人質ってマジすか?
次の日、チューリップ組での昨日の事についての話し合いで…
「それで……どうします?」
「うーん…ボスの座から引き下ろすか〜……」
「てか、桜庭かおりってそんなやつだったんですね、もっと怖いイメージ持ってたんですけど…」
チューリップ組の全員が…悩んでる時、ななこさんがニヤリと笑った……
「あたしに、いい考えがある」
「いい考え?」
いい考えってなんだろ…怖い…でも赤ちゃんだからそんなやばいことはしないはず……
「その考えとは……題してさくら組のボス桜庭かおり拉致計画!」
は?!無理無理!何言ってんのこの人?
「でもそれは……」
「さすがに……」
そうだよな皆…やりすぎだよな!!
「いい考えすぎますよ〜姉貴!」
ん?
「さすがですよ、姉貴!これで万事解決ですね!」
そうだった……こいつら全員「バカ」だった!!!
「で、でも…拉致した後どうするんですか?さすがに拉致だけって…なんの解決も…」
「ん?それはな………」
え?それはな、で止まってるけど…考えてなかった事は無いよな…
「まぁ、その…それはだな……あとはどうにかなる!あたしには分かるんだよ……」
あたしには分かるんだよ……じゃねぇよ!!皆この人なんも考えてないよ!!
「姉貴……流石です!!!」
「これぞ、女の中の女!かっこいいです!」
こいつら…ななこさんへの信頼度高すぎだろ!
「ま、まぁな…お前ら!大舟に乗ったつもりでいてくれ!」
いや、泥舟だろ!どう考えても!一瞬で沈むわ!
「で…でも」
不安そうな健人の手を掴み、ななこさんが……
「健人!!仲間を信じろ!あたし達はこれまで、過酷な困難でも立ち向かっただろ?」
「怖いのは分かる、俺達だって怖い……でもな皆が居るから立ち上がれる、みんなが居るから立ち向かえる!それが仲間だろ!」
「み、みんな……」
イヤ、ソレハ……ムリナンジャナイカナ…ナカマデモ、ゲンドッテモノガアルヨネ……
まぁでも、これ最高の思い出になるよな……よし
「分かりました!やりましょう!!」
「よし来た!」
「じゃあ作戦会議だ!!」
先生たち
「凄い盛り上がってるけど、何話してるのかな?」
「さぁ……?」
(※大人には「赤ちゃん語」しか聞こえてません)
さくら組の近くの隅で……
「って事で…そんな事になったから、よろしくかおり!」
「いやいや無理でしょ!なにどうにかなるって、バカなんじゃない?」
「だよね〜」
「いや、だよね〜じゃねぇんだよ!失敗したらどうなるのよ〜」
泣きそうになるかおりに、健人は少し笑みをこぼしながら…
「大丈夫!なんとかするよ!」
「わ、わかった!信じる!自信あるんだもんね!」
「いや、ないが」
「まじで死ね!」
まぁ何とかなるだろ……ってか絶対何とかする。
次回へ続く!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
ななこの作戦で、不安そうだった健人だったが、いい思い出になると思い決心をついたのだったが、そのせいでめちゃくちゃ不安なかおり、どうなっていくのだろうか……
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