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人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
大事件の予感⁉️

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世にも珍しい❓ゴーストヒーラー

「くっ……! はぁっ……!」


シオンは剣を振るい、迫り来るオークとウルフを次々と斬り伏せていきます。


しかし、剣を納める隙すら与えられず、新たな魔物が次々と路地裏や木々の影から溢れ出してきました。


周囲を見渡したシオンの顔に、焦りの色が濃くなります。


(おかしい……さっきからもう何十体も倒しているはずだ。なのに……数が減るどころか、むしろ増えていってる気がする……!?)


どんなに倒しても尽きることのない敵の密度に、シオンは再び思考を巡らせました。


ただ遠くから魔物の群れを引き連れてきただけなら、倒せば確実に数は減るはずです。それが増えているということは――。


「……そうか! 操られているだけじゃない……! 何者かがリアルタイムで魔物を『召喚』し続けているんだ!!」


シオンの叫びが響く中、連戦で魔力を使い果たしそうになっていたフィオナ王女の足が、ガクリと膝をつきました。


「はぁ……はぁ……! 申し訳ありません……もう限界ですわ……!」


「王女様、無理しないで! こっちに入ってください!」


ふうの声に促され、フィオナ王女は必死の思いで『絶対不可侵の聖域』の中へと倒れ込むように駆け込みました。


結界に入った瞬間、外の喧騒と圧迫感が嘘のように消え去り、心地よい温もりが王女を包み込みます。


荒い息を吐きながら倒れ込むフィオナ王女。すると――。


「♪」


シマエナガ姿のセイナがパタパタと可憐に宙を舞い、疲れ果てたフィオナ王女の頬にちょこんと小さな羽で触れました。


その瞬間、フィオナ王女の全身が柔らかいパステルグリーンの光に包まれました!


「……えっ……? あら……? 身体が……軽い……!?」


フィオナ王女が目を見開きます。全身の疲労が一瞬で吹き飛び、魔物との戦闘で負っていた擦り傷や擦過傷が、綺麗な肌へと瞬く間に再生していったのです!


「凄いですぅ! セイナちゃん、傷と体力を治しちゃいました!」


「えへへ✨」


実はセイナは、日々『我が家』で溢れ出る鈴の底知れぬ聖なる魔力を全身に浴び続けた結果


――世界に一匹❓

1人❓しか存在しない超激レア存在


『ゴーストヒーラー』へと進化を遂げていたのです!


「まあ……! 体力も魔力も完全に回復いたしましたわ! これならいくらでも戦えますわ〜〜っ!」


完全復活を遂げ、むしろパワーアップしたフィオナ王女はウキウキで再び結界の外へと飛び出していくのでした。


現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 現在の様子 |

| シオン | 【真相到達】 | 減らない魔物の数から「何者かが現場で召喚し続けている」と見抜く。 |

| フィオナ王女| 【完全回復&戦線復帰】 | 結界に避難後、セイナのヒーリングで即座にフル回復して再び戦場へ。 |

セイナ(シマエナガ) | 【覚醒】 | 鈴の魔力を受け続け、珍しい『ゴーストヒーラー』の能力が発現。 |

| 桜井 鈴&ふう | 【避難所・運営中】 | 安全な結界内でセイナの覚醒に目を輝かせつつ、味方をサポート。 |

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