第六感ってマジすか?
「いいねぇ……その顔、その気迫!楽しめそうだよ!!こっからが、殺し合いのスタートだ!!」
その言葉を聞き、
俺は、一瞬でガゼの背後に周り。
『バキッ!!』
蹴りを入れたのだったが、
母さんの、クローンが前に立ち。
その蹴りを、受けたのだった。
母さんのクローンは、
赤い液体を、顔から流しながら。
悲しい目で、話したのだった。
「健人……なんで、そんな事するの……?」
俺は、そう言った母さんを見て、
その場から、動けなくなってしまった。
そんな俺を見て、
ガゼは、にやりと口角を上げて言った。
「あーあ、可哀想に……実の、息子から殺されるなんてな!!」
『ブォンッッ!!!』
そう言ったガゼに、
俺は、強烈な拳を振りかざしたが。
ギリギリで、避けられ、
ガゼが、不気味な笑みで話した。
「あっぶねぇ!!いい拳だ!だが……そんなんじゃ、俺には勝てない!!もし、俺を殺したかったらな……こいつら、殺してからにしろよ!!」
リビングの窓や、玄関から、
無数の人間が、やってきたのだった。
俺は、やってきた人間の顔を見て、
絶望した表情で、思った。
クソが……なんで、お前らなんだよ。
かおり、金次、ななこ、父さん!!
戦いたくねぇ……殴れても。
殺せねぇよ……
俺は、みんなのクローンを見て、
絶望に、陥ってた時だった。
ガゼが、呆れた表情で言った。
「あーあ、つまんねぇな!クローンだって言うのに、お前らの戦い見たかったけど、もういいやみんな!殺していいよ、そのガキ」
そう言うと、
みんなのクローンが、一斉に飛びかかってきた。
俺は、冷徹な目で呟いた。
「俺は……殺さない!」
そう呟き、クローンが攻撃するのを、
目を閉じながら、全部避けていったのだった。
『フュッ!フュフュッ!!ビュンッ!!!』
俺は、クローンの背後に行き。
『トンッ!』
首筋を、軽く叩き、
クローン全員を、気絶させたのだった。
『バタッ!バタバタッ!!』
一瞬で、全員を気絶させて、
虚ろな目をして、ガゼに話した。
「で?どうするの?まだ、やる?」
「これで……終わったと思ってんのか?俺は、能力の他に力だって、強い!!お前なんかすぐ殺せる!!」
ガゼは、焦った表情でそう言ったのだった。
俺は、鋭い目つきで答えた。
「わかった、死ぬまでだったもんな!殺し合いって、お前が言ったもんな!!」
そう言い放ち、
俺は、光の速さでガゼの目の前に行き。
『バババババンッ!!ドゴッ!!バゴッ!!!ドーンッ!!』
猛スピードで、ガゼに拳を何発も入れたのだった。
「……ぁあ、うわぁぁぁ!!」
ガゼは、抵抗する暇もなく、
その場に、倒れ込んだのだった。
ガゼは、倒れ込みながら、
血を吐き、涙を流し話した。
「……ゲホッ!!俺が……こんな奴に、四天王の俺が!!こんなガキに……やられたのか?」
俺は、生気がない表情で答えた。
「お前は、俺の大切な人達を侮辱した。お前は、俺の大事な母さんを汚した、死んで償え。」
『バシュッッ!!』
俺はそう言い放ち、
ガゼの頭に、拳を突き刺した。
俺は、塵になるガゼを見ながら。
『ベチャッ!ベチャッ!』
俺は、横腹から血を大量に流し、
虚ろな表情で、思った。
やばいな……この血の量、
だんだん意識が、遠くなっていく気がする。
『ドサッ!!』
そう思いながら、倒れ込み、
意識を、失ったのだった。
♢♢♢
そして俺は、誰もいない白い空間にいた。
水の中に……潜ってるみたいだな、
どこなんだろ……ここ。
天界……ではないよな、
ガゼってやつ、倒せたかな……?
そう無表情で、考えてた時。
どこからか、誰かの声が聞こえた。
「健人……健人!!起きて!」
「どうしたんだ?!健人!!」
誰の声だろ……この声って、
父さんと母さんの、声だ。
起きなきゃ……心配している。
起きて……早く起きて、
早く、起きれよ!!健人!!
そう焦りながら思うと。
『バサーンッ!!』
水から、上がったような感覚がして、
目を、ゆっくり開けると。
♢♢♢
家で、目を覚ましたのだった。
母さんと父さんが、焦った表情で、
涙を流してるのを、見た俺は。
薄い笑みをして、話しかけたのだった。
「おはよ……母さん、父さん!」
その言葉を聞いた、
母さんと父さんは、安心した表情で。
「「よかった〜!!!」」
そう同時に、答えたのだった。
母さんは、涙を流しながら言った。
「健人……本当に、死んだかと思ったわよ!!服も血だらけだし!」
父さんも、泣きながら話した。
「本当だよ!!救急車呼ぶ寸前だったよ、警察もね!こんなに……家めちゃくちゃだし!!」
俺は、家を見渡して、
困惑した表情で、思った。
なんで、家このままなんだ……?
天使が来たら、家も直してくれるのに。
横腹の怪我が、治ってるから来てるはずなのに。
俺は、そう思いながら固まっていたのだった。
♢♢♢
そして、天界にて。
アルマ様が、モニターで俺の様子を見て、
不敵な笑みを浮かべた顔で、言った。
「人間の体って……不思議だね!!本当にあったんだ、第五感の上『第六感』が!」
次回へ続く!!
【作者からの報告&次回予告!!】
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
仲間たちのクローンを使ったガゼの攻撃を、圧倒的な力でねじ伏せた健人!
大切な家族や仲間を侮辱された怒りのままに四天王ガゼを倒すが、自身も大量出血により意識を失ってしまう。
両親の声によって現世で目を覚ました健人だったが、なぜか傷だけが治り、家は破壊されたまま。
その様子を天界から見つめるアルマ様が口にした『第六感』今後健人は、どうなっていくのだろうか!!
次回、第107話『恋のハネムーン?!』
お楽しみに!!
『作者からのお願い!!』
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