ふっかつのじゅもんを唱えたのは誰だ
はっぴぃ にゅう にゃあ
3ヶ月とかぶりですね。自分でも今まで何書いてたわかってなかったです。
ここで全部食べてもいいのだけど、家でも食べたいということで俺は綺麗に封をしてしまっておいた。不機嫌そうに自分のペースでモグモグと食べていく先輩に目を向けた。まだ少し時間がかかるかな。ずっと見てたらもっと不機嫌になると思ったから、俺は天を仰ぐ。
青い空に浮かぶ雲の名前…なんだったっけな…中学の時に勉強したはずだったけどもう思い出せないな。
「ねぇ…おーい…」
呼ぶ声が聞こえて、慌てて俺は先輩の方を見る。
「どうしました?」
「つぎ…どこ行くの?」
食べ終わったらしい。いつの間に。
「次は先輩が好きそうなとこ連れて行ってあげますよ」
新鮮味がないかもしれないけど、新しい世界が見つかるはずだ。俺は先輩をつれてつぎの場所へと向かった。
道に放り出された本たちは、不統一なジャンルである。古びた古本屋。よく来るわけではなく、最近発見したものだ。
「本屋さん…?」
「古本屋さんですね。中古の本屋さんです」
「?」
良さがわからないらしい。教えてあげようか。古本屋の素晴らしさとやらを。
天井についている扇風機から生暖かい風が送られてくる。うん。こういう貧乏くさいのいいね。
「学校の図書館にもない本とか、一杯あるでしょう?」
〇〇式勉強のやる気の出し方〜とか、セレブが通う学校の図書館にありもしないタイトルが散乱している。先輩も目を輝かせてそこらを眺め回している。
「ふふっ…けど、学校の検閲にかかってないですから…どんな本があっても知りませんけどね」
届いてないみたいだな。まあいいや。俺も俺で新たしい畑を耕すか。
超セレブ校の真実!!〜うん。聞いたことない苗字だし、頑張って入った外部生が路頭に迷ったみたいだな。南無。
いや…あんなものもあったけど、普通に面白そうなのもいっぱいあるな。でも、いっぱい買って帰ったらバッグの見た目でわかるよなぁ。
「…あっ!」
いろいろな本を胸に抱えた先輩が向かってくる。怖い怖い。
「いいのありましたか?」
「…よろしく」
会話になってる気がしないなぁ。俺お財布じゃないよ。まあ、払うんだけどね。
「すいません。これらをお願いします」
「かしこまりました」
細身だが長身の若そうな男性。大学生がバイトしてるのかな。
「えっと…これらですね…」
困惑した店員さんは聞いてくる。ん?どうしたと思って俺は本に目をやる。…何語ですかこれ。ロシアとハングルと…英語じゃないやつとかで書かれた本たち。
「…はい。いくらですか?」
「全部で6000円です」
気まずい雰囲気だなぁ。というか意外と高い。俺のもあるけど全部で10冊。中古なのにね。
「レシートです。ありがとうございました」
別に悪いことじゃないのに…先輩を否定されたみたいで気分が悪いな。
「先輩…」
「…ん?」
「何買ったんですか?」
ちょっと言いにくかったけど、先輩の理解者になってあげたい。わがままだけど。
「…有名な思想家の本。日本でいう三島由紀夫みたいな人たち」
「…」
いや、その顔で言われたら怖いんですけど。
「ひいた?」
「いえ。三島由紀夫読んだことありますし。司馬遼太郎好きそうだったからてっきり戦争を舞台にしたものかと思ってて意外でした」
「そう…」
なんか嬉しそうで俺も嬉しいよ。
忘れてたので今までを見返したんですけど、全部短くて面白くないですね。読んでくれた人に失礼ですけど。
これからはもっと面白くなるように頑張ります。




