君も知らない魔法が今私を包み込んでいく。
「。」なかったら、同じ名前のがあるとかで出来ませんでした。
閲覧伸ばしたいなぁ…頻度が大事なのはわかってるんですけどね(笑)
鏡を見てきたが、何も付いてなかった。動いてるときにでも落ちたのかな。まあいいや。
「さて、先輩。次はどこへ行きましょう?」
「…エスコート…」
「じゃあ、先輩に興味ないとことかでもいいんですか?」
「…ダイスケ君は…そんなことしないって、知ってる」
信頼されてもな。いざとなったら裏切らせてもらうし。
「そうですか。僕、危ないですよ?」
「…自分でそう言う人。危なくない」
一本取られたな。ありゃ。
「そうですね。では、行きましょうか」
そう言って俺たちは、全く見合わない店内から立ち去った。
「先輩って、すらっとしててかっこいいですよね」
「…なんなのいきなり?」
「いえ、なんでもないですけど」
さて、種まき完了。
「らっしゃいあせー」
入店と同時に、低く太い声が響き渡った。前もこんなだったな。俺は平気だったが、後ろの先輩は小さくなっていた。
「襲われません。大丈夫です」
「…こんな、ちっちゃな、四角い箱に連れてきて?」
俺が次に向かったところは。コンビニエンスストア。俗称コンビニ。日本では、幾つかの大手メーカーがここの界隈を牛耳っているらしい。今まで知らなかったけど、実はそいつらとも会ってたかもしれない。
「一気に信頼が下がりましたね」
「…」
あらま。
「自分で信頼するなって言ってたし、別になんとも思いませんよ。それよりです。ここはコンビニと云われる、便利屋です。まあ、便利屋と言ってもペットを探したり、庭木の手入れなんかをするところじゃありませんけど」
「…どういうこと?」
「ここの便利なところは、24時間営業という点にあります。それでいて、品数も豊富です」
まあ、これも全て姉様のおかげ。全て昔に教わったものだからな。
「へぇ…」
「といことで、レッツショッピングです」
買い物かごを取り、動かない先輩の肩を取り、食品陳列棚に行った。
「先輩…どうでしょう?お気に召すものはありますか?」
一つ一つの商品を手にとっては、睨めっこして元に戻す。膝を曲げて低い姿勢の先輩に質問した。
「…おすすめは?」
「あそこの菓子類ですかね。あと、後ろの飲み物とか、スイーツとかです」
ここの菓子は質素な感じがするけど、それがいい。先輩にわかるかな。男のロマンが。
「…いこ」
裾を引っ張る姿は、上から見てるからですかね。よう…なんでもないです。
「お会計2657円となります」
ゴツいおっさんじゃなくて、さっき入った若々しいお姉さん。高校生ぐらいで、歳も近いんだろうなあ。
「お釣り結構です。お仕事頑張ってくださいね」
俺が働いて得た金ではないけど、受け取ってほしいな。
「こんなに…せめてお札は…」
「チップみたいなもんです。受け取るのもマナーですよ」
そう言い残し、また袖をガッチリ掴む先輩と店を後にした。
「…ニヤニヤしてた」
「してませんよ。さっき姉様が好きって言いましたよね?」
「…ニヤニヤしてた」
「独り占めしていいですよね」
「私も食べる」
決まったと思ったけど…まさかな。まあ、綺麗だったけども。
「まあ、ここでは邪魔になりますし、少し移動しましょうか」
あと、そろそろ袖引っ張るのやめてもらえないかなぁ…肩が下がっていたい。
最寄の公園には、若夫婦とその子供が楽しそうに遊んでいる。俺が軽く挨拶をすると、そのあとに先輩が続け、若夫婦も返した。そして今は、その子供が操られているところだ。
「ゆーくん。こんにちはね」
肩を押さえて、礼をさせる。残念ながら普通がわからない。
「今日もいい天気ですね」
「そうですね。空気も美味しくて、気持ちいいです」
少しばかり世間話をしようとしたが、お嬢様はご立腹のようだ。モールス信号なのか、刻みながらに引っ張る。
「はは。彼女さんが怒ってるみたいだよ。楽しんできなよ」
爽やかにそう言ったあと、先輩の顔は赤く染まっていた。こういう男って憧れるわ。ちょっと髪切ったとかならわかるけど、大きく全体が見れないからな。頑張らないと。
「付き合ってないですよ。では、失礼しますね。良い週末を」
俺は若夫婦と別れた。って言っても、ベンチの方へ移動しただけだから、ここからでもよく見えるし、会話も可能だろう。
「先輩…そんなに食べたかったんですか」
まだ昼前だっていうのに。弁当も少なかったし、少食だと思ってたけど、間食を挟むからなのかな。
「…」
「取りませんって。はい。先輩の分です」
お勧めした乳酸菌飲料と、あとはプリンとかのスイーツ系。結局菓子類は買わなかったな。ちなみに俺は、チップスポテトと飴。
「…自分で選んだんですから。ちゃんと食べてくださいね」
俺の金で買ったんだし。
「…おいしい」
「そうなんですか?」
「…うん。意外」
「一口いただいていいですよね」
「…ダメ」
先輩のスプーンに顔を向けると、プリンは先輩の体の後ろにまわった。そんなに抹茶ラテ?が悔しかったのか。
「僕のもあげます」
「…ダメ」
欲張りめ…次行くときのために覚えておかないと。『濃厚ソースの焼きプリン』ですね。覚えました。
ここまでありがとうございました。次回もまた見てくれると、すっごい喜びますよ。




