【番外編】
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
三人の妻たちを見送った後、俺は自分の部屋へと向かった。
デスクの椅子に腰を下ろし、慣れた手つきでパソコンを起動する。俺は現在、ライトノベルレーベルである『SR文庫』の編集長を務めており、今日は自宅からのリモートワークだった。
チャットツールを立ち上げると、すぐに副編集長から通話の着信が入った。
俺はヘッドセットを装着し、応答ボタンを押す。
「おはよう佐久平」
『今は上松だよーん』
画面の向こうから、軽い調子の声が返ってくる。彼女は最近結婚して名字が変わったばかりだ。
「……言いにくいな」
『じゃあ佐久平でいいや』
「そうか、助かる」
俺が素直に頷くと、佐久平は呆れたようなため息を吐いた。
『まったく。奥さんたちが大変な時期なんだから、素直に休めばいいのに』
「そうもいかん。俺も編集長になったばかりだからな」
前の編集長はすでに引退し、俺がこの地位を任されることになった。
恩人であるあの人が一から建てた『SR文庫』というレーベルを、俺の代で潰すわけにはいかないのだ。
『別に育休とっていいと思うけどねー』
「現場の指揮はお前に任せる。しばらくはリモート中心になって、迷惑をかけるな」
『いえいえ。ま、多分あたしも近いうちにリモートになりそうだけどねー』
「は?」
佐久平の唐突な発言に、俺は思わず間の抜けた声を漏らした。
「お前……まさか、妊娠したのか?」
『ご名答!』
画面越しの佐久平が、嬉しそうに笑う。
「そうか……。おめでとう」
『ありがとう。でも、トップの二人が同時に現場から居なくなると、さすがに編集部がまずいからね』
佐久平は苦笑しながら肩をすくめた。
『まあ、あたしの場合はまだまだ先だから。そっちのほうが、出産先でしょ? かわいこちゃん二名は』
「そうだな……」
現在、俺の妻のうち二人が身籠っている。出産が近づけば、ますます家を空けられなくなるだろう。
仕事と家庭、両立の壁は高い。
「なんとかなる……いや、なんとかしよう」
『そうね。頼もしい編集長殿に、しっかりついていくわ』
俺たちは画面越しに笑い合い、多忙を極めるであろう未来に向けて、静かに気合を入れ直すのだった。
【おしらせ】
※2/25(水)
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