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人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
大事件の予感⁉️

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大乱戦の戦場

フィオナ王女と交代するように、必死で前線を支えていたヒルダもついに肩で息を吐き始めました。


「はぁ……はぁ……限界、です……っ」


「ヒルダちゃん、こっちへ!」


ふうの手招きで結界内へ滑り込んだヒルダの元へ、パタパタとセイナが駆け寄ります。


シマエナガの可愛い羽がちょこんと触れた瞬間、パステルグリーンの光が弾け、ヒルダの疲労と魔力が一瞬で全回復しました!


「ふぁぁ……すごい……! 体力が完全に元通りです……!」


「ヒルダはゆっくり休むニャ! ここからはミィアの出番ニャ!」


入れ替わりで結界を飛び出したミィアが素早い身こなしで魔物を次々と倒していきます。


さらに、鈴の隣でウズウズしていたカレンも「クウーン!」と痺れを切らして戦場へ乱入!


フリフリのレースと巨大ピンクリボンをなびかせたカレンが『愛しき一撃』を繰り出すたび、凄まじい衝撃波で魔物の大群がゴミのように吹き飛んでいきました。




一方、現場を見下ろす近くの暗い森の中――。


木の影から様子を窺っていた謎の人物が、忌々しそうに歯噛みしていました。


『くそっ……あれがリボンベアー(カレン)か! 我が召喚獣の大群が、全く相手にならんとは……!


やはりあの巨大熊は、あの少女から引き離して隔離せねば制御できんか』


男は視線を転じ、透明な光を放つ結界の中の鈴を睨みつけます。


『そして……あの結界を張っているのが桜井鈴か。


物理も魔法も寄せ付けんとは、なんとも厄介極まりない能力だ……。チッ、今日のところはこれで引き上げるとしよう』


男が黒いローブを翻して闇の底へ消え去ると同時に、彼が召喚し続けていた魔物の大群も、煙のように跡形もなく消滅しました。




「あ! 魔物さんたちが消えていきますぅ……!」


「ふぅ……なんとか収まったみたいだね!」


シオンが剣を納め、静まり返ったサウナ予定地で全員がホッと胸を撫でおろします。


結界の中から鈴とふうも飛び出し、みんなで無事を喜び合いました。


「みんな、無事で良かったですぅーっ!」


「鈴様の無敵の結界と、セイナちゃんの神ヒーリングのおかげですわ〜! 鈴様ぁぁ〜!」


「ちょっと王女様! 抱きつくのはダメですぅー!」


突進してくるフィオナ王女をカレンが「ガシッ」と受け止め、サウナ予定地にいつもの賑やかな笑い声が戻るのでした。


現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 現在の様子 |


| 桜井 鈴&仲間たち| 【危機回避&歓喜】 | 魔物の消滅を確認し、全員無事で大喜び。王女の突進をカレンがガード。 |

| カレン&ミィア | 【圧倒的撃滅】 | 圧倒的な火力で大群を掃討。撃退に大貢献する。 |

| 謎の人物 | 【撤退&再画策】 | カレンの強さと鈴の結界の厄介さを再確認。対策を練るため今回は姿を消す。 |

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