表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
整備士物語 ― 銀河の運命は、映えるロボのいいね数に託された ―  作者: じょん-ドゥ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/69

第33話:『狂気と夢の提携』

ゼンジの暴走は止まらない。彼はアリスを連れ、

大手芸能事務所へ乗り込み、とんでもない提案をした。


「毎日アイドルのライブを開け。会場使用料はタダでいい」


破格の条件に、事務所の担当者は目を剥いた。


「ただし条件がある。ここは二万人収容のホールだが、

同時に我が社の射出設備だ。ライブ中であっても、

敵が出れば強制的に『発進』が行われる」


ゼンジは不敵な笑みを浮かべ、設計図を広げた。


「客席の真ん中に、巨大なリボルバーが聳え立つ。

壇上でユイが変身し、客席を突っ切ってコアが突入。

そのまま換装して天井をぶち抜いて飛んでいく。

これ以上に映える演出が、この世にあるか?」


「危険すぎる!」担当者が絶句する中、ゼンジは続けた。


「だからゲンが、世界一安全な誘導レールを敷く。

使用料はタダだが、チケットの売上から数割をもらう。

……さて、お宅は、何割出せる?」


アリスは「そんな無茶な……」と震えていたが、

担当者の目は、かつてない興奮に燃え始めていた。


「……二万人の真ん中で、本物の英雄が飛び立つ。

全利益の四割を、そちらに差し上げましょう」


「交渉成立だ」ゼンジが握手を交わした瞬間、

アリスは椅子から滑り落ちた。

俺は「客席貫通レール」の安全対策を再計算し始める。

人気と実戦、アイドルの夢を飲み込んだ基地が動き出す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ