【番外編】
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
佐久平とのリモート会議を終えた俺は、そのまま次のオンラインミーティングルームへと入室した。
画面が切り替わり、温和な顔立ちをした恰幅の良い男性がモニターに映し出される。
「やぁ、岡谷くん。おはよう」
「おはようございます、上松社長」
親会社であるSRクリエイティブのトップ、上松社長が画面越しに人の良さそうな笑みを浮かべた。
「堅苦しいなぁ。上松でいいのに」
「いえ。それだと、佐久平と混同してしまうので」
俺が真顔で即答すると、社長は「あはは」と愉快そうに笑った。
というのも、副編集長である佐久平が最近結婚した相手というのは、目の前にいる上松社長の息子なのだ。
「今更だけど、うちの会社も、なんか家族経営みたいになってるね」
「確かに……」
俺は思わず苦笑を漏らした。
社長の言う通りだ。俺の五人の妻の一人である開田るしあと、上松社長の奥さんは親戚関係にあたる。
つまり、社長、編集長の俺、そして副編集長の佐久平までもが、気づけば全員親戚同士という奇妙な構図が出来上がっていたのだ。
「いやはや、世間は狭いね。……っと、そうだ。奥さんたちのご懐妊、本当におめでとう」
「ありがとうございます。お気遣いいただき恐縮です」
社長は目尻を下げ、我が事のように温かい言葉をかけてくれた。
「君も佐久平も、いつでも休んでいいからね。トップ二人が抜けた穴は、ちゃんと現場が回るように私の方で補填の手配をしてあるから」
「っ……! 何から何まで、本当にありがとうございます」
俺は画面越しに深く頭を下げた。
現場の負担をすでに先読みし、完璧なフォロー体制まで整えてくれている手腕。
その圧倒的なマネジメント力に触れ、俺は心の中で深く感嘆する。
(さすが社長……。とんでもなく仕事ができる人だ)
俺は頼れるトップの存在に密かに胸を撫で下ろし、コーヒーを一口飲んでから、本題の業務打ち合わせへと入るのだった。
【おしらせ】
※3/1(日)
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『【当て馬】妻はもう辞めます 〜自分を殺して尽くしてきた天才錬金術師ですが、前世を思い出したら夫への愛がスッと冷めたので、隣国で気ままに店を開きます〜』
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