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人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
平和な日々

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アステリアのサウナお試し回

「ふふっ、鈴達は今頃、我が家でモフモフたちと平和に遊んでるよ〜」


ふうは悪びれもせずケロッと言い放ち、ショックで膝をつくフィオナ王女の肩をポンポンと叩きました。


「でもせっかく完成したんだし、鈴にお土産話を持って帰るためにも、私たちが体験第一号になっちゃおうか! ヒルダちゃん!」


「はいっ、ふうさん! 私もアステリア最新のサウナ、とっても楽しみです!」


こうして、失意の王女と興味津々のシオンを伴い、女子四人による試飲ならぬ“試入”体験会がスタートしました。


豪華絢爛な扉をくぐり、最新式の魔導サウナ室へ足を踏み入れるふうとヒルダ。


室内はアステリア最高峰の魔導具で作られた熱源が放つ心地よい熱気と、高級アロマの香りに包まれています。


「ふぁぁ……あったかいです……! 汗がじんわり出てきますね」


「うん、木材の質もいいし、温度の上がり方も均一。王宮直属の職人さんが作っただけあって、一般的なサウナとしては間違いなく超一級品だね!」


汗をしっかりと流した二人は、続いて冷たすぎない絶妙な温度に保たれた水風呂へ。


そして最後は、王都を一望できる豪華な外気浴エリアのサマーベッドでゆったりと身体を預けました。


「ふぅぁ……整う〜……」


心地よい風に吹かれながら、ふうとヒルダは深く息を吐き出します。


「ねえ、ヒルダちゃん。正直な感想はどう?」


「そうですね……あの『我が家(隠しダンジョン)』にあるサウナと比べちゃうと、熱の染み込み方とか水風呂の神聖な水質には流石に届かないですけど……」


「あはは、やっぱり? 次元が違うもんね。


あっちの満足度を100点とするなら、ここは70点ってところかな!」


ふうの評価にヒルダもニコリと同意します。


「でもでも! この世界の一般的な基準からしたら、文句なしの100点満点ですよ! すごく気持ちいいです!」


「うんっ! ふつうに大満足だよね〜! 鈴が来られなかったのは残念だけど、このクオリティなら後で教えてあげたら絶対喜んでくれるよ!」


外気浴エリアの隅で「うぅ……鈴様と一緒に整いたかったですわ……」と未だにシクシク泣いているフィオナ王女と、それを「次は絶対誘おうな!」と


励ますシオンを眺めながら、ふうとヒルダは最高の笑顔でサウナを満喫するのでした。


現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 現在の様子 |


| フィオナ王女&シオン | 【なだめ合い】 | 鈴が来なくて悲しむ王女をシオンが励ましつつ、ふう達の体験を見守る。 |

御坂 風(ふう) | 【大満足&高評価】 | 我が家のサウナ(100点)には及ばないものの、70点(一般的には超高評価)として十分満喫。 |

| ヒルダ | 【ととのい完了】 | 猫神様サウナの凄さを再認識しつつも、アステリア最高峰のサウナでしっかりリフレッシュ。 |

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