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人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
大事件の予感⁉️

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勘違いされるセイナ

「ふぅ……一時はどうなることかと思いましたけれど、みなさんご無事で良かったですわ!」


フィオナ王女が胸をなで下ろしたその時、アステリアの街の方角から「あっちだ!」「魔物が出たぞーッ!」というけたたましい怒号と足音が近づいてきました。


現れたのは、避難した住民からの報せを受けて駆けつけた大勢の冒険者たちと、アステリアの門番(兵士)たちの大集団!


「な、なんだあの光景は……!?」

「おい見ろ! あのフリフリした巨大な熊の横に何か宙を舞う『鳥のような魔物』がいるぞッ!」


殺気立った冒険者たちの一人が、パタパタと可憐に飛んでいるシマエナガボディのセイナを指差し、武器を構えました。


「あいつが魔物の生き残りか!? 野郎ども、構えろーっ!」


「ち、ちがうですぅ……! セイナちゃんは魔物じゃないですぅ……!」


大勢の冒険者や門番たちが一斉に押し寄せ、鋭い視線と圧迫感が一気に押し寄せてきた瞬間――極度の人見知りを誇る鈴のキャパシティは一瞬で限界を突破!


(ひゃあぁぁぁっ! 知らない人がいっぱい……みんなこっちを見てますぅぅぅ!!)


【人見知りが発動しました:レベルが20アップしました】


ピコーン! という軽快な音とともに、鈴のレベルはついに561へ到達! もはや神の領域すら超えつつある圧倒的なレベルアップですが、当の本人はふうの背中にガクガクと震えながら隠れるのに必死です。


見かねたヒルダが即座に冒険者たちの前に立ち、凛とした声で一括しました。


「みなさん、武器を引いてください! 状況を説明します!」


集まった冒険者と門番たちがざわつくなか、ヒルダは落ち着いた様子で状況を整理して伝えます。


「まず、先ほどまで押し寄せていた魔物の大群は、何者かによって召喚され、さらに操られていたものです。その黒幕の姿までは確認できませんでしたが、魔物自体はすでに全滅・消滅しました」


「な……召喚されて操られていた……!?」


門番たちが顔を見合わせる中、ヒルダはシマエナガセイナを優しく指差しました。


「そして、皆さんが魔物と勘違いされているあちらの可愛らしいお方(?)は、私たちの大切な仲間のセイナさんです! 決して攻撃しないでください!」


首をかしげるシマエナガ姿のセイナと、後ろで

レースを揺らしながら威圧感を放つカレン、そしてふうの後ろで震えるレベル561の鈴を見て、冒険者たちは毒気を抜かれたように顔を見合わせるのでした。


現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 現在の様子 |


| 桜井 鈴 | 【人見知り爆発】 | 知らない大勢の視線に耐えかね人見知り発動。レベル561へ到達し、ふうの陰でブルブル震える。 |

| ヒルダ | 【状況説明&沈静化】 | 駆けつけた冒険者たちに「召喚と操作の事実」「黒幕未確認」「セイナは味方」だと冷静に説明。 |

| 冒険者&門番たち | 【困惑&納得】 | ヒルダの説得とセイナたちの可愛さに毒気を抜かれ、武器を下ろす。 |

| セイナ&カレン | 【のほほん】 | セイナは愛嬌を振りまき、カレンは鈴を守るようにドシッと構える。 |



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