫁にもらってよ……」
そう言いながら、小声で寝言を話していた。
俺は、頬を赤らめて、
震えながら、呟いたのだった。
「やばい……全然寝れない」
♢♢♢
そんな事があったのに、
寝れるわけないだろ!このクズ成金が!!
そう思いながら、
起き上がり、朝食を食べに行ったのだった。
「ひゃ〜〜〜ん」
シャドウはあくびをして、
少し目を開けて、しっぽを振りながら思った。
(楽しそうだな……ご主人様たち……)
こうして……俺たちの、
恋のハネムーン旅が、終わったのだった。
♢♢♢
そして、一面草の大地の場所で、
アビスが、血を流しながら立っていた。
アビスは、息を切らして、
驚愕した表情で、話したのだった。
「あんた達……どんだけ、強くなってるのよ……昔は、そんなに強くなかったなのに……」
そう話す、アビスの前には。
四天王の3人が、立っていたのだった。
ドクロは、真剣な眼差しで言った。
「懐かしいな……アビス、お前に鍛えてもらっていた、あの頃の俺ではない!!」
ガロウは、楽しそうな笑みで聞いた。
「ねぇねぇ……次は、どこを切って欲しい?選ばせてあげるよ!ガロウちゃん、いい子だから!」
そして、ムクロは、
ガロウに、冷徹な顔で話した。
「やめろ……ガロウ、この女は遊ばずに殺す!!須之王様を、裏切った罰として……即刻処刑する」
その話を聞いた、
アビスは、焦った表情で思った。
なんで……こんな事に、
健人に、生きるチャンスもらったのに。
ここで、死にたくない!!
そう思っていた時だった。
「ドシャーーーンッ!!!」
空から、何かが落ちてきて、
衝撃で、地面が割れ土煙が上がったていて。
その煙の中から、喋りながら出てきた。
「久しぶりだな……お前ら、元気そうで安心したよ!!地獄のクソ共がよ。」
そう言いながら、
クニオスが、笑みを浮かべていた。
アビスは、少し安心した表情を見せたが、
すぐに切りかえて、真剣な表情で言った。
「クニオス!!そいつら……昔とは、全然違うから!あの頃より、さらに強くなってる!!」
クニオスは、不敵な笑みを浮かべて話した。
「分かってるよ……3人とも、強くなりすぎてるな!!特に、ムクロ!お前がな!!」
ムクロは、鋭い目つきで答えた。
「久しぶりですね……クニオスさん、いやクニオス!!お前も、今ここで処す!」
クニオスは、ムクロの気迫に、
ドン引きした顔で、口を開いた。
「まじで……勝てる気がしないけど、やるだけやってみるか!行くぞ、アビス!!援護しろ。」
その言葉を聞いた、
アビスは、瞳孔開きながら言った。
「了解……クニオス!!!」
こうして、
クニオスとアビス対四天王の。
戦闘が、始まったのだった。
♢♢♢
そしてそこから、数時間が経過した頃。
天使と、もう1人の天使ネルが、
戦闘してると、聞きつけ見に行った時だった。
天使は、ネルにだるそうな顔で言った。
「ねーえ……ネルだけで、いいじゃん!!なんで我までついて行くんだよ!!」
ネルは、天使に呆れた顔で答えた。
「あのね……本当はシーナの担当でしょ?私は、レックス星の担当なんだからね!」
天使は、不貞腐れた顔で話した。
「だって……我、戦闘できないもん!ネルいたら安心だし、我怖いもん!!」
ネルは、天使に優しい笑みで言った。
「そうだね……シーナは、私がいないとダメだもんねーー?」
天使は、ほっぺを膨らまして答えた。
「別に。そんなんじゃねぇし……って、なにあれ?!なんで、あんな事に……」
天使とネルは、クニオスとアビスの場所に、
到着した時、驚愕してしまったのだった。
その場所は、一面草の大地から、
黒く、焦げた大地へと変わっていた。
天使が驚いていると、
ネルが、焦った顔で指をさして、話したのだった。
「あ、あれ!!クニオスさんと、アビスさんじゃない?」
そう言われて、
天使は、指をさしてる所を見た時。
絶望した顔で、その場に近寄ったのだった。
「アビス!!クニオス!!大丈夫か?!」
必死に呼びかけながら、走って行くと。
アビスと、クニオスは顔も分からないぐらい、
血だらけで、その場に倒れ込んでいたのだった。
アビスは、焦った表情でネルに言った。
「ネル!お願い……アビスを運んで、我はクニオスを運ぶから!!」
ネルは、真剣な眼差しで天使を見て、答えた。
「了解!任せて!!」
こうして、天使とネルは、
クニオスとアビスを、運んで。
天界に、帰還するのであった。
次回へ続く!!!
【作者からの報告&次回予告!!】
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
健人がななことかおりの甘い寝言攻撃で、一睡もできずにハネムーンを終えたのだが、地獄の裏切り者であるアビスとクニオスには、残る四天王3人の処刑宣告が下された!
駆けつけたクニオスとともに全力で抵抗したアビスでしたが、四天王の力はあまりにも規格外……
血だらけで倒れた2人を、現世に駆けつけた天使とネルが間一髪で天界へと救出するものの、事態は最悪の局面に!
果たして、健人はこれからどうなるのか!?
次回、第112話『健人の揺らぐ気持ち』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
「ななことかおりの寝言、可愛すぎる」「四天王3人強すぎる!!」と思った方は、ぜひページ下部から【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして、作者のモチベを爆アゲしてください!




