↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
大事件の予感⁉️

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
224/236

今回は特別です

サウナでのひとときを終え、一行はそれぞれ次の行動へ移り始めました。


シオンは「少し街の様子を見てくる」と言い残し、どこかへ姿を消してしまいます。


一方、帰還の肉球を持っていないセイナ(ぬいぐるみ)を気遣ったヒルダは、彼女を大切に抱っこしながら、歩いて『我が家』への道をたどることにしました。


ですが――ただ一人、限界を迎えている人物がいました。


「うぅ……もう耐えられませんわ! 鈴様成分が圧倒的に不足して、全身の血液が枯れ果てそうですの……っ!」


フィオナ王女はウキウキと手元の『帰還の肉球』を取り出し、今すぐ『我が家』へ突撃しようと意気込みます。


しかし、肉球をギュッと握りしめる寸前で、ハッと立ち止まりました。


(……待ちなさいなフィオナ。この『帰還の肉球』は、猫神様か鈴様の『許可』がなければ


隠しダンジョンへ足を踏み入れることすらできない仕組みでしたわ……!)


強行突破が不可能なことを思い出した王女は、肉球を通じて必死に念送りを始めます。


『猫神様! 鈴様! お願いですわ、わたくしに今すぐ我が家への入場許可を下さ いッ!』




一方その頃:我が家(隠しダンジョン)


脳内に直接響き渡るフィオナ王女の切迫した大声に、猫神様は即座に嫌そうな顔をして前脚を横に振りました。


『ふにゃ……却下だ。あやつを入れたらここの平和が乱れるから』


猫神様が即答で拒絶しようとしたその時、ふうのアドバイスで武器選びの相談をしていた鈴が、ちょこんと手を挙げました。


「あのね、猫神様……王女様、今日はサウナのためにすごく頑張ってくれましたし……


魔物さんとの戦いでもみんなを守ってくれましたですぅ。だから……今回だけ特別に許可してあげたいですぅ!」


『むぅ……鈴がそう言うなら仕方ない。今回だけ特別だ』


猫神様がフッと許可を出すと同時に、我が家のリビングの真ん中で空間がポカンと歪みました!


「鈴様ぁぁぁ〜〜〜っ! 許可を下さりありがとうございますわぁぁッ!!」


空間から弾け飛ぶように現れたフィオナ王女は、感動の涙を流しながら


真っ直ぐ鈴へとダイブ! ……しようとした瞬間、察知したカレンが「ガシッ!」と前脚一本で王女の頭をしっかりとキャッチ。


「ぶへっ!? ……あ、安全対策もバッチリですわね、カレン様……!」


いつもの賑やかすぎる王女の登場に、ふうやミィアも大爆笑。こうして『我が家』には、より一層にぎやかな時間が訪れるのでした。


現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 現在の様子 |


| フィオナ王女 | 【特別許可で入場】 | 鈴の優しい配慮で入場許可をゲット。突進するもカレンにガッチリ受け止められる。 |

| 桜井 鈴&猫神様| 【特別神対応】 | 王女の頑張りを認めた鈴の頼みで、猫神様が今回限りの入場許可を発行。 |

| ヒルダ&セイナ | 【徒歩で帰宅中】 | 肉球を持たないセイナを抱っこし、のんびり歩いて『我が家』へ向かう。 |

| シオン | 【別行動】 | サウナ解散後、どこかへ単身姿を消す。 |

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。